ちなみに、夏場は二階の廊下がとても暑いです。廊下にはエアコンが付いてないので、自分の部屋からトイレに行くのが嫌になるほどです。こちらも対策しようと考えると、屋根裏換気の検討かと思います。
屋根裏が蒸し風呂になる原因は二つあります。
一つは単純に熱が加わるから。
屋根地に断熱してあっても亙の熱の何割かは天井裏に輻射されます。
それだけでは蒸し風呂にまではならないのですが、風通しが悪いと熱が逃げません。
熱平衡の原則からも一カ所に集まった熱は拡散しようとするのですが、換気されていないと逃げ方が遅くなります。
切妻屋根など、二方向以上に換気口が開いていれば自然対流が発生して熱は逃げます。
上部に開口部の無い屋根が多いのですが、これでは熱をため込んでいるようなものです。
ただ、こういう屋根は空調には向きます。
熱が逃げないのですから、特に暖房には有利です。
ただし、夏場は貯まった熱が排出されるまで時間が掛かります。
理想的には天井裏の開口部を操作できれば有利です。
屋根の一部に窓がある家を時々見かけます。