<補足>
予想できれば、なるべく、回避し、また、規模がちいさく、水量水圧が少ない箇所を選ぶようにするかなと思っております(もちろん、トンネルなどは、距離を短くする必要があったりすると思いますから、避ければ好いというものではないと思いますが)。
という事情で、質問を作成しました。
破砕帯ですが、地表探査の段階である程度は予想できます。
地震波の解析や音波探査などで、それなりの予測は付きます。
ただし、その規模や質は掘ってみないと分からないことが多いようです。
また、現在でこそ普及した地中探査の技術ですが、当時は闇鍋状態。
山師が採鉱を勘でやっていた時代です。
地震波のコンピュータ解析・・当時のコンピュータってどんなだったか知ってますよね。
テープ記録装置の時代で、フロッピーディスクもなかったはず。
計算尺が生きていた時代だから推して知るべしでしょう。
現在でももちろん避けることのできない地中の障碍はあります。
しかし、使えるエネルギーの量や先端工具などの質と量、機械の質と量が全然違います。
当時の数多くの困難な工事を経て、技術が進歩したのです。
と言っても、硬い地層はダイナマイト使いますし、柔らかければ固めて掘り進む。
その辺りの基本は同じです。
http://www.kepco.co.jp/brand/kuroyon_history/