でも、ホームドアには莫大な費用がかかってしまうので、設置も思うように進まないんだとか。
これはスマホのGPSで警告を出すようなアプリをつくって解決できないんでしょうか?
GPSの精度が悪ければ、WIFIの中継地点を駅構内に設置するなどして、精度を高めるなどして・・・。
もちろん酔客の転落には使えませんが。
当方はGPSやWIFIに精通している訳ではありませんので、アドバイスをいただけますと嬉しいです。
「どう防ぐ 視覚障害者のホーム転落事故」(くらし☆解説) | くらし☆解説 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス
こちらのサイトを参照すると、現状は、年間80人程度の視覚障碍者がホームで転落し、年間2人程度がホームで転落死しています。
GPSの精度はご懸念の通り、足りないです。
カーナビでは、平行に走っている道路を誤認識する動作がよくあります。
ホームの右端を歩いていると思ったら左端を歩いていたら、ちょっと人をよけようとしただけで転落です。
電車が入線する前と後で電波や音波の反射が変化するので、Wi-Fi等による精度補正には、かなりの調査費用が掛かります。水漏れ注意の看板を立てるだけで地図を書き換えなくてはならないので、実用的とは思えません。
視覚障害者の駅ホームからの転落事故は大昔からあります。
以前は視覚障害者が駅ホームは危険な場所として自覚して敬遠してきましたが、
近年は不景気で彼らの仕事が少なく通勤で利用せざるを得ない事情があるのでしょう
障碍者手当や年金が少なくて就労しなくてはならない、また国策として障害者の自立を促す風潮、
インフラ整備で障碍者でも遠出が比較的楽になってきたこと、
などなどから、視覚障碍者が不用意に?駅ホームを利用するということもあるかも知れません。
何を為すのも自由ですが、その結果は自分で負うのが自由主義社会なのです。
障碍者だろうが健常者だろうが高齢者だろうが、己の行為能力を自覚して行動する責任が求められるのです。
視覚障碍者が転落するのが問題なのは、駅という場所が悪いのか、障碍者という属性が駅を利用することが悪いのか…
まぁ、その中間だと思います。
駅という場所は公共性のある空間で、ある程度利用者の能力に差があることを配慮してその幅に合わせた安全性を確保すべき
まぁ、何が何でも安全でないとならないわけではない。それなら駅に電車を入れなければ安全。
Wi-Fiの中継地点を増やしても精度が改善することはありません
壁までの位置を決める際も見えない状況でスタートすると、壁に当たらずに呼び止められて止まる事は難しくなります。
コストが掛かっても、物理的な壁がある事が一番の安全策となります。