以下に補足説明です。
・翻訳小説以外で
・ホラー,文学系の小説は好きではありません。
・メジャーどころは大体読んでます。
・恩田陸,西澤保彦,森博嗣,若竹七海,倉知淳,須賀しのぶ,小路幸也,畠中恵,京極夏彦,篠田真由美,柴田よしき,森福都,朱川湊人,服部まゆみ,小野不由美,森岡浩之,小川一水,三浦しをん,高殿円,伊坂幸太郎,田中芳樹,宮部みゆき他多数あたりが好きな作家です。参考までに。
・ライトノベル方面手薄なため大歓迎です。
以上、宜しくお願い致します。
西村京太郎。特に代表作のひとつであるこの「終着駅(ターミナル)殺人事件」はとてもオススメです。(日本推理作家協会賞受賞)
話のあらすじとしては、久しぶりに集まった青森の高校の同級生が次々に殺されていくという話ですが、読んでいて自分自身ものめりこんでしまい、最後の結末では「ああ!こういうことだったんだ!」と思わず声を上げたくなるほどのよくできたトリック構成です。
さらにこの作品では「故郷」を考えさせられます。人々にとって故郷とはどんな場所であるのか、そして西村京太郎の「故郷」に関する考え方も理解できる、そんな作品ではないかと思います。
どうしても西村京太郎=トラベルミステリー=鉄道に詳しくなきゃ面白くないんじゃないの?みたいな固定観念にとらわれがちですが、別に鉄道に詳しくなくてもかなり楽しめる作品が多いと思います。終着駅殺人事件は間違いなく、そのうちのひとつだと思います。
他にオススメなのが、「特急ワイドビューひだ殺人事件」「桜の下殺人事件」等です。
長文失礼しました。
都築道夫 どうでしょう?
古本屋さんで文庫を覗いてあったら買う。
私にとってはそんなポジションの作家ですが、
や
「殺人現場へ二十八歩」ISBN:4334708730
とか
「血みどろ砂絵」ISBN:4041425220
とか
器用な人なので、楽しめるところをいろいろ作ってくれてます。
3作品読めば好きなところがどっかあるかも~
でも検索中に『『象の耳鳴り』(恩田陸 祥伝社文庫)短編集。オビでは「パズラー短編の奇蹟」と絶賛されている。あとがきでは都築道夫の後継などと書かれている。』とか見つけちゃったので、既読かも・・・・
私がすきなのは、
井上ひさし(追悼番組があるなら全部録画するぞ!ぉぃぉぃ)
塩野七生(最初に読んだ頃は男の人だと思ってた・・・)
小野不由美(デビュー作とか少女向け文庫と知らず、探し回ったよ・・・)
ジョン・ヴァーリイ(ブルー・シャンペンが素敵)
とかっす。
たくさんありがとうございます。
>都築道夫
「退職刑事」好きです。多分読んでないのもあるのでおすすめして下さったの読んでみます。
>井上ひさし 大方既読です。「吉里吉里人」「月なきみ空の天坊一座」とか昔読んではまりました。
>塩野七生
もはやタイトルもさだかではないですが、20冊くらいは社会科の教官に借りて読みました。「ローマ人の物語」は文庫で追いかけてます。
>小野不由美
悪霊シリーズ以外既読です。どうなんでしょう、悪霊シリーズ…装丁で手を出していないのですが。
有栖川有栖の国名シリーズなんていかがでしょうか?ミステリーで話もとっても良いのですが、主人公の推理小説家と助教授二人の掛け合いがとっても面白いです。短編もあって、けっこう軽く読めます。
お姫様が珍事件を解決する?シリーズ。あっと驚く最後と愉快なキャラ達が魅力です。畠中恵さんの本がお好きならぜひ。
スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
これはちょっと合うか分からないのですが、茅田砂子さんの本はどうでしょうか。宇宙を舞台に、型破りなの夫婦が大活躍?するシリーズです。他にも、デルフィニア戦記などこの人の作品は面白いのでおすすめです。
何か気に入っていただけると良いのですが。
ありがとうございます。
>有栖川有栖
多分全部読んでますね。一時期はまりました。どっちかっていうと私は学生アリス派です。完結作はいつなんでしょうか!
>退屈姫君伝
本屋で手にとってぺらぺら~と読んでだめでした……機会があったらまたチャレンジしてみます。
>茅田砂胡
デルフィニア戦記読んではまってスカーレットウィザード楽しく読んで、暁の天使?で挫折した口です。ちょっとシェラとリィの超人っぷりについていけなくなりました。デルフィニアの序盤とか好きなんですけどね。
ライトノベル関連で、クロスオーバーしている感じの物をば。
書評は―Snownotes,で公開しています。
・橋本紡
ライトノベルだけど侮れない作品を。
作品単位でご紹介。
未読ばかりです。ありがとうございます!
とりあえずアンダー・ラグ・ロッキング,猫泥棒と木曜日のキッチン,三月、七日。と手軽なところ三冊買ってみます。
ありがとうございました。
>博士の愛した数式
ごめんなさい。既読です。
ありがとうございました。
このシリーズはめちゃくちゃ面白くていっき読み、いっき買いしてしまいました。中国(清)の末期を描いた本で、中国人の気高さを学べました。
歴史の長い国ならではのしがらみや、宦官制度など、興味をそそるものが多く、しかも読みやすかったです。
私が最近友達におもしろい本ない?しかも手軽に読めるの。
といったところ貸してもらった本です。
ファンタジー系の設定が好きなので、面白かったですね。
魔法と機械の融合という設定で、案外これが相性がよかった。
最後の巻はまだかりれていませんが、これまでの話にふさわしいフィナーレを期待している!といったところです。
>蒼穹の昴
浅田次郎もチェック済みでした。
「シェエラザード」好きです。
>斬魔大聖デモンベイン
ちょっと…表紙に気後れしました。とりあえず本屋でチェック入れてみます。
ありがとうございました。
劇団ひとりの処女作「陰日向に咲く」をこの間寝る前に読んだら、とまらなくて朝4時になってました。
ふざけた本ではなくて、真面目な小説でした。かなり劇団ひとりっぽさは出ていましたが。
一読の価値ありです。
浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」もおすすめです。
登場人物が個性的で、真実が次々と明らかになっていく様は圧巻でした。ハラハラドキドキの展開ですが、最後は号泣です。
>陰日向に咲く
劇団ひとりが小説書いてたとは知りませんでした。
「ラッシュライフ」に近いというような評があったのでチェックいれてみます。
ありがとうございました。
サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745)
戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)? (富士見ファンタジア文庫―フルメタル・パニック!)
森岡浩之や小川一水が好きなら、新城カズマや賀東招二も合うのではないでしょうか?
サマー/タイム/トラベラーは80年代の学園物SFを思わせる話ですね。新城カズマならではの衒学的な雰囲気と、ちょっと変わった少年少女の物語がうまくはまっていると思います。
フルメタル・パニック!はライトノベルでは有名作品と言って良いです。短編の学園ドタバタと長編のシリアスな軍事ストーリーに分かれるのですが、どちらもとても面白いです。こっちは直球勝負のライトノベルですね。
>サマー/タイム/トラベラー
気になりつつ未読でした。
紹介していただいたので読んでみます。タイトル的に「タイムループ」を想像していたのですが、ちょっと違うみたいですね。
>フルメタル・パニック!
とりあえず一巻読んでみます。長いシリーズ物のようなのではまれたらがっつりできそうです。
ありがとうございました。
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銀河英雄伝説は10巻ありますので暫くは楽しめます。さらに派生作品として研究序説やサブテキスト的なものもありはまればかなり長く楽しめますよ。
田中芳樹はわりと好きな作家なので全著作既読です。
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筒井康隆の文学部唯野教授です。主人公が文学理論を講義形式でかたり大学内部の人間模様も描いたとてつもなく面白い作品です。サブテキストも出てるのでそちらも楽しめます。
複数のコピーの仕方がわからず、2回目の回答になりましたが合わせて1つと解釈してください。
>筒井康隆
でもってごめんなさい、筒井康隆も既読です。
「顔面崩壊」とか「富豪刑事」とか「間接話法」とか大好きです。
ありがとうございました。
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飯嶋和一がお勧めです。
何作か書かれていますがどれも秀逸だと思います。
文学賞の類は辞退されてると、何かに書かれていたのを記憶しています。
ぜひ読んでみてください。
一番のおすすめは何ですか?
私は始祖鳥記で一度挫折しました。
もう一度挑戦するのならどれがいいでしょうか。
講談社ノベルズのラインナップがちらほら見えますが、
リストになかったのでまずこの方
基本的に歴史ネタ物なのですが、
この説をこうまとめてきたか!とか、
このネタをこう絡めてきたか!
といった所にいい意味での期待の裏切りがあって楽しいです。
また同作者の別シリーズで
これはタイトル通り推理パズルをモチーフにした短編集です。
森博嗣さんがお好きなら良いかも。
(というか既読かな)
ちょっと渋いところで
この方で有名なのは映画にもなった「ジェームス山の李蘭」だと思うのですが、
宮部さんの時代物がお好きならこの本は必ず気に入る!と思いましたのでこちらを。
江戸末期から明治維新の辺りの深川の世情を交えながら、
現代で言うなんでも屋を営む男の事件簿です。
この人のも既読かもしれませんが
この方も有名なのはドラマになった「池袋ウエストゲートパーク」だと思うのですが、
私はこの人は「現代人」を良く観察し、
その断片を切り取るのが上手な人なんだなと思っているので、
その中でも一番グッと来た本を選んでみました。
番外
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/mystery_land/
講談社ミステリーランド
最近お気に入りでちょこちょこ話題に出してしまいます。
今月とうとう綾辻さんと法月さんの新作が出ました。
まさか館の新作をこんな形で読めることになろうとは…。
高いのですが装丁・挿絵も力が入っているシリーズなので、
我が家の残り少ない書棚のスペースを黙々と埋めていっております。
>高田崇史
ご推察の通り既読でした。メフィスト賞は最近までチェックしてます。
二進法で指を折る、とか実践してました。
>樋口修吉
全く見覚えのない名前です。宮部みゆきの時代物は好きなのでがっつりチェックいれてみます。
>石田衣良
あー名前を入れるの忘れていました。大好きです。
>ミステリーランド
面白いけどやっぱり子供向けだ、と思いもしたりです。顔ぶれ豪華ですよね~
自分が子供のときであれば嬉しかったでしょうが、今だと普通の小説の方が書いて欲しい!
ありがとうございました。
好き嫌いがわかれるかもしれませんが、
面白い小説といって、真っ先に思い浮かんだのが、
変わったホテルをテーマにした「オテルモル」という
小説でした。
現実離れした寓話みたいだけれど、
かといって、どこかにあるかもしれないという
現実感もあって、面白く読めました。
この「栗田有起」さんは、キノコをテーマにした
小説を書いたりして、結構、くせがあるけれど、
はまります。
あと、「藤谷治」さんも、最近、読んだ小説は
面白かったです。
これも、ホテルが舞台にした小説ですが、
一目惚れをした彼女のために、どんどん暴走していく
様が面白かったです。
>栗田有起!
大好きです。忘れてました。「ハミザベス」とかも。
どこが面白いのか自分でも分からないところがあるのですが。
>恋するたなだ君
読んでみます。
ありがとうございました。
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篠田節子さんの「女達のジハード」がお勧めです。
軽い本もちょっと読み応えのある本も好きで、この本は
OL恋愛系かな?と軽い感じで買ってみたのですが、
よくある恋愛小説のような感じではなく、主人公それぞれ
葛藤をかかえながらアクティブに生きていく。という内容で
とても楽しく読めました。
>篠田節子
ごめんなさい、既読です。
夢枕獏
「神々の山嶺」
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バイオレンスやホラーで名を上げた作家さんですが、
この作品はタイトル通り根っからの「山岳小説」。
若くして山に魅せられ、山に自分の全ての生を賭けて真っ向から立ち向かった一人の男と、
とある山岳カメラマンを軸に話は進みます。
剛豪と音を立てて迫ってくる標高7000mの緊張感。
どうして山に登るのか。
痺れます。
ついでに同じ作家でもう一つ。
「上弦の月を食べる獅子」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150305021/249-3106...
だいぶ前に読んだのであまり詳しい事は言えませんが、
無茶苦茶面白かった事だけは確かです。
>夢枕獏
チェック済みでした…
ばいおれんすなところが合わないと思って一作だけで敬遠してるのですが、山岳小説…ちょっとチェックいれて見ます。
ありがとうございました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E5%BA%B7%E9%...
筒井康隆は既読との事ですが「時をかける少女」これはどうだっ!
NHKのテレビドラマでは「タイムトラベラー」でした。
>時をかける少女
当然っ既読ですよ!当たり前じゃないですかっ!
(すみません……)
……ありがとうございました。またのご推薦をお待ちしております。
アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇 (スニーカー文庫)
ライトノベル方面が手薄とのことですので。
「ライトノベル」と銘打ってる割にはかなーり末期戦ちっくな話です。
だからこそ最後のシーンが映えるのではないかと。
>でたまか
これ既読でした。初期の方しか読んでないんですけども。
"作ったような"軍師ぶりに醒めてしまって……挫折しています。
ありがとうございました。
感想書いてなくてすいません。じゃあ、もう1つ。
風の白猿神(ハヌマーン)―神々の砂漠 (富士見ファンタジア文庫)
この本の凄いところは
「1巻しか出ていなくて10年経ってるのに
まだ絶版になってない」ことです。
ちなみにファンクラブもあり。
http://www.tees.ne.jp/~kanada4/hitsuji.htm
小説1冊でこれだけ盛り上がってるのはほかに知りません。
>風の白猿神
これ気にはなってました。
ただこの先続きが出ない(出る可能性が著しく低い)というのは少し……
きっちり終わっているのならいいのですが、以下次号!的な内容だと耳にしたのでためらっています。
ありがとうございました。
丁寧な感想ありがとうございます。
西村京太郎は何作か読んで、いわゆる驚きのあるミステリを書く作家ではない、という思い込みがあったのですが、ちょっとこれは違うみたいですね。
同級生たちの過去には陰惨な犯罪とかがあったりするのでしょうか。読んでみます。