http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/nsystem.htm
Nシステムをご存じですか?
こんな感じでしょうか
以降は裏情報も含まれるので、悪用しないように(苦笑)
http://www.npkai-ngo.com/Nsystem/siryou.html
npkai-ngo.com
npkai-ngo.com
早速、たくさんご紹介いただきありがとうございます。
先ほども書きましたように、情報をここで多くの方に知っていただきたいという意味もあっての質問ですから、URL だけでなく是非コメント、内容の紹介も付けていただければと思います。よろしくお願いいたします。
オムロンの「顔認識」システム。顔の向きが多少違っても認識できるのがウリ。入退室管理などセキュリティ製品もあり。仕事柄興味があって、担当者から話を聞いたことがある。
http://www.zdnet.co.jp/news/0211/28/nj00_neckao.html
競争力向上にITを活用するすべての企業へ - ZDNet Japan
NECの研究者による「顔認識」の技術的解説。興味のある方は一読をお勧めします。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0210/1701.html
NEC: プレスリリース: 2002年10月17日-1
上記の研究者が開発した「NeoFace」。ソフトだけで実現しており、VC++のSDKとして購入可能。もちろん個人が手出しできる値段ではないけど。
顔認識システムへの回答、どうもありがとうございます。
ここで、これまでいただいた回答を一度まとめておきたいと思います。
「Nシステム」(別名「自動車ナンバー自動読み取りシステム」)
Nシステムは、すべての車両の移動をTVカメラとコンピュータによって監視・記録保存する、警察庁による国民監視システムである。
日本全国、特に都市部を中心に少なくとも1,000地点以上で、常時(装置の下を通る車を片っ端から)、運転者/助手席同乗者を含む車両前面が撮影され,ナンバーが判読され、通過日付・時間と共に記録され保存されている。
国民自身の監視のために、自身の税金が、平成7年単年度予算だけでも200億円以上(内補正予算分190億円)が投入されたと推測される。
スピード取り締まりなどではない。
全自動車の毎日の移動そのものが監視され記録され保存されている。例外はない。
車を運転する一般国民が、具体的犯罪の容疑者でもない段階から犯罪予防・抑止の名目で一方的に移動状況を監視され、記録され、保存されている。
「顔認識システム」
基本的には、コンピュータを用いた画像処理・認識技術の応用です。CCDカメラなどの画像入力装置で取り込んだ人の顔画像を解析し、あらかじめ登録されている顔データや写真などと照らし合わせ個人を識別する技術。
顔認識は、認証精度の面では、少なくとも現状では指紋にかなわない。にもかかわらず、顔認証システムの開発を積極的に進めているのはなぜか。
顔は非接触なのでユーザーに負担をかけない。本人に悟られることなく取ることができるというメリットもある。
データベースから“似た顔”の人の候補を検索するといった、本人認証以外の使い方もでき、幅広い用途での利用が考えられる。
さらに、こんな記載もありました。
Nシステムが読み取っているのは本当にナンバーだけなのか。運転手の顔も映像でとらえられている可能性は否定できない。そしてもしこの映像が顔認識技術と結合すれば、自動車のナンバーのみならず、人間の行動の監視・記録も、秘密裏にNシステムによって始められている可能性が・・・。
回答は、終了期限までお待ちするつもりですので、よろしくお願いいたします。
例えば、カメラの具体的設置場所、設置場所マップ、その情報がどう利用されているのか・・・等々。もちろん情報開示されていない事柄ですから、正確なデータというわけには行かないでしょうが、いわゆる「状況証拠」の積み重ね的分析(笑)でも結構ですので。
http://ascii24.com/news/inside/2002/08/08/637794-000.html
ASCII.jp:ascii24.com一時停止のお知らせ
先に紹介したオムロンの「顔認識」システムは、関西空港に設置されています。
http://www009.upp.so-net.ne.jp/kansi-no/media/documents/media_20...
成田・関西空港に秘密の顔認識システム配備完了
で、成田空港にも入った模様。
上記の顔認識システムと、Nシステム、住基ネットは、今年のビッグブラザー賞にノミネートされていました。
http://www.jimmin.com/2002b/page_001.htm
IT社会の「プライバシー」という幻想
顔認識システム、Nシステム、住基ネットがセットになって我々のプライバシーを監視しているという話。
pahooさま、夜中いや明け方まで重ねて調べていただき、しかも貴重な情報を本当にありがとうございます。
1番目の、
「顔を認識する監視カメラ 関空がひそかに導入していた」
>これは、パブリックスペースに顔認識監視システムが導入された日本初のケースとなる。
>わずか2分で日本人の顔すべてを照合できてしまう
2番目の、
02-12-30 【朝日新聞】
「成田・関西空港に秘密の顔認識システム配備完了」
>「顔認識システム」を、財務省関税局が国内で成田空港と関西空港に設置していたことが分かった。カメラは全旅客が通る税関エリアに設置され、撮影中の表示はなく、使用実態も「密輸捜査に支障が出る」と明らかにされていない。
二つの情報を総合すると、
・既に関空と成田に設置されていて、当初は「W杯のフーリガン対策」その後は「密輸捜査」のため、という名目で運用されている。
・関空は、国産のオムロン、成田はより高性能の米国製。
・どちらもカメラは、飛行機を降りた旅客が入管通過後、荷物を検査される税関エリアにあり、あらかじめデータベースに登録してある顔写真と自動的に照合する。一致すると、画面内の別枠に保存される。データベースには、関税局が入手したり、他の捜査機関から提供されたりした「ブラックリスト」の人物写真を使用。ほかの旅客の映像は、成田税関支署、関西空港税関支署がそれぞれ設置後の11月に運用規定を設け、消去しているという。
3番目の、
「ビッグブラザー賞とは」
>ビッグブラザージャパン2003は、反監視国際NGOであるプライバシーインターナショナルが提唱し、世界中のあらゆる管理・監視システムに対し授与されるBig Brother Awards = ビッグブラザー賞の日本バージョンとして、BBJ2003実行委員会により提唱・組織されました。
>名前の由来は、もちろん、ジョージ・オーウェルによって1948年に書かれた小説「1984」の中に登場する「ビッグ・ブラザー」です。
これに関しては、その存在すら知らず大変参考になりました。6/29授与式の模様は、少し和めました。
4番目の、
「IT社会の「プライバシー」 という幻想」
先ずページ冒頭から衝撃的でした。
米国の現状ながら、
>FBI(米連邦捜査局)、CIA(米中央情報局)、NSA(米国家安全保障局)、・・・あまりに多いので以下割愛
>もしあなたが、上記の単語が入った電子メールを誰かに送ったら、その電子メールと共にあなたと受信者はまず間違いなく米国家安全保障局(NSA)のコンピューターに登録される。
(ここへの私の書き込みもひょっとしたら?(笑)
いや笑い事ではないのかもしれませんね。
気になる方は、URLのみの紹介でも結構ですから、まだまだよろしくお願いいたします。)
>もしあなたが携帯電話を持っているのなら、あなたの居場所は24時間完全に把握できる。携帯電話は常に電波を発しており、監視者は、その電波で2〜3メートルの誤差内であなたの居場所をリアルタイムで把握することができる。
>もしあなたが自家用車を持っていたなら、3年前に家族旅行で行った温泉地までのルートは、道路の通過時間も含めて、「Nシステム」に記録が残っている。もちろん同乗者の顔写真もだ。これはSFではない。もし、あなたが監視の対象ならば、現在の日本で行われていることなのだ。
(そうですか、アメリカはここまでいってるのですか・・・)
その後の、
・新宿区歌舞伎町の防犯カメラに関すること
・「車両Nシステム」は、顔認識技術の向上により、「人間Nシステム」へと成長しつつあるということ
どうもありがとうございました。
はてな 掲示板「いわし」質問「銀行とか駅の防犯カメラなどの録画データって、ずっと保存してるんですか?保存してるとしたら、どのくらいの期間で、どんな形式で保存されてるんですか?」についてのツリー
最初にご質問の由来を挙げておきます。放っておくと重複(同じサイトの別のページ)がいくつもついてしまうと収拾がつかなくなりますよね。逆に、これを読めば、検索語の選択や、検索の方針も立てやすくなると思いますので。
探せば、いくらでも出てくると思いますが、とりあえず。
pahoo さまがお答えになったビッグブラザー賞の報道から……。
Mainichi INTERACTIVE ネットワーク: ■監視社会化に反対 日本で「ビッグ・ブラザー賞」選出へ(2003-05-16)
Mainichi INTERACTIVE カヴァーストーリー: ■「人権侵害の最たるもの」を表彰 ビッグブラザー賞の白石孝事務局長
■■IT高度化がプライバシー侵害につながる
■■小泉首相や防衛庁、住基ネットなどが候補に
■■技術先行し民主主義的な視点が薄い日本
Privacy International→
http://www.privacyinternational.org/
Privacy International
Google - Society > Issues > Human Rights and Liberties > Privacy > Advocacy Groups
PSYCHOS:軍事検索 - 治安・警備 > 日本警察 > Nシステム
http://www.translan.com/jucc/precedent-2001-09-19b.html
日本ユニ著作権センター/判例全文・2001/09/19b
日本ユニ著作権センター/判例全文・2001/09/19b: [Nシステムの肖像権侵害事件(2)]
9月19日 Nシステムの肖像権侵害事件(2)
東京高裁/判決・控訴棄却
第二 事案の概要
二 当審における控訴人らの主張
【2 Nシステムの目的が、盗難車両や、自動車使用犯罪における被疑者の車両を速やかに捕捉し、犯人を検挙することにあるとすることは、あくまでも被控訴人の建て前であり、Nシステムは、現実には、諜報、公安、場合によっては警察の内部監視を目的として使用されているものである。
また、Nシステムに記録されたナンバーデータについて、被控訴人は、一定期間保存された後消去されることになっていると主張するが、一定期間とは具体的にどの程度の期間かの明示がなく、データの廃棄方法も不明であり、現実に廃棄されていることを示す証拠の提出もないことからみると、上記主張のような方法が取られているとは認められない。
3 Nシステムは増殖を続けており、本訴提起時には全国で400箇所強の設置であったものが、控訴提起時には680箇所を数えるに至り、国民の権利、自由に対する制限が強まっている。
4 以上からみるならば、Nシステムの設置が違法なものであることは明らかである。】
第三 当裁判所の判断
【3 Nシステムの目的及び方法についても、当審における控訴人らの主張2のように解すべき根拠はなく、かえって、前記引用に係る原判決掲記の証拠によると、それらについて原判決認定のとおり認めることができる。
同3についても、仮にNシステムの設置箇所について控訴人らの主張を前提としても、その程度からみて、控訴人ら主張の情報コントロール権に関する前記引用の原判決の判断を左右するものではない。】
【4 なお、控訴人らが当審において提出した甲33(新聞記事)によると、刑事事件の被疑者の乗用車が京都市内の交差点に設置された「交通監視カメラ」に撮影、記録されていた旨の記事が平成13年6月18日付の新聞に掲載されたことが認められるが、その「交通監視カメラ」がNシステムに該当するものであるか否かは必ずしも明らかではなく、また、その記事内容も、被疑者自身の姿、容ぼう等が撮影、記録されていたとするものでもないから、それが、Nシステムにおける運転者等の画像の記録、保存の事実を裏付けるものとはいえない。】
追認。
[PDF]1 諮問庁:警察庁長官 答申日:平成15年3月18日 @ 情報公開審査会答申一覧(
)<情報公開審査会答申<情報公開審査会(
http://www8.cao.go.jp/jyouhou/
情報公開・個人情報保護審査会
)
事件名:自動車ナンバー自動読取装置設置場所一覧表の一部開示決定に関する件
第5 審査会の判断の理由
2 不開示情報妥当性について
ア 設置場所について
【したがって、設置場所については、これが公になることにより、法5条4号に規定する犯罪の予防、鎮圧又は捜査等公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報に該当すると認められる」
イ 道路名について
【したがって、道路名については、これが公になることにより、法5条4号に規定する犯罪の予防、鎮圧又は捜査等公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報に該当すると認められる】
ウ 府県名について
【したがって、道路名については、これが公になることにより、法5条4号に規定する犯罪の予防、鎮圧又は捜査等公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報に該当すると認められる】
3 本件一部開示決定の妥当性
【以上のことから、本件対象文書につき、法5条4号に該当するとして、一部開示とした本件決定は妥当であると判断した】
これも公開する義務はないという追認。
中野区民が?見張られている(人間Nシステム)
【◆警察の次世代監視孝ツトワーク
この最新型の路上監視システム(住友電工製)が、交差点などに設置されている監視カメラの画像データを、光通信網を介し警察不部に瞬時に伝えているのです。驚くべきことに、その性能ば、「100Mbps」(ハイビジョンでさえ20Mbps程度)!いわばオパケ赤外線通信網です。
警察の次世代監視ネットワークの実験が行われていることは明らかです。では、その実験とは?
◆人間Nシステムの危険性
「今回の試験運用では、おもに交通情報の収集と分析にあたる」と言われています。でも、なんのために、大容量の赤外線通信網が必要なのか?
ズパリ!人間版Nシステムヘの応用が疑われるのです。
人間Nシステムとは、監視カメラの映像からコンピュータが顔の特徹を判断して特定の個人を瞬時に見つけだし、この個人の移動を監視するものです。科学警察研究所は、警察仕様の「顔貌認識システム」がすでに完成していると、公表しています。
今や、ソフトウェアを追加するだけで、人間Nシステムは動きだすのです。】
ハイビジョンの5倍もの容量?
監視社会論の射程 (田畑暁生=たばたあけお 社会情報学(情報社会論)神戸大学講師)
浜島望さんへのインタビュー(1073): Nシステム研究の第一人者 浜島望さんに聞く 犯罪防止を名目に一望監視(パナプティコン)が広がっている (2002-4-15)
『警察の盗撮・監視術―日本的管理国家と技術』浜島望(著)
出版社: 技術と人間 ; ISBN: 4764500981 ; (1994/05)
『警察がひた隠す 電子検問システムを暴く』浜島望(著)
出版社: 技術と人間 ; ISBN: 4764501260 ; (1998/12)
opponentさまには、すべて既知のこととはいえ、詳細かつていねいな回答をいただき、どうもありがとうございます。
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回答をいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
期限が迫りましたので、とりあえずここで一度終了とさせていただきます。追って、
「続・警察の「Nシステム」について、・・・」という形で再質問させていただくつもりですので、その折にはどうぞよろしくお願いいたします。
また、この質問のネタ元も明示いただき、恐縮です。
私自身も、どこかで明らかにしておくべき、という気持ちはあったのですが、最初の質問者の方が、ここまで広がりを持つことを予想されていらしたのか、と考えると多少逡巡していた部分があったというのが、正直なところです。
けれども、これですっきり致しました。
ご紹介いただいたサイトについては、まだざっと拝見しただけですが、
「PSYCHOS」
というポータルサイトすら知らなかった私ですので、これからじっくりと見ていきたいと思います。
今後ともよろしくご教示ください。
では、次の回答を待ちたいと思います。
早速の回答、ありがとうございます。
できるだけ多方面、多角的に情報を集めたいと思いますから、回答を当分終了するつもりはありませんから、まだありましたらよろしくお願いいたします。また、ここをご覧になる方にも、URLを開かなくても内容を把握できる程度の解説、あるいは引用もつけていただけるとありがたく思います。勝手申し上げて恐縮ですが、いろいろな方からの回答を、ゆっくりと待っておりますので。