私の目的に適ったデスクトップキャプチャーソフトを紹介してください。
使用用途は、会社のマニュアルの作成です。
1.撮影方法
2.保存形式
3.録画時間
4.編集
5.パソコン環境
と書きますが、質問本文が500文字以内なので、2以下はコメントに書きます。
1.撮影方法
A.通常のマニュアルを作るのであれば、デスクトップキャプチャだけでよいです。
B.ミーティングの時や実演、資料などを見せながら説明するには、デスクトップと共に、WEBカメラでも同時で撮影した動画も作成したいです。
A、B共に条件を兼ね備えたソフトは、10,000円以内であれば5台のPCに入れたいですが、1万円以上であれば1台のPCにだけ入れたいです。
Bに関しては、Snagitのように3,000円程度で、とりあえず録画して、すぐにYoutubeにアップできる機能のものがあれば、5つほど購入したいです。
(現在、SnagitはW10の環境だと不安定なので使用をストップしました。
「画面キャプチャーに実写動画をワイプで入れる」なら、Open Broadcaster Software Studio(OBS Studio)というフリーウェア(無料)をオススメします。
https://obsproject.com/download
macOS機は、最初から画面キャプチャーソフトウェアが付いています。
ご質問の内容から、macOS機ではなく、Windows機であろうと思われます。
ここでは話題をWindows機に話題を限定します。
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(1)画面キャプチャーにはグラフィックボードが必要
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OBS StudioからNVEncというハードウェアエンコード機能(グラフィックボードのGPUを使って動画を圧縮する機能)を使って、H.264というコーデックでリアルタイムにエンコードした動画データを、MP4コンテナ(音声コーデックはAAC or リニアPCM 48kHz 16bit)として書き出したものが、完成品です(MP4ファイル)。
このMP4ファイルを、YouTubeにアップロードするなどして、共有することになるでしょう。
NVEncというハードウェアエンコード機能は、NVIDIA GeForceシリーズ(グラフィックボード)の下位グレード(1万円未満)から始まり、現行機種のほぼすべてに付いていると思います。
逆に言えば、GeForceシリーズなどグラフィックボードが増設できないPCでは、「画面キャプチャー」そのものが困難です。
具体的に言えば、GeForce(NVIDIA) GTX-1050 2GBを積んだグラフィックボード、例えば、「玄人志向 GF-GTX1050-2GB/OC/LP [PCIExp 2GB]」は、ロープロファイルにも対応しており、汎用性があると思います。
ただし、この回答における機種の提示は、あくまでもご提案ですので、機種の選定は自己責任でお願いします。
CPUが非力なのに、CPUでH.264のエンコードをすると(ソフトウェアエンコード)、「PC画面上での操作がカクつく」「キャプチャーされた動画にコマ落ちが生じる」など不具合が出てくると思います。
またギリギリそれが可能であったとしても、画面キャプチャーはCPUに高負荷をかけるので、(特にノートパソコンは)排気音がうるさくなり、PCを操作しながらのキャプチャー動画収録に雑音がたくさん入ります。
グラフィックボードが増設できるデスクトップパソコンをデスク下に置いて、デスク上で解説者が「画面キャプチャーによるチュートリアル動画」を撮影する。
これが現実的なスタイルとなるでしょう。
キャプチャー動画も、実写動画も、フレームレートは60fpsがよいです。
ファイルサイズが大きくなることを懸念するあまり、30fpsで収録すると、パラパラ感のある(ヌルヌル感のない)残念な動画になります。
キャプチャー動画において、視聴者がラクにマウスカーソルを目で追うためには、60fpsであることが理想です。
YouTubeにアップロードできる「動画の尺(duration)」や「動画のファイルサイズ」の上限は、申請をすることによって、変えることが可能です。
「動画の尺」や「動画のファイルサイズの最大値」を確認してから、その範囲内で、できるだけ高いビットレートで動画を収録します。
ビットレートが高いほど、クリアな画質になります。
ビットレートと尺を掛け算すると、ファイルサイズが決まります。
チュートリアル動画は長くても5分までにして(動画の小分け)、高画質であることを最重要課題にすると良い結果を生むと思います。
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(2)実写動画をワイプで入れる|USB接続のウェブカメラで可能
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OBS Studioでは、画面キャプチャー動画の一部に、ワイプで実写動画を挿入することもできます。
ワイプの実写動画が低画質でよければ、USB接続のウェブカメラを使うことで、それは実現できます。
実際の運用上は、カメラにLEDライトを付けるなどして、明るさを確保することがポイントになると思います。
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(3)高画質の実写動画をワイプで入れる|HDMIクリア出力をもつデジカメとキャプチャーボードが必要
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高画質な実写動画をワイプで入れるためには2点必要です。
《1》【HDMIクリア出力をもつデジカメ】例:SONY RX100M5、RX10M2、RX10M3など。
《2》【キャプチャーボード】
フルHD 59.94fpsまでのHDMI入力をハードウェアエンコードすることができる外付けキャプチャーボードとして、次の代表的な2機種があります。
■Elgato Game Capture HD60(フルHD 60pまで録画できます)
■AVerMedia AVT-C875(フルHD 30pまでしか録画できない|落とし穴)
4K 29.97fpsまでのHDMI入力をキャプチャーすることができるキャプチャーボードとして、Blackmagic Design Intensity Pro 4Kがあります。
こちらはタワー型のデスクトップパソコンに取り付ける拡張カードです。
最高で4K 29.97fpsまでキャプチャーできます。
もちろんフルHD 59.94fpsでもキャプチャーでき、それはたいへん高画質です。
このIntensity Pro 4Kが最もオススメです。
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(4)通常音質の音声をPCに入れるためにはUSB接続のマイクがあればいい
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φ3.5mm(ミニプラグ/ミニジャック)のマイクをPCにつなげても、ノイズだらけになります。
マイクならUSB接続のマイクにします。
語りをクリアに録音したいけれども、予算が限られている場合、USB接続のヘッドセットマイク(いわゆるスカイプ用のヘッドセットマイク)が適しています。
安物のヘッドセットマイクは避けて、SENNHEISER(ゼンハイザー)のヘッドセットマイクにしておいたほうがよいです。
音声をリニアPCMで収録する場合は「48kHz 16bit」(WAVファイル)で録音します。
音声は「48kHz 16bit」のままにしておいたほうが高音質が保持されるので、個人的には、そのままにしておくことをオススメします。
音声トラックはWAVのままアップロードしても、YouTubeの側で勝手に再エンコードしてくれます。
iTumesをインストールすると、AACのコーデックもインストールされるので、動画編集ソフト、あるいは、音声編集ソフトがAACに対応していれば、音声をAACで書き出すことができます。
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デスクトップパソコン
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省スペース型のデスクトップパソコンでは、「ロープロファイル対応」のグラフィックボードしか取り付けられません。
電源供給に余裕がないデスクトップパソコンでは、「補助電源なし」の「省電力型の(安い=機能の低い)」グラフィックボードしか取り付けられません。
(省スペース型でない)通常のタワー型デスクトップパソコンで、500W以上の電源が積んであれば、「補助電源あり」のグラフィックボードを取り付けることが可能だと思います。
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OBS Studioの使い方
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OBS Studioについて、詳しくは OBS Studio 使い方 で検索してください。
OBS Studioについて、詳しくは OBS Studio りょんくん で検索してください。
WEBカメラでも同時で撮影した動画、というのがちょっとイメージがつきにくいですが、
デスクトップキャプチャはアマレコなどで可能です。
webカメラでの撮影もフリーソフトがいろいろあります。