当方、43歳男性です。過去に正社員としての職歴はありますが、現在は派遣社員です。これまでの職歴はIT系が主ですが、ユーザーサポートやヘルプデスクが多く、システムやアプリケーションの開発に従事した経験はあまりありません。IT系職種でのキャリアアップは難しいと考え、資格を取得して他の職種への転職を考えています。
そこで質問なのですが、これから目指す資格として「税理士」「社会保険労務士」「中小企業診断士」のどれを選ぶべきでしょうか。資格取得の難易度はいったん措いて、将来これらの資格を取得して「稼いでいけるかどうか」という観点からの回答をお願いしたく思います。
経理や法務に関わる業務は未経験で、40歳を超えている人間にとって、資格を取得することで転職・独立というのは現実的な選択肢なのかどうか、という点をお聞きしたいです。
また、もし上記以外に、取得すればこの年齢からでもキャリアが開ける資格があれば、お教えください。
■中小企業診断士→この資格だけで稼いでいる人は殆どいません。
■税理士→たぶん、日本の税法が簡単ではないのは、税理士の独占業務を守るためというのが
理由だと思うのです。一定以上経験を積んだ税務署の職員は税理士になれますし。
将来的ににも、なくならない仕事です。
■社労士→正直、微妙な資格だと思います。
http://heikinnenshu.jp/shi/index.html
この本で一番に紹介されるのが社労士。
他の資格と組み合わせたり、特定社労士になると、ちょっと違ってくるかもしれませんが。
でも、結構稼いでいる人もいます。
それは、雇用関係の助成金のコンサルをしている社労士。
成功報酬で結構もらえますからね。
各資格の平均年収はこちら。
これはあくまでも平均で、
優秀な人は、大学在学中に資格をとり、税理士事務所、社労士事務所に就職します。
そんな中で、どれだけ活躍できるのか、そもそも事務所に就職できるのか。
一般的に、40代の中途社員といえば、即戦力です。
自分で事務所を開業するとしても、相当営業しなければ、未経験で資格をとったばかりの方に
依頼する人は少ないでしょう。
取れたとしても、低単価ですね。
43歳でキャリアチェンジを目指すなら、
43歳が「若手」と言われる業界を目指すべきではないでしょうか。
□タクシー運転手
10年頑張って個人タクシーを開業する道も。
□ビルメンテナンス
未経験でも間口は広いようですが、資格を先にとっておくと、なおいいらしいです。
第2種電気工事士(2電工)
危険物取扱責任者乙種4類(乙4)
ボイラー2級技士(2級ボイラー)
第3種冷凍機械責任者(3冷)
どのジャンルもIT化で今後いらない職業になる可能性があるのでオススメしません。
中小企業診断士を取得してITと絡めたコンサル業であれば可能性ありますが、営業力やコミュ力が相当ないと難しいともいます。
士業も結局は営業力やコミュ力が物言う世界です。休日ゴルフ接待など休みを潰しててでも行けますか??