最近の10代の子どもの多くはn高で10代後半の青春を過ごしますがそのことについては
どう思いますか?n高は日本にどのような影響を与えていると思いますか?
2000年~2010年の間の調査で通信制高校の数は倍増しています。
しかし、2020年の調査では高校生の91%が全日制で学んでいて、通信制高校生は6.3%に過ぎません。
ちなみに、高校進学率はその間にごく微増していて、通信制高校がこれまで進学できなかった人たちの受け皿として機能していると考えれば計算が合うと言えます。
現在、通信制高校に通う学生は全国で20万人強、N高とS高合わせて学生数は3万人で、全国の高校生の1%はN高系列で学んでいるということになります。1つの学校としての規模感は大きいですが、高校生全体から見たときに少数であることには変わりなく、設立が多少早かったとしてもさして社会は変わっていなかったかと思います。
「何もなければ全日制に行くのが普通」「通えるなら全日制に行くのが望ましい」という風潮がなくなり、一つの普通の選択肢として通信制を選ぶ学生が増えれば、影響を与えたといえると思いますが、不登校や落ちこぼれ、浮きこぼれ勢の受け皿が増えたぐらいでは社会への影響は限定的かと思います。
本当ですか?