そういう事をした者が現れたら、多くの人はその者を批判するだろう
という事は何でしょうか?
実際に事があった後ならば「それは問題だ」と言える事はとても多いのですが
「そういう事」が起きていない内に、「そういう事」の内容を考えてください
という事が、質問の趣旨です。
「そういう事」の条件ですが
・多くの人には既知の問題ではない事
・実行するための様々なハードルは低い事
・特定の者にしか出来ない事ではなく、資源さえあれば大抵の者は実行できる事
違法だったりルール違反だったりする必要は無いです。「一部では既によく行われている事」だったりしても良いです。
※にも関わらず、そういう事をしたと知られたら、多くの人は批判するだろうと言う事
1.「子供の保護を破る」
たとえば、自殺を美化したり身近なものとして描写する少年少女向けの小説や漫画を書き、または少年少女向けに(たとえばスマホの無料ゲームのバナー広告として)既存のそれらを宣伝することは批判をうけるしかるべき理由になるとおもいます。
自殺のかわりに、刺青を実際に入れる(魔法で体表に模様が現れるなどではなく皮膚を針で刺す)、犯罪(殺人)、たばこ、酒、セックス(性的搾取)、未成年(たとえば小学生)の妊娠出産子育て、虐待(いじめ)などでも同じでしょう。
既知かどうかですが、今の世の中では問題があるとあまり認識していない人が増えているとおもいます。
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2.「理解できないようにする」
いわゆるフールペナルティの新たな手段の開発は常に新たに沸き起こる批判のもととなる問題だと思います。
詐欺サイト(フィッシングサイト)や、迷惑メール、VALU投資の高額売り抜けなど。繰り返し発生しています。
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3.「不公平」
保険金詐欺や生活保護の詐取、補助金の詐取について、芸能人・有名人がからんだから、あるいは犯罪を伴ったから、たまたまばれた事件だが、そうでなく日常に身近で隠れてそれが起こっているという証拠が表に出れば、不公平だと思うため批判が起こるでしょう。森友学園事件のようなものなど。
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4.「迷惑条例」「テロ」
たとえばチケット転売は迷惑条例の対象ですが、迷惑条例のない地域で新たにイベントが発生させようとしたとき、主催者が不慣れ・不勉強であったり、知識があってもあえて参加者の善意を前提として警備費用や事前説明を省略した場合は構造的に不満がたまりやすいです。
広島尾道の自転車貸し出しの整備不良、フードフェスティバル「グルメンピック」事件など。
ネット将棋やネット囲碁などの中でのソフト指し(ソフトの指し手をそのまま対局に使うこと)。
既にコンピュータ将棋はプロ棋士の名人を超える強さです。
ソフトを最強の設定にして、ネット将棋に登場させたら、すぐにばれてしまうでしょうから、やや弱めに設定したら発覚は遅くなるでしょう。
少し専門的になってしまいますが、ソフトの「定跡ファイル」を改変するという行為は、何のプログラミングの知識もなく、簡単にできます。すると、発覚するのはより遅れるでしょうが、より大きな非難を浴びるでしょうし、アカウント剥奪になる可能性が高いです。
コンピュータ囲碁は家庭用のパソコンを使った場合では、現在アマチュア7~8段です。これは、男性プロに近いといえる棋力ですが、日本で買える使い物になる囲碁ソフトは数本しかありません。
ソフト指しをした場合、各ソフトの癖によってすぐ発覚する可能性が高いです。
(追記)
将棋も囲碁も対局サーバーで、ソフト指しを禁止しているところと、そうでないところがあります。説明不足失礼しました。