日本では、音階と音名は明確に意識されていて、義務教育では、それを踏まえて、移動ドにより教育されていますが、音楽高校、音楽大学では、移動ドではなく、固定ドを主としてもちいるところもあります。学校によると思います(或いは教授による?)。
欧米では、この点はどうなのでしょう。ドイツは音楽の専門大学がありますし、フランスも音楽教育は盛んだろと思います。英米でスト、ジュリアード音楽院などものすごく有名です。
欧米での、移動ドと固定ドの勢力図、これが第二の疑問です。
わたしは、もっぱら「移動ド」です。
中学三年で、コーラスから始めたので、同じメロディの転調は少ない。
高校一年で、ヴァイオリンを始めると、同じメロディの転調が多い。
そこで、楽譜の音名よりも、脳内メロディの記憶を優先したらしい。
もうひとつの理由は、高校オーケストラで多数の「写譜」経験による。
たぶん、先にピアノを学んだ者は「固定ド」が多いはずだ。
しかし、メロディを音楽的に捉えるには「主音ド」がふさわしい。
さらに鼻歌も「固定ド」では窮屈で、自由な「移動ド」が自然です。
質問文を編集しました。詳細はこちら。
…… ドイツやフランスの義務教育には、音楽の授業がない。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20240403
そうなると、音楽教育は、日本のイメージですと、塾(ピアノ塾とか)のようなところで習うのか、あるいは、地域などの活動があり、そこで習うのかなと推測する次第です。
フランスのパリ高等音楽院(音楽と舞踊の学校)なども、義務教育で音楽がないとなると、義務教育以外で学ぶ必要があるなと思いました。
もっとも、日本の音大であっても、高校の普通科を出て、特に、特別な準備もなく、合格することは、なかなかありえないかなと思います。作曲科や指揮科だとあり得るのかもしれませんが、器楽科だと、体が演奏テクニックを覚えていないとダメかなと思います。