昔、接客のバイトをしていた時、横柄な中国人が「日本ではお客様は神様でしょ?」って言ってきたので「中国人は中国人です」と答えたら、相手は中国人差別!と激怒しました。
おそらく、「日本ではお客様は神様だが、中国人は例外的に神扱いされない」と思い怒ったのだと思います。
その時は、バイトだったので気にしませんでしたが窓口対応がある部署に異動になったのでそのことが気になり始めました。私の言ったことは差別ではないですよね。当たり前のことを言っただけですよね。
ことわざを真に受けて自分を神と自称する人は中国人日本人問わずヤバい人だと思います。
はるばる遠い外国から来たから、中国人だからといって
過度に値引きするわけにはいかない(これは日本人であっても誰でも同じことだ)と
言いたかったわけでしょうか?
だとしたら差別する意図はなかったのはわかります。
しかし、言葉が足りな過ぎて結果的には差別的発言になっていますよね?
「日本ではお客様は神様だが、中国人は例外的に神扱いされない」と思い怒った、
とあなたも理解しているわけですから。
現にこのお客さんは「値引きしてくれないこと」自体に怒っているわけでなく、
あなたの失言に対して激怒していますしね。
お客さんの過度な要求に対して、きちっと線引きして毅然と断ることは大事ですが、当時のあなたのやり方は間違っていたと思います。
差別的発言として受け取られた、とわかっているのに
差別ではない、当たり前のことを言っただけ、と自分をかばうのもマズいです。
過去のことについて、ここでこういう質問をするというのは、
自分でも気にかかっていたからですよね?
遠くから来た外国人観光客を怒らせたところで大したことじゃない、
しょせん中国人だしとかいうような、本当に差別的なことを思っているなら、
ここでこんな質問をしないはずですから。
「窓口対応がある部署に異動になったのでそのことが気になり始め」たというのは
良いことだと思います。過去の失言はもう取り返しは付きませんけれど、
これからのお客さんに対しては気を配ることはできますからね。
理不尽な、過度な、不当な、お客さんからこういう類いの要求が来たとき
どう上手く対応するか、窓口の人の腕の見せどころだと思います。
もちろん、無理なときには一人で抱え込まないことも大事ですけれど。
発言は文脈の中でとらえられます。
何の文脈もないところで、ひとりごとで「中国人は中国人です」といったなら、差別ではないけれど、何も内容がない、無意味な発言です。
いかし、相手が、「日本ではお客様は神様でしょ?」と質問しているのだから、本来は「全面的にはい」か「部分的にはい、部分的にいいえ」、「全面的にいいえ」などが求められている回答です。その状況で、「中国人は中国人です」と答えたら、「部分的にはい、部分的に「いいえ」と見なされます。すなわち、「中国人は中国人である、すなわち神ではない」と解釈されます。それが仮に先方の誤解であるにせよ、そのような誤解を誘発する回答になっています。そして、それは「人の内で中国人を差別している」という解釈を誘発しています。
もし、「ことわざを真に受けて自分を神と自称する人は中国人日本人問わずヤバい人」すなわち「全面的にいいえ」なら、「いいえ、お客様は決して神様ではありません」というべきであり、ことさら「中国人」というようにお客様の内の一部をあげつらうべきではありません。
ここは、質問と応答の場ですよ。意見広告をするのはルール違反です。
まあ、利用規約もガイドラインも読んでないんでしょうけどね。