そこで、質問ですが、第1間も【への音】ですから、これも半音上げて演奏でしょうか(第1間のところには、調号記号はありませんけど・・・)。
さらなる質問はこれです。
臨時記号のナチュラルですが、第5線にある音符を【普通の「ヘの音」】をもとに戻す場合、第5線にナチュラル記号を付けるということまではわかります。
第1間にある音符を、【普通の「ヘの音」】にしたいときは、そこの第1間にも、ナチュラル記号を付すことになると理解していますが、なんとなく不安です。どうなのでしょうか。
ト長調ではヘ音は全部シャープがついて嬰ヘになります。
楽譜の最初に書いてあるシャープやフラットはあくまで調を示す記号であって、楽譜上でシャープやフラットになる音をすべて規定する記号ではないです。もしそうだとすると、オクターブの上下全部指定しないといけないということになり、ピアノみたいに音域広い楽器だと楽譜がものすごいことになると思います・・・。
臨時記号のナチュラルは、元の高さに戻したい音に都度つけるものなので、どの高さの嬰ヘであってもヘに戻したい音符につけます。
なお、ナチュラルはつけた音符と同じ高さの音符に対してのみ有効です。
その小節の中でオクターブ上や下の嬰ヘがでてきてナチュラルがついてないのであれば、そのまま嬰ヘです。