ヤフオク・楽天オークション・ビッダ−ズに出品しています。バラバラになっている自分の各オークションをまとめるようなポータルサイトを作って自分のオークションを宣伝したいと思っています。質問ですが、自分のホームページで直接販売しなければ特定商取引法にひっかからず大丈夫でしょうか?自分の各オークションのマイブースへのリンクを張ったり、オークションに出品している商品のお勧め商品を紹介したり、出品物の簡易目録を作るこことなどを考えています。もちろんホームページでは販売しません。この程度だと楽天広場のHPと似たような感じだと思うので、ネットショップではなく個人のホームページだとみなしてもらえますか?あくまで個人のHPの中で自分のオークションを最大限宣伝したいと考えています。ネットショップにすると特定商取引法による明示義務が生じたり、納税区分が変更したり、いろいろと大変になってくるのでそれは避けたいのです。自分のような考えだと、どのへんまで商品の宣伝などができるのでしょうか?法律的観点からアドバイスいただければ幸いです。それではよろしくお願いいたします。
これは非常に微妙なところだろうと思います。
特定商取引法は、業として特定の商取引を行う者を対象とした法律であり、
所得税の区分がどうなるかも、
業として行った事業から生じた所得かどうかによって決まってきます。
したがって考え方のポイントは、
お考えのようなオークションの展開が
業として行われるものであるかどうか、
という判断にかかってきます。
基本的に継続反復的に利益を追求していく行為は
業とみなされるものと思われますので、
オークションに出品することを繰り返すのは
単発の出品の繰り返しという理由で
業では無いと言い張れますが、
常設のホームページを立ち上げて
そこで利益追求の活動をするということになってくると、
どうもこれは継続性のある事業ではないか、
という色彩が強くなってきそうです。
販売はしない、宣伝のみ、といっても、
自己の行う宣伝から自己の利益が誘導されれば、
それはオークションにおける販売行為と
一体のものとみなされる可能性が否定できません。
最終的には経済産業省の担当部署に
問い合わせてみないとわかりませんが、
所得税の申告に関して言えば、
同人誌の売上なども事業所得として計上するように
指導されていたりしますので、
そちらに関しては継続性の観点から
業とみなされる可能性が強そうに思われます。
そうなってくると、経済産業省サイドの判断も、
そちらに揃ってくる可能性が
高くなってきそうな雲行きではないでしょうか。
http://www.hatena.ne.jp/1103990924
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簡単に言うなら、「自分の不要物を売る」範囲なら特商法にはひっかかりませんが
「仕入れて売る」とひっかかる、というところです。
もちろん、小規模で活動する分にはわからないというか、
脱法は容易ですし見つからなけりゃそれでいいと思うのであれば仕入れて売るのもOKでしょう。
ただ、厳密に法を守ろうという正義感があるなら
(そういう方だとお見受けしました)
やぱりオークション本来の不要物を譲るというところから離れてはダメですね。
大変丁寧なご回答ありがとうございます。勉強になります。色々な方のご意見を聞いてみたいのでもうしばらく質問のほう続けさせていただきます。