私の会社では1年間の目標を立てる際に、自己研鑽という名目のもと業務に関連する資格の取得を掲げさせられます。
資格取得の目標を達成できないと、評価が下がります。
業務に関連する内容の資格取得なので、給与を払わずに社員の能力を上げることができます。会社からすると非常にお得だと思うのですが、ともすればサービス残業にあたるようなことなのではないかと思っています。
他の会社の友人を見ていても、一般的には、プライベートの時間を使って、英語や資格取得等自己研鑽を行うことが「普通なこと」とされているように感じます。
もやもやするのは、それが自由意志によるものではなく、実態として会社からの評価に響くところです。
私はプライベートでは個人で別の事業をしている為、資格勉強の時間がなかなか取れず苦労しています。
小さなことのようで、とても時間を消費することなので、悩んでいます。
どう思いますか?
強要とありますが、刑法の強要罪に当たるほどでもなく、不利益取り扱いとして結果として強要的になる事と思います。
微妙にも思いますが、この資格を取れ、と指示されているわけではなく、取れば評価が上がる、ないし、取らないと評価が下がるという事なので、厳密には取らなくとも良い訳です。資格を持っている人間の方が評価されるのは、ある意味、当然というか自然というか仕方ないというか、どうしても見える部分で評価されやすいので、現代の日本社会では一般的と思います。これが特に問題になるほどとも思えず・・・
ただし、下がる程度は問題になります。
原則として不利益変更は当人の同意が無ければ違法であり、一般的や、就業規則の評価範囲を逸脱するような事は違法と言えます。
ご自身も副業もっていらっしゃるならそちらで資格をとったあと社内で評価されるよう働きかけたり、転職につなげたり、自分でかってにしていいのでは。
ようは、世間の評価を社内に取り込んでいるだけで当然のように思います。
例えば建設業だと、資格がなければ行えない業務がたくさんある。
だから、現場でスコップで穴掘りしているおっさんがびっくりするほどたくさんの資格を持っていることが多い。
そういう具体的な必要がないのに資格を評価の基準にするのは無駄だけどね。