ところで、「おー」とか「おう」とか、このことです。
①「O」
②「OO」
③「OH」
の三つが思いつきます。実際には、
①に対して、アタマに、横棒を付けるやりかた(これを④と呼びましょうか)、
①に対して、アタマに、ハットマークを付けるやりかた(これを⑤と呼びましょうか)、
もあるみたいで、都合5つの表記ですね。
訓練式は、⑤になるそうです。ヘボン式は④になるそうです。
しかし、横棒もハットマークも略するという簡略式なのか、
今日の普通の対応かと思います(PC入力で、横棒やハットマークは、難しそうです)。
なお、
「OU」というのもありそうです。とりあえず、⑥としておきます。
さて、②とか③とかは、どこで提案された案なのでしょうか。呼び名など、あるのでしょうか。
ご存じの方いらっしゃれば、お教えいただけると幸いです。
日本語の発音はいろは50音の一つ一つが単位ですが、それを無理に分割して表記しようとすれば矛盾が生じます。
①~③は音が長いか短いかの差で、基本的に表現上以上の意味はありません。
例えば「か」の音をkとAに分割しても日本語ではなくなるだけです。
ローマ字表記は基本的に日本語ではありません。
昔々、日本語の発音に手を焼いた異人さんが擬似的な発音をするために作った似非日本語表記とでも思って欲しい。
個々の表記は日本人が感情表現として使った音をアレンジした発音を写したものだと思って下さい。
少し衒った発音を写したものが固定した表記であり、似非だと考えて見なければ似非に染まってしまいます。
正式なものとして、ローマ字表記を書くことが多くなってきました。
特に、パスポートです。
外務省ホームページにも、パスポート記載の際のローマ字表記方法というものがあり、
制限されています。
クレジットカードの申し込みなどで、ローマ字記載するケースがあり、
パスポートにおける記載と異なると、
海外での支払いのときに、面倒なことになるかもしれません。
まずは、外務省の決めた範囲の中で、クレジットカードでの表記を決めた方が無難です。
外資系企業への就職の際や、外国大学等への留学などの際も、ローマ字表記が必要であり、
パスポートと一致させておくことが無難です。
なお、いまどきは、就職すると、
会社側から、会社所属員としてのメールアドレスが一方的に貸与されますが、
その時のアルファベットが、普段、自分が使っているローマ字と異なると、
社内や社外での遣り取りで誤送信も起きかねず、やはり、神経質にならざるを得ません。
このようなものがありましたので、ご参考までに。。。