先日、共に三浦しおんさん原作の映画「舟を編む」「WoodJob!」を見ました。
一方は辞書の編纂、もう一方は林業と分野は違えど、共にひとつの物事に長い年月をかけ真摯に取り組む姿が印象的な映画でした。
中高生の子どもたちに、ぜひ見せたいと思っています。
そこでこの2つの映画のように「職業観、勤労観」が描かれている映画を教えてください。
■以下は除外してください。数が多すぎるので。
・職業軍人・武士・医療系・警察・探偵・プロスポーツ選手・アウトロー
■職業観だけでなく、その仕事ならではの勤労観の描写も必須
■古今東西問いません
よろしくお願い申し上げます。
おっしゃる職業観と勤労観の違いはよくわかりません。
(よい働き手「勤労者」とわるい働き手「たんなる職業人」がでてこないといけないのでしょうか?職業倫理を説明してくれることを意味しているのでしょうか?でもその手の職業倫理って時代とともに移り変わるのでは?たとえば、うなぎの稚魚をたくさんとる漁師は以前はどこから見ても模範的なよい漁師だったはずですが今は社会全体で絶滅を気にかけるべきなのに・・とみられてしまいます。であれば、最新の新聞にしかちゃんとした倫理のある働き方は載っていません。)
映画だと映画監督、芸能人、歌手などを対象とした伝記(内輪話の暴露)の映画も多いとおもいますが対象外でしょうね。
禅宗のお坊さん。
海上保安庁の潜水士。
税務署の査察官(伊丹監督にはほかにも職業映画があります。マルタイの女=身辺警護、ミンボーの女=警察官 両方とも警察なので対象外)
===================
最初、コミックでまちがえていたのでそれも一応リサイクルでかいておきます。(実写ドラマ化されたものはいくつかありますが、映画化されたものはこのなかにはないと思います。)
「学校の先生」と「社長(経営者)」と「料理人」と「漫画家」もまあ、エッセイ的なものから完全に嘘のものまで、多すぎるほどあるとおもいます。
ともあれよさげなのを挙げてみましょう。わたしは年齢が高めなので古い漫画が多くてすみません。
女性勤労者、編集者
体育会系編集者
オフィス北極星 全10巻完結(モーニングKC) [マーケットプレイス コミックセット]
海外で貿易問題にかかわる人(コンサルタント)
スティーブ・ジョブズ コミックセット (KCデラックス Kiss) [マーケットプレイスセット]
創設社長
猟師(続編のssでは漁師?)
夏子の酒 全12巻完結(モーニングデラックス) [マーケットプレイス コミックセット]
造り酒屋(この若年版が「もやしもん」ですが主人公大学生ですので対象外)
モーニングのタイトルが多いです。
釣りバカ日誌を載せていたモーニングは一時期職業漫画の宝庫だったんだとおもいます。
じゃじゃ馬グルーミン・UP! (1-26巻セット 全巻) [コミック] ゆうき まさみ [コミック] ゆうき まさみ [コミック] ゆうき まさみ [コミ...
競馬牧場の牧童(と追加で騎手もわかりますが、こちらはプロスポーツ選手ですので一応対象外)
ギャラリーフェイク 全32巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
キュレーター、(追加で時計職人、画家、鑑定家、修繕職人)
最近はネット初の匿名エッセイの漫画化がよく売れています。
「ニーチェ先生 コンビニにさとり世代の新人が舞い降りた」なんかもコンビニ店員の愚痴エッセイのフィクション漫画化で、生の働き手の声がかんがえさせられつつおもしろいです。
ピクシブコミックなどに多い実録ものはリアルで、今書店にいけばほとんどどこにも「精神病棟の看護婦」のエッセイ漫画もおいてありますが、読むとちょっと悲しく/つらくなる話も多いですね。
嘘をつくのもいけないですが、あまり最初から若人の希望をつぶしてはいけないかもしれません。