今回はこういう方が来ますよと、ちょっとした紹介をもらうのですがその時に上司が外国人の事を外人と呼ぶのがすごく嫌です。ちょっとした言葉を選べない人だなと感じることがあるので外国人と言えないことは何となくわかりますが嫌な気分になります。年を取ると言葉選びが上手に出来なくなるのでしょうか。それとも育ちの問題でしょうか。
その時代、その時代ごとに使う語彙が異なるというだけですね。
上司の方の世代や環境では、ほかの国の人のことを
「外人」と呼ぶのが一般的だったというだけでしょう。
その後、質問者さんが思うように「外人は蔑称だから」という理由で
外国人と呼ぼうという気運があり、質問者はそう教わってきたとしても、
それを知らなければ従来通りの呼び方を使用するし、
本人が蔑称ではないと思っていれば使い続けることもあるでしょう。
ちなみに、質問者は上司の方に指摘しましたか?
異人、毛唐人、南蛮人、など、よその国の人を差す言葉は過去に色々ありますが、
いずれも元は日本人から見て、自分たちとは何か違う得体のしれない人、
というような、おそれを伴った呼称だったと思います。
それがいつの間にか、差別や卑下するような使われ方をするようになり、
言われたほうが不快に思うなどして、別の言葉を使うようになったとも考えられます。
やがては「外国人」という言葉も、生まれた場所で人を差別するという理由で
蔑称だと位置づけられるかもしれません。その可能性は大いにあると思います。
その時、質問者さんは思うかもしれません。
自分は「外国人」が正しいと教わったし、そこには差別も偏見もない、と。
あなたの感覚は異常です。
他人の表現に自分の価値観を押しつけようとしています。
そして、そのことに気付いていない。
そのような態度は間違いなく言葉狩りを指向しています。
また、他人を非難することで優位に立とうとする気持ちが透けて見えます。
他罰主義的でもありますし、ゲーム脳も疑えます。
色んな場所で炎上を煽る人が多いのですが、括弧でくくれば同類項でしょう。