PCをどれか1台連続稼働させる (ずっと電源を入れた状態にする) コストに問題がないならば、プリンターをPCで共有させる方法もあります。
ただし、この方法の場合、Windows機から共有したプリンターはWindowsでしか印刷できず、Mac機から共有したプリンターはMacでしか印刷できないので、両方のOSのPCを使用している場合はおすすめしません。どっちかしか使用していないならば既存の機器をそのままつかいまわせますので、新規の機器を購入する必要はありません。
また、Windowsの場合、32ビットと64ビットをそろえておくことをおすすめします。(混在しても問題はないが共有用PCでドライバーのインストールを32ビット用と64ビット用の2つをインストールする必要があり若干ではあるが手間がかかるため)
- 共有用PCを1台用意します。前述の理由から、Windowsで印刷する場合はかならずWindowsのPCを、Macで印刷する場合はかならずMacのPCを選択してください。
- 用意した共有用PCにプリンターを接続させて、プリンタードライバーをインストールさせておきます。
- Windowsで32ビットと64ビットを混在させる場合は、この手順では共有用PCで使用しているビット数のドライバーのみをインストールして、共有用PCで使用していないビット数のドライバーはつぎの共有時の手順で「追加ドライバー」を選択してインストールしてください。
- インストールしたプリンターを共有させる設定をします。
- 公式ヘルプがあるためこの回答では説明をはぶきます。Windowsの場合はこちらを、Macの場合はこちらをごらんください。それをみてもわからない場合は、人力検索なのに自分で検索させるようで申し訳ないですが、「ブリンター共有」などのワードで検索してみてください。公式ヘルプよりわかりやすい説明がみられます。
- 必要ならば、PCを自動的にスリープさせない設定にします。(任意)
- この手順は任意ですが、プリンターの電源を切らないでずっと入れっぱなしにしているくらい頻繁に印刷するなら、設定することをおすすめします。
- 逆に、定期的にプリンターの電源を切っている場合は、印刷するときにプリンターの電源ボタンを押したついでにPCの電源ボタンを押せばいいので、そのままの設定でも問題ないでしょう。
- その場合は、Windowsの場合は、PCの電源ボタンの設定が「シャットダウン」以外 (「スリープ」か「ディスプレイの電源を切る」か「何もしない」のどれか) になっていることを確認してください。
これで既存の機器のまま共有設定ができました。
なお、共有用PCで作業をする場合、作業終了後にシャットダウン (システム終了) しないようにご注意ください。スリープは大丈夫ですが、スリープ後は印刷前にPCの電源ボタンを押す必要があります。