景徳鎮、伊万里焼等の染付けに使われてるコバルト(or呉須)の世界中の産地を表示している地図か表を載せているページはありませんか?できれば、焼き物の染付けとして産出しているところ、として知りたいです。

20世紀以前のデータでも構いません。ただ、その場合でも単に「中国」とか大雑把な表記のみでなくて、地域名か山の名前など具体的なデータでお願いします。

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回答2件)

id:ngpaka No.1

回答回数836ベストアンサー獲得回数1

ポイント10pt

http://www47.tok2.com/home/yakimono/onna-sarayama/22.htm

呉須はどこから 茶碗薬の名で長崎へ

*すでに、

が紹介されているようで、補足程度の情報ですが・・・

上記サイト

>中国では元時代から*明時代の前期にかけては、アラビア海沿岸の地域(とりわけペルシア)から輸入していたようですが、明時代の後期(17世紀初頭)には中国浙江省産の呉須を使っていました。江戸時代の有田で使われた呉須は、この中国からの呉須でした。

>中国の呉須は、昭和30年代まで有田で使用されていましたが、今日ではほとんど見られなくなりました。現在、世界のコバルトのシェアはアフリカの*コンゴ共和国が広く占めており、有田でも大手商社が輸入したコンゴ産のものが使用されています。

いずれも引用元は同じようです。

 

参考までに。

「21世紀のコバルト需給動向の予想」

世界の国別生産量の推移、利用状況等の統計があります。

http://www.ne.jp/asahi/lapis/fluorite/column/lapis.html

青金石の話 ラピスラズリの鉱脈を 鉱物たちの庭

蛇足。

失礼いたしました。

id:jo_30 No.2

回答回数656ベストアンサー獲得回数53

ポイント60pt

「呉須」のページを参照してください。

表でも地図でもないのですが…

「日本のコバルト鉱は、紀州の山中と、山口の長登銅山」

「ドイツ、フライブルグの銀山(マイセンの原料に)」

など、いくつかの情報が拾えます。

中国国内には良質のコバルト鉱がなく、

かの景徳鎮の青も、こちらによると、

・ペルシャのラスター陶に使用した「ケムサル」という採集地から運んだものだという説。

・アフリカ産説

・ボルネオ産説

…などがあげられています。

アフリカを中心とした、世界のコバルト鉱山や供給動向について。

呉須はもちろんコバルト(酸化コバルト)そのものではありませんが、コバルトを主成分とする鉱物ですので、一応あげておきます。

これも表ではありませんが、下の方の国別情報の所に、相当数の鉱山名が書いてあります。

id:YOW

>中国国内には良質のコバルト鉱がなく、

あ、そうだったのか…

本格的な染付けが始まったのが景徳鎮だと思ってたけど、

アフリカ大陸でもさらに古くからあったのですね。

最後のPDFの埋蔵量資料でも、すごく参考になりました。

丁寧な御回答で助かりました!

2004/10/28 19:32:10
  • id:YOW
    しまった!終了してしまいました。

    ngpakaさん、行き違いで大変失礼しました。
    ラピスのおまけも、ありがとうございました!
    改めて追加の寸志ポイント送信致します。
  • id:ngpaka
    Re:しまった!終了してしまいました。

    >ngpakaさん、行き違いで大変失礼しました。
    >ラピスのおまけも、ありがとうございました!
    >改めて追加の寸志ポイント送信致します。
    いえいえ、まさに補足程度の情報にも関わらず過分なお気遣いをいただき恐縮です。
    久しぶりに調べてみたくなっての回答でしたが、調べながら自身が読みふけってしまいました。(苦笑)
    1.の方の回答が見えていたら回答は控えたのですが、ご容赦ください。

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