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• みやど2023/02/27 13:18:16

  「名目は夫の単独所有でも実質は夫婦の共有財産だろ」というのは普通は離婚の時に出てくる問題ですからね。相続の際も考えられなくはないですが、ただ相続の際は基礎控除どころか配偶者控除というのがあって1億6000万円控除されるので（ただし基礎控除と違い、申告は必要）、よほどの資産がない限りは相続税の点で実際に問題になることはありません。

  スター

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    6件のコメントを見る

  • minminjp2001 2023/02/27 15:52:22

    そうすると、仮に夫名義の預金土地資産が4億円あったとして、糟糠の本妻が逝去し、資産の「実質持ち分」を1/2づつとすると2億円を実質的に継ぐことになるので配偶者控除1億6千万引いた4千万が課税標準となる（ざっくり）感じですかね。

    スター

  • みやど 2023/02/27 17:35:09

    相続税は世界的には「遺産総額に対して相続税がかかる」という考え方と「各人が相続した分に対して相続税がかかる」という考え方があって、日本はその折衷方式なので計算方法がゴタゴタするんですが、配偶者は法定相続分以内（厳密には相続財産扱いになる範囲が民法と違うという問題はありますが）であれば課税されません。

    スター

  • minminjp2001 2023/03/01 06:29:04

    ＞各人が相続した分に対して相続税がかかる」という考え方があって

    ちょっとそこもわからないのでくわしくよろしく。例えば相続人ブーフーウーの三人のみであるとし、その後の遺産分割協議で如何に分配しようと分配以前の総額で相続税額が決まるんじゃないですか？分割の仕様で相続税総額の多寡に影響することってあるのですか？

    スター

  • みやど 2023/03/01 09:59:51

    （ちょっと【】部分、訂正澄み）

    　

    それは世界的には双方あって、日本でも歴史的な経緯はあるんですが、日本の現行制度としては、「相続税の総額」と称するものを計算する際は実際にどう遺産分割するかとは関係ないのですが、しかしその後に各相続人の相続税額を計算する際には加算や控除があるので、「相続税の総額」は実際の最終結果の合計額とは一般には一致しません、

    　

    例えば、相続人が妻と子1人で遺産総額が1億円で、特別な事情はないとすれば、「相続税の総額」は0にはなりませんが、妻が全額相続することにすれば相続税はかかりません。子も相続すればかかってしまいます。【遺留分は遺言との関係で強行規定ですが、遺産分割協議に対するものではありません】から、合意すればそれで構いません。実際は税理士が子に「お母さんが亡くなったあなたに遺産が入るんだから、今は相続税がかからないようにお母さんに全額相続させましょう」と言って説得することになると思います。もちろん子が拒否すればそれまでですが、子が応じたとして、お母さんが年下で健康な人と再婚すればお母さんに裏切られたと思うことにはなりますけどね。ただし、この場合は申告はしなければいけません。これは形だけでなく実際に妻が全額相続したかどうかを確かめることになるためです。普通は最終的に税金がかからなければ申告自体をしなくてもいいのですが、一部に例外があって、これも例外の1つです。

    スター

  • minminjp2001 2023/03/03 05:56:08

    ＞例えば、相続人が妻と子1人で遺産総額が1億円で、特別な事情はないとすれば、「相続税の総額」は0にはなりませんが

    
    

    ここの所、世間的には「なあなあ」で済まされているというか殆ど理解認知されてないですよね。両親のどちらか片方が死んだ時点で自分が法定相続人の一人だと認知していいない子供（現実には中年男女）は多い。

    
    
    

    ＞ただし、この場合は申告はしなければいけません。

    
    

    「0円申告」ですね。小規模宅地の特例を使用して0円化した時も「0円申告」は必要ですね。

    
    

    今回はためになりました。一番多いであろう事例に関してネットチュートリアル記事は意外と見当たらないものです。

    スター

  • みやど 2023/03/03 09:34:45

    ちょっと上訂正。【ら】を挿入。

    「お母さんが亡くなった【ら】あなたに遺産が入るんだから、今は相続税がかからないようにお母さんに全額相続させましょう」

    スター

kaoato2023/02/28 15:39:26

妻名義の預金は誰のもの？夫の相続で問題になる妻名義の預金の考え方

https://www.oag-tax.co.jp/asset-campus-oag/wifes-name-deposit-89...

この事例の逆なので・・・。

貯金・不動産の原資が、夫の稼ぎからでてるなら、だれの財産と判断されるかですよね。




追記：

(1) 夫婦共有のお金（生活費）の税務上の考え方

夫婦の共有物という考え方があってもやむを得ないと思いますが、その考え方は税務上において一般的ではありません。課税上において手許にあるお金は、ご本人で稼いだものか配偶者から贈与を受けたもののいずれかに該当するものと考えるのが一般的であり、その各々の行為に納税義務（所得税・贈与税）が生じます。

https://mtax-sz.com/%E7%9B%B8%E7%B6%9A%E7%A8%8E%E7%A8%8E%E5%8B%9...

スター

• 

  5件のコメントを見る

• minminjp2001 2023/03/04 17:02:27

  回答ありがとうございます

  上の類型もメジャーではないですよね。どうしてメジャーなケースのチュートリアルコンテンツが少なくマイナーケースのチュートリアルコンテンツの方が多いのかも謎です。一番多いのは専業主婦且つ名義はすべて亭主というケース（サザエさんモデル）でしょう。そして専業主婦側が先に亡くなって「実質的共有財産」の半数持ち分に対して「実質的相続財産」として課税されるのか否か？なんて言う問題はQ＆Aが出て来ないとおかしい。60年代以降生まれの既婚家庭でも名義はすべて夫名義が多いと思うけど。欧米のように預金登記すべて別名義というの夫婦の方が少ないと思いますけどね。

  スター

• kaoato 2023/03/05 23:01:11

  専業主婦側が先に亡くなって「実質的共有財産」の半数持ち分に対して「実質的相続財産」として課税されるのか否か？

  →　されない

  
  

  (1) 夫婦共有のお金（生活費）の税務上の考え方

  夫婦の共有物という考え方があってもやむを得ないと思いますが、その考え方は税務上において一般的ではありません。課税上において手許にあるお金は、ご本人で稼いだものか配偶者から贈与を受けたもののいずれかに該当するものと考えるのが一般的であり、その各々の行為に納税義務（所得税・贈与税）が生じます。

  https://mtax-sz.com/%E7%9B%B8%E7%B6%9A%E7%A8%8E%E7%A8%8E%E5%8B%9...

  スター

• minminjp2001 2023/03/07 07:06:01

  単純に持ち分半分としては課税されないのでしょうけれど、当該税理士先生のチュートリアルページを次の段落に読んでいくと、

  
  

  「(2) 夫婦共有のお金（生活費）の税務上の取扱い

  　　　・妻が専業主婦である場合被相続人（夫）の相続財産として扱われる可能性があります」

  
  

  と、ありますよね。これは配偶者控除1億6000万円を超える比較的資産家レベルの話をしてるのでしょうかね？

  スター

• kaoato 2023/03/07 14:22:09

  税務上の原理原則は「課税上において手許にあるお金は、ご本人で稼いだものか配偶者から贈与を受けたもののいずれかに該当するもの」です。

  原理原則はこれ。

  ■

  ＞単純に持ち分半分としては課税されないのでしょうけれど

  
  

  専業主婦で収入が0で、結婚前からの財産もなく、また、親族からの相続もしてない場合は、

  専業主婦の財産は、ほぼ0円ですよ。

  例外は、夫から生前贈与を受けていた場合です。

  -------------

  ＞「(2) 夫婦共有のお金（生活費）の税務上の取扱い

  ＞・妻が専業主婦である場合被相続人（夫）の相続財産として扱われる可能性があります」

  
  

  >>>>

  妻が専業主婦である場合において生前贈与されたという証拠がない時は、生活費は原則として夫の財産として取り扱われます。また生活費が複数人の収入から構成されている場合にはその一部が被相続人に帰属するものと考えられ、合理的な方法によりその金額を算出します。一般的にその金額は個人の収入金額・勤続期間・生活費等を考慮し算出されます。

  <<

  続きの文章がありますよね。

  スター

• minminjp2001 2023/03/15 05:57:52

  今回よくわかりました。考え方としては、

  ・俗語「共有財産」「内助の功」などというものは離婚時する時になって初めて出てくる概念だということ

  ・「取り易いところから取る」という国税慣習はここでは適用されず、専業主婦はあくまで専業主婦として扱う「会計保守主義の原則」が優先する。

  と、自分なりのまとめができました。

  スター
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質問の情報

登録日時

2023-02-27 10:48:26

終了日時

2023-03-29 10:50:06

回答条件

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この質問のカテゴリ

• ビジネス・経営
• 経済・金融・保険

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