大変な災難でしたね。親が子供にそんな言葉を放ったり、凶器を向けることは、あってはならないことです。
「父は精神病ではありませんでした」と書かれていますが、精神科のみを受診して、脳神経外科は受診されなかったのでしょうか。
また、病院を受診されたのは西暦何年ごろの、何県でのことだったでしょうか。(これは『投げかけ』なので、答えて頂く必要はありません)
医療の世界は10年、20年違えば大変な前進がありますから、受診した当時、担当した日本人医師には知見がなく診断不可能だったとしても、アメリカを始めとして英語圏であれば症例研究と論文があり、病名が確立しつつあり、治療のアプローチが模索されているケースが多々あります。
たとえば、今やギャグ漫画の中でも目にする「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」(※wikipedia)は、頑健なはずのベトナム戦争帰還兵のアメリカ人男性たちの多くが一斉に発症したことから1978年以降に症例研究が進み、現在でも抗うつ薬として処方される薬は1988年に登場しました。
上記は、前提と補足です。
以下は、市井の読書家による想像に過ぎませんが、
お父さんは、外傷性もしくはトラウマ性のPTSDを抱えていて、適切な治療に辿り着けなかった(時代によっては、治療法も治療薬も日本に存在しなかった)ために、
良好で円満な人格と情緒を保つのが非常に難しい状態だった可能性が考えられます。
児童期の家庭生活や、軍属生活や、よほど運が悪ければ学校生活や勤務先で虐待を受けて、必要な手当てを受けられず、荒廃した精神状態で生きていかざるを得なかった可能性があります。
もしくは、子供を授かったことが全く意図しない計画外の妊娠であって、
子供を生かすために犠牲にしなければならない夢や生活が本人にとって絶大すぎて、不満や憤懣や呪詛が立場の弱い子供に向いていた可能性もあります。
本当は、育児と家庭生活ではなく、音楽や演劇やスポーツなどの夢に全力で邁進したかったのかも知れません。(そうであるならば厳重に避妊して、計画外の妊娠を阻止するべきですが)
あるいは、勤務先の労働時間・仕事の強度・睡眠時間が過酷で、職場の人間関係が極めて悪いと、人間は良好な人格と情緒をぐんぐん擦り減らします。
慢性的な過労と睡眠不足で、人格と情緒と自制心が底をついた状態で、弱い立場の子供につらく当たっていた可能があります。
現代では転職や労基署への駆け込み、退職代行サービスや弁護士利用が一般的ではありますが、根性論が支配する田舎だと、辞職や転職は物凄く思い切った行動になります。虐待を受けている人にとっては、状況と生活を動かすほうが何十倍も大変です。
以上、考えられる可能性についての想像の列挙、失礼いたしました。
包丁を子供に向けるとは、、今の時代なら捕まってしまう事案ですね。サイコパス的な方だったのかもですね。サイコパスは見た目やIQでは判断できないのですが、考え方は常人の理屈とは異なり常人には理解ができません。お父様の気持ちを知りたいというお気持ちはすごくわかるのですが、常人のあなたはお父様が本当の気持ちを言ってたとしても理解ができず、お父様が何かを隠して嘘や冗談をいってると勘違いし永遠に悩むことになります。。人間同士なら気持ちがわかると思わずに諦めたほうが良いです。