これ昔の私の回答です。
https://q.hatena.ne.jp/1494062693#a1263306
今回の場合、
米 - めーとる(フランス語: mètre)
哩 - まいる(英語: mile)
が、ぎりセーフかな。
オランダ・ポルトガル・スペイン語がNGだとけっこう厳しいですね。
好きなテーマなので、長めに時間をいただければ探します。
ちなみに熟字訓はありですかなしですか。
■2021/05/21/21:30ごろ追記
難読漢字 外来語
http://www.kanjijiten.net/nandoku/foreign.html
外来語当て字一覧表
http://www.hyou.net/a/ateji.htm
外来語に漢字をあてたものはわりと探しやすそうですが、蘭・葡・西語を除く、という作業が面倒くさいです。あと、頁のような一文字のものが単位のほかは意外と見つかりません。
敵性語の記述がちょっと面白かったです。意外と英語のまま使われていた言葉も多かったみたい。
敵性語 - wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E6%80%A7%E8%AA%9E
■2021/05/31/20:30ごろ追記
外来語がそのまま訓読み指定されている漢字で、倶楽部のように現在もたまに見かける機会がありそうかな? というのを集めてみました。難読漢字クイズっぽいです。
なお、単位、動植物名、スポーツ関係は省略しました。(中国語と仏教用語も)
浪漫 ロマン roman
金剛石 ダイアモンド diamond
柘榴石 ガーネット garnet
型録 カタログ catalogue
乾酪 チーズ cheese
天幕 テント tent
輪舞曲 ロンド rondo / 円舞曲 ワルツ waltz / 奏鳴曲 ソナタ sonata (他)
隧道 トンネル tunnel
土瀝青 アスファルト asphalt
混凝土 コンクリート concrete
■2021/06/07/21:25ごろ追記
画布 カンバス canvas
食通・美食家・食道楽 グルメ gourmet
煙管 キセル khsier(カンボジア語)
オランダ語はglasだそうで、そっち経由でしょうが、英語もglassなので準ヒットでもいいかな。ちなみにビードロはポルトガル語なのね。
「カハンとて蓑のことく雨降に…」『覚兼日記』 1585.2.27
「猩々皮のカッハ」『当代記』1608.3.11
「紙羽(カッパ)」槇島照武『合類大節用集VI』1698
「ポルトガルの語には、カッパといふ」新井白石『西洋紀聞(下)』1709
等々があるので、ポルトガル語(のcapa)から入ったと考えられます。そもそも英語のcape自体が後期ラテン語のcappaから来ているので、むしろ英語の方が変化しているわけです。
https://ejje.weblio.jp/content/cape
ちなみにpage>páginaポルトガル語 >bladzijdeオランダ語 >Seiteドイツ語 グーグル翻訳調べ
最近思ったのがこの英語読みが太平洋戦争中適正言語だったわけで言い換え運動の時に何と言い換えられていたのかを追跡中です。最近昭和4年生まれの友人に聞いたのですが、言い換え運動自体は覚えていても、「頁」を何と読み替えたかについては覚えてないそうで。江戸時代の赤本黄表紙本のマスプロ製本文化はあったわけでその時もなんて言っていたのか?「丁」ですかねえ?