⑵民間企業の研究所やR&D部門で働いた経験がある方に質問です。業種や領域は問いません。
ご自身が上記⑴⑵のどちらに該当するか回答の上、返答ください。
■質問の背景
現在、シーズ技術を商品化・実用化するプロセスでの課題やニーズを調査しています。
質問①
技術を実用化するまでにご自身が所属していた機関ではどのようなプロセスを踏まれていましたか?
例)研究テーマ選定→基礎研究→応用研究→プロトタイプ開発→実証実験→特許出願→生産→プロモーション→販売 など、より具体的であるほど嬉しいです。
質問②
上記①のプロセスで実用化に向けて発生している課題とその理由を、どのプロセスで発生しているかも踏まえて教えてください。
例)不足する技術を保有するパートナー企業探し
質問③
上記②の課題をどのような代替手段で乗り越えていますか?またその課題を解決するためにどんなツールや方法があれば良いと思いますか?
もう四半世紀以上前ですが。
1)大学の研究室
窯業(セラミックス)の研究室で、研究のテーマは
・卒業生の就職した企業との共同研究(センサー系)
・当時はやっていた高温超伝導素子の開発
基礎技術と測定方法の研究が主な担当で、基礎的なことを担当。生産や製品化等は企業側。
2)企業研究所
精密機械&光学機器の会社だったので、基礎物理・応用物理・情報処理学会へ毎回出席してトピックを探す。光源系、光コンピュータ、複雑系の尖端という技術を模索、基礎研究に近いけど、何か製品化できる技術にならないかとアイデアをひねる日々でした。
特許は、アイデア以前の段階で基礎概念だけでも出願しておかないと、出願する余地が無くなります。
実証実験なんて、概念特許を出してから修正すればいいんです。研究結果を世に出すためには、特許で網を張っておかないと。
世に出す前に、社内の予算獲得が一番大変でしたが。