【お勧めのSF小説】

最近SFに興味を持ち始めた初心者です。お勧めのSF小説を教えて下さい。

条件は以下のとおりです。
・海外物であること。
・初心者なので、難解なハードSF等は避けて下さい(チャン『あなたの人生の物語』を読んだのですが、ちょっとキツかったです……)。
・タイムトラベル物は少し食傷気味なので、できれば避けて下さい。
・河出の奇想コレクション、早川の異色作家短篇集は全て読むつもりですので挙げて頂かなくて結構です(こういう“奇妙な味”が大好きです)。

ご参考までに、今まで読んで面白かった作品を挙げておきます。(五十音順)
アシモフ『鋼鉄都市』、アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ、イーガン『しあわせの理由』、ウィリス『航路』、グリムウッド『リプレイ』、デイヴィッドスン『どんがらがん』、フィニイ『ふりだしに戻る』、ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』、ブラッドベリ『太陽の黄金の林檎』、ホーガン『星を継ぐもの』

ちなみに、今はシモンズ『ハイペリオン』を読んでいます。
よろしくお願いいたします。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:
  • 終了:2006/04/22 20:15:03
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答45件)

id:uououououo No.1

回答回数30ベストアンサー獲得回数3

ポイント12pt

ロバートAハインライン「夏への扉」早川文庫から出てます。

大好きです。読後「やられた!」と思いました。 Amazon.co.jp:夏への扉ハヤカワ文庫 SF (345): 本...

id:lockedroom

回答有難うございます。

『夏への扉』は読みました。

途中までは確かに傑作だと思ったのですが、主人公の後半の行動に物凄く嫌悪感・不快感を覚え、おぞましさしか感じられませんでした……(お勧めして頂いたのにすみません)。

2006/04/15 20:48:57
id:pasosavi No.2

回答回数761ベストアンサー獲得回数28

ポイント12pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151101012/249-9264...

もはやSFの古典ですが、ベーシックに

「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%...

id:lockedroom

回答有難うございます。

これは既に7,8年ほど前に読みました……。かなり感動したような記憶があります。

2006/04/15 20:51:37
id:aoinatsunosora No.3

回答回数131ベストアンサー獲得回数7

ポイント12pt

http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/LIST.HTM

ハインラインをおすすめします。

宇宙ものでは出色です。

たくさん文庫本化されていますよ。

id:lockedroom

回答有難うございます。

ハインラインはいいらしいですね。

できれば具体的なタイトルを挙げて頂けると嬉しいです。

2006/04/15 20:53:31
id:KASU44 No.4

回答回数282ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

宇宙戦争 (創元SF文庫)

宇宙戦争 (創元SF文庫)

  • 作者: H.G. ウェルズ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

やっぱこれ。

id:lockedroom

回答有難うございます。

映画化された作品ですね(見ていませんが)。

ウェルズはSFの古典らしいので、やはり一応読んでおかなくてはと思っています。

2006/04/15 20:57:18
id:tadashi0805 No.5

回答回数287ベストアンサー獲得回数29

ポイント12pt

ロイズ・マクマスター・ビジョルドのヴォルコシガンサーガシリーズはいかがでしょう。

外伝も含めて9作が創元文庫から発売されています。

id:lockedroom

回答有難うございます。

あ、このシリーズの中の一冊は丁度最近ブッ○オフで見かけ、購入したところです。前知識はゼロだったのですが、あらすじに惹かれて。今は積んでいますが、また読んでみます。

2006/04/15 21:22:44
id:aoinatsunosora No.6

回答回数131ベストアンサー獲得回数7

ポイント11pt

二回目の回答です。

ハインライン作品のおすすめは

「月は無慈悲な夜の女王」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102074/250-6176...

コンピューター社会の未来を月対地球の戦いとして描いていて面白かったです。

「無料の昼飯というものはないのだ」という有名なセリフがあります。

「異星の客」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488618030/qid%3D11...

アメリカでヒッピーのバイブルとして流行した、超異色SFです。

この小説で人生観が変わりました。

「ヨブ」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150111081/qid%3D11...

旅行中にパラレルワールドに紛れ込んでしまった主人公が、繰り返される次元転移の中で出会った女性との愛が美しかった。

1960年以前の作品は、どれも少年向けでいまいちでした。

id:lockedroom

再回答有難うございます。

『月は~』

タイトルと評判は聞いたことがあります。無料の昼飯というものはないのだ」……格好いいですねー。

『異星の客』

人生観が変わるほどの作品……。凄いですね。惹かれます。

『ヨブ』

コミカルなのは好きです。

どれも面白そうですね。読んでみます。

2006/04/15 21:33:42
id:morimori_68 No.7

回答回数334ベストアンサー獲得回数4

ポイント11pt

ジョージ・オーウェル『1984年』(ハヤカワ文庫)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150400083/qid=1145...

読みやすいと思います。

id:lockedroom

回答有難うございます。

この著者・作品は初めて知りました。

管理社会……怖いですね。

読んでみます。

2006/04/15 22:43:41
id:osashimi No.8

回答回数320ベストアンサー獲得回数5

ポイント11pt

とりあえず古典あたりからお薦めしてみます。

H.G.ウェルズやジュール・ヴェルヌあたりは古すぎてSFというより冒険小説の様相を呈している部分もありますが、読んでみて間違いはありません。

海底二万海里〈上〉 (福音館文庫)

海底二万海里〈上〉 (福音館文庫)

  • 作者: ジュール ベルヌ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • メディア: 単行本

ヴェルヌならこれです。

映画にもなっているし、アニメの原作にもなってましたね(内容は全くちがってましたが)


ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉    ハヤカワ文庫SF

ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 ハヤカワ文庫SF

  • 作者: アイザック・アシモフ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

アシモフの作品ではファウンデーションシリーズが非常に読み応えがあって好きです。

絶対にお薦めします。


火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

  • 作者: レイ・ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ブラッドベリの代表作。

短編の連作によって膨大な火星の歴史をつづった作品です。

これもSFの古典ではありますが、それだけに絶対に読んでおく必要があります。


リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

リングワールド (ハヤカワ文庫 SF (616))

  • 作者: ラリイ・ニーヴン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ニーヴンの代表作。リングワールド。

ニーヴンの得意とするのは、科学的知識と検証に裏付けられたスケールの大きな物体(リングワールド)を描き出すことですが、これはその中でも特出した傑作でした。

(のるかそるか号ってどうよ?、ロングショット号でいいじゃんみたいな)訳が個人的にどーかとも思ったのですが。


決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C. クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

SF読むならクラークも外せませんが、自分はクラークと相性がよくないらしく、どれを読んでもイマイチでした。

映画は非常に好きだったのですが。


他にフィリップ・K・ディックは日本でも人気のある作家です。

ここに載っている作品の中では、「高い城の男」「火星のタイムスリップ」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」あたりが代表作かな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%8...


私は子供の頃筒井康隆の『SF教室』という本を穴の開くほど読みふけり、そこに載っている本は一通り読みました。

子供向けの入門書でしたが非常な名著でした。

こういう入門書から入るのもいいです。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~yasumama/sfseminar2002.htm

こちらに色々な入門書が書いてあります。

id:lockedroom

回答有難うございます。

『海底二万海里』、子どもの頃にジュブナイル版を夢中になって読んだ記憶があります。

やはりアシモフのファウンデーションシリーズ・ブラッドベリの『火星年代記』は外せない感じのようですね。この二つはいずれ必ず読むつもりでいます。

『リングワールド』は著者名共に初めて聞きました。面白そうです。「のるかそるか号」って……笑えます。

アーサー・C・クラークも外せないようですね。『2001年宇宙の旅』、映画があまりにも理解不能で眠かったのですが……。でも傑作と言われているものは取り敢えず読んでおきたいので、読んでみます。

ディックは最近一冊購入しました。『アンドロイドは~』は評判が高いようなので以前から読みたいと思っていました。

入門書は丁度一冊持っておきたいと思っていましたので、探してみます。

2006/04/15 23:00:59
id:tohokujin No.9

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

SFはむかし熱中して読んでいました。

そうですね、おススメとして挙げられる作者はフレドリック・ブラウン、カート・ヴォネガットあたりでしょうか。

特にヴォネガットの作品はハヤカワ文庫に多くありますから、2,3冊ぐらいお読みになったらいかがでしょう。

ブラウンはもうご存知のようですが、この作者の長編にもすごいのがあります。あえて、ここではタイトルを挙げないでおきます。

なんていったら答えにならないか。では「発狂した宇宙」と「火星人ゴーホーム」の2冊を。

ヴォネガットのものでは「チャンピオンたちの朝食」がわたしは好きです。

id:lockedroom

回答有難うございます。

ブラウンは一冊読んだだけですが、即気に入りました。手に入る作品は、いずれ全て読むつもりでいます。

カート・ヴォネガットは初めて知りました。読んでみます。

2006/04/15 23:16:56
id:miharaseihyou No.10

回答回数5225ベストアンサー獲得回数717

ポイント11pt

http://www.tcp-ip.or.jp/~mt2knm/main/DavidBrin.html

ディビッド・プリンはもう読まれましたでしょうか。かなりの長編ですが、「知性化戦争」は面白かったです。SFならではの魅力的で異様な雰囲気を堪能できます。

http://www.bk1.co.jp/author.asp?authorid=120000055400000

もう一つ、お勧めがハル・クレメントです。

「20億の針」は地球を舞台にした異性人物で、やはり緊張感溢れる作品です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150107696/503-8309...

もうひとつおまけで、フレデリック・ポールの出世作「ゲイトウェイ」です。

SFならではの世界を楽しまれんことを。

最近は日本人作家のどたばた物のSFも軽くて面白いですよ。

id:lockedroom

回答有難うございます。

どれも知らないのばかりです。

ディビッド・ブリン

知性化シリーズ、何か凄そうですね。惹かれます。

ハル・クレメント

『20億の針』を調べてみましたが、探偵が出てくるのですね。以前はミステリ一辺倒だったので、ちょっと気になります。

日本人作家のもいずれ読むつもりですが、初心者の今は、取り敢えず名作から……と思っています。

2006/04/15 23:25:42
id:documents No.11

回答回数34ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

僕のおすすめの本はウェルズ「透明人間」です。ウェルズのほかの作品は上にもありますが「宇宙戦争」、これ系は苦手らしいですが「タイムマシン」などもおすすめです。

id:lockedroom

回答有難うございます。

タイムトラベル系が苦手というわけではないのです。寧ろ好きです。ただ、SFの中では比較的読んだ方なので、他の系統(宇宙を舞台にした物など)を読んでみたくて、そう書いたわけなのです。

『タイムマシン』は最近映画をTVでやっていたので見ました。原作とはちょっと違うようですね。読んでみます。

2006/04/15 23:30:04
id:kijy No.12

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

有名すぎて参考にならないかもしれませんが、カート・ヴォネガット・ジュニアの「タイタンの妖女」がお勧めです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102627/qid=1145...

芸人の中で読書家として有名な、爆笑問題の太田さんが、人生で一番感動した本、として紹介をしている本です。事務所名「タイタン」もここから決めたとのこと。

僕も読みましたが、やっぱり感動しました。

id:lockedroom

回答有難うございます。

何となくタイトルは聞いたことがあるような……という感じです。

人生で一番感動した本……それは凄いですね。読んでみます。

2006/04/15 23:32:54
id:NOBNOB No.13

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

えーと、こいつも超有名ですがハヤカワ文庫のアルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」とかどーでしょう?

ハイペリオンが面白く思えるなら、これも面白く思えると思いますよ。


ちなみに昨年のガイドブック「2005年度 SFが読みたい!」に「この作家ならこの作品がオススメ」的ガイドが掲載されていましたので、入手できるよーでしたら抑えておくと参考になるかも?

id:lockedroom

あ、NOBさんではないですか。回答有難うございます。

『虎よ、虎よ!』は『願い星、叶い星』の解説で知りました。早川から出てたんですね。解説でもかなり誉められていたような記憶があるので、読んでみます。

ガイドブックは、年度毎に出てる物よりオールタイムベスト的な物をまず買おうと思っていたのですが、そういうのも掲載されていたんですね。また見てみます。

2006/04/16 21:44:54
id:tmasao No.14

回答回数77ベストアンサー獲得回数20

ポイント11pt

メジャーどころはほとんど出ているので、個人的な趣味なってしまうので恐縮ですが。。。

  • グレッグ・ベアのブラッド・ミュージックは名作だと思います。

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

ブラッド・ミュージック (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: グレッグ・ベア 小川 隆
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

  • ファンタジー風の要素も強いですが、アン・マキャフライの竜騎士シリーズも好きです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=book...

あとは既出の中ではA.C.クラーク、アシモフはどれもすばらしいので、良いと思いますし、ブリンの知性化シリーズはやはりお勧めです。

id:lockedroom

回答有難うございます。

『ブラッド・ミュージック』、amazonのレビューによると、『幼年期の終わり』と並ぶ傑作のようですね(『幼年期~』は未読ですが……一応評判は聞いたことがあるので)。

竜騎士シリーズはファンタジーとSFの融合みたいな感じでしょうか。面白そうです。

読んでみます。

2006/04/16 23:55:58
id:reply No.15

回答回数787ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

地球人のお荷物 ハヤカワ文庫 SF 68 ホーカ・シリーズ

地球人のお荷物 ハヤカワ文庫 SF 68 ホーカ・シリーズ

  • 作者: ポール・アンダースン ゴードン R.ディクスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

こちらはなかなか楽しめるSFです。(^^)

バーサーカー皆殺し軍団 (ハヤカワ文庫 SF 126)

バーサーカー皆殺し軍団 (ハヤカワ文庫 SF 126)

  • 作者: フレッド・セイバーヘーゲン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

バーサーカー赤方偏移の仮面 (ハヤカワ文庫 SF 387)

バーサーカー赤方偏移の仮面 (ハヤカワ文庫 SF 387)

  • 作者: フレデリック・セイバーヘーゲン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

バーサーカー 星のオルフェ (ハヤカワ文庫SF)

バーサーカー 星のオルフェ (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: フレッド セイバーヘーゲン 岡部 宏之
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

このシリーズも大好きなシリーズです。

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: ウィリアム ギブスン ウィリアム・ギブスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

サイバーパンクならこちらがおすすめです。

デューン砂の惑星 (1) (ハヤカワ文庫 SF (76))

デューン砂の惑星 (1) (ハヤカワ文庫 SF (76))

  • 作者: フランク・ハーバート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

デューン砂丘の子供たち (1) (早川文庫 SF (320))

デューン砂丘の子供たち (1) (早川文庫 SF (320))

  • 作者: フランク・ハーバート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

デューン砂漠の救世主 (ハヤカワ文庫 SF (100))

デューン砂漠の救世主 (ハヤカワ文庫 SF (100))

  • 作者: フランク・ハーバート
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

こちらは読むのは大変かもしれません。

ちなみに、「星雲賞」の海外部門を参考にすると、面白い作品があるかもしれません。(^^)

http://www.sf-fan.gr.jp/awards/index.html

id:lockedroom

沢山お勧め頂き有難うございます。

星雲賞という賞は知りませんでした。これを参考にまた探してみます。

2006/04/17 22:22:55
id:deanima No.16

回答回数19ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

http://www.bk1.co.jp/product/487196

表題作が有名な中編集です。

表題作に関しては、SFのオール・タイムベストに入ると思います。

他にもこの本に収録されている中編の「グッドナイト、スイートハーツ」と「 衝突」のもかなり面白かったです。

「グッドナイト、スイートハーツ」はSFにおける、ある種のハード・ボイルドを示している作品ですし、「 衝突」はSFでよく用いられる異性星人とのかかわりとの問題をあつかったもので、こちらも充分に評価に値する作品です。

id:ryo_zin No.17

回答回数253ベストアンサー獲得回数4

ポイント11pt

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

  • 作者: アーサー・C・クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

『幼年期の終り』クラークの傑作です。

クラーク単独の著者名作品としては『2001年宇宙の旅』より上だという声が多いです。

(実は『2001年』はS.キューブリック監督との共作だそうです。

 というよりノベライズ?に近いような…。)


世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)

世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)

  • 作者: ハーラン・エリスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

『世界の中心で愛を叫んだけもの』…いろんなところで作品名が引用されてますが、

かなり壊れ気味のSFです。

id:sadakichi09 No.18

回答回数64ベストアンサー獲得回数2

ポイント11pt

海外SFで奇妙なものと言えばっ!

スターシップと俳句

ですね、やっぱり。海外SFなのに「俳句」という単語がタイトル

に入っていることからもおわかりのように、海外から見た奇妙な

日本感(「ペリーローダンのタコ・カクタさん」みたいな)が

いい味出してます。

id:kimari No.19

回答回数1288ベストアンサー獲得回数33

ポイント11pt

「刺青の男」レイ・ブラッドベリ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415040111X/qid=1145...

奇妙な味、がお好きでしたら、ブラッドベリは外せません♪

いろんな味のストーリーがギュッと詰まった短編集。

何度も何度も読み返している愛読書です。

「神の目の小さな塵」ラリー・ニーヴン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488654010/qid=1145...

話の展開がスピーディでおもしろいです。

引き込まれて最後まで読んでしまいました。

タイトルも好きです。

SFって、タイトルがかっこいいものが多いですよねー。

id:hasenka No.20

回答回数6ベストアンサー獲得回数1

ポイント11pt

アイヴォリー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150109605/249-9132...

パヴァーヌ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4387870370/249-9132...

http://www.asahi-net.or.jp/~li7m-oon/doc/kaisetu/pavane.htm

アイヴォリーは失われたアフリカのサバンナと遠い未来の約束に思いを馳せます。パヴァーヌはどんな歴史事件も人類の一定の方向性に抗う事の限界を感じさせます。が、どちらもそのストーリーよりも表される情景に余韻が残ります。

id:mkiyota No.21

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

私も、質問者の方と同じような傾向でSFを読み始めたものです。

超SFマニアの知人に、読んで気に入った作家を知らせたところ、次のような返事をもらったので、参考にしてみてください。


Since you liked those authors I would continue with them.

1. For Isaac Asimov try the original Foundation trilogy: Foundation

(1951), Foundation and Empire (1952), and Second Foundation (1953).

2. For Arthur C. Clarke try Childhood's End (1953) and Rendezvous with

Rama (1973).

3. For Robert A. Heinlein try Door Into Summer (1956) and the novella

"The Unpleasant Profession of Jonathan Hoag" (1942), in a collection

with the same title and also in The Best of Robert A. Heinlein (1973)

4. The only William F. Gibson book I have read is Neuromancer. Count

Zero (1986) and Mona Lisa Overdrive (1988( continue his "Sprawl

Trilogy". Pattern Recognition is supposed to be very good. I did like

his short story "Dogfight" too, which is in the collection Burning

Chrome (1986).


ご質問の条件外になってしまいますが、

個人的には、上記の作品群と平行して読んだ、日本人作家の小川一水氏の中編集「老ヴォールの惑星」がNo1だったりします。

同世代の日本人作家の、次の作品をわくわくしながら待つのもよいものです。

id:love-and-peace No.22

回答回数239ベストアンサー獲得回数2

ポイント11pt

SF=サイエンスフィクションというのが、基本ではありますがSFの世界は素晴らしい拡がりを見せ、SF=サイエンスファンタジーだったりSF=スペースファンタジーだったりするわけです。

筒井さんに代表されるようにSFとは「虚構」という概念を最も純化したものと捉えるグループも存在するわけです。こういうのも嫌いではありません。

SFを楽しむという意味では魔法の国ザンス・シリーズなんかもお勧めですね。

カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

カメレオンの呪文 (ハヤカワ文庫 FT 31 魔法の国ザンス 1)

  • 作者: ピアズ・アンソニイ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ただし、基本は基本です。本来のサイエンスフィクションという概念を押さえて頂きたいと思います。昔「空想科学小説」などと訳されていたようですが、空想という部分が一人歩きしてしまい、タイムマシンやワープといった科学的に非常に怪しい概念が既成事実のように扱われるようになってしまうのには違和感があります。

基本概念とその拡張概念は対比してしっかり把握したいものです。

でないと科学オンチのSFファンなんていう笑えない存在に成り下がってしまいます。

現代物理学の説くところでは、ワープおよびタイムマシンは限定付きで実現可能だそうです。ワームホールを作ってその出入り口を適当なところ(中性子星の近傍とか)に配置すればよいようです。

ただし制限のほうですが、まずワームホールを作るには恒星数個分の制御可能なエネルギーが必要ですし、タイムマシンとして利用する場合時間を遡れるのはワームホールを作った時点までとのことです。なにしろ人類は月までしか行った事がないのですから、膨大なエネルギーを制御してワームホールを作ったり中性子星の傍に安全に近づいたりするというのは、紙の上では可能でも、本当に実現するのはいつのことやら・・・・・などと夢想するのが本来のSFであるわけです。

最近科学の発展は加速度的でありここ10年の進歩だけでも目を見張るものがあります。新しい知見が次々と出てきています。SF作家と呼ばれる人々が科学の最前線に追いつけないで、ただの夢想家になりかねないご時勢です。このような状況では筒井さんのような割り切り方のほうが好ましいのかもしれません。

SFよりこっちのほうが面白いかもね

日経サイエンス 2006年 05月号 [雑誌]

日経サイエンス 2006年 05月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 日経サイエンス
  • メディア: 雑誌

いや口上が長くなりましたが、なんでこんなこと書いているかというと貴殿が

>『2001年宇宙の旅』、映画があまりにも理解不能で眠かったのですが……。

とコメントされたのに触発されて書いているのです。

クラークという人は本来の意味でのSF作家でありそういう意味では第一人者であると思います。単に作家であるばかりでなく、現実の科学の発展にも寄与しています。

たとえば、衛星通信を発案したのは彼です。宇宙エレベーターというアイデアも発案しました。このアイデアの実現可能性を検証するため、スペースシャトルからロープ(今はティザーと呼びます)を垂らしてみるという実験が行われたのは有名な話です。宇宙エレベーターの実現にはもう少し時間が必要でしょうが、ティザーにいろいろな応用が可能なことがわかり、現在盛んに研究されています。

また、火星の環境改造(テラフォーミング)にも強い関心を示し、これに関する著作もあります。

オリンポスの雪―アーサー・C・クラークの火星探検 水と緑の「惑星誕生」ものがたり

オリンポスの雪―アーサー・C・クラークの火星探検 水と緑の「惑星誕生」ものがたり

  • 作者: アーサー・C. クラーク 松井 孝典
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • メディア: 単行本

ただしこれは小説ではありません。

スペース・オデッセイは既に他の方が紹介されていますが、この映画(台本はクラークと監督のキューブリックの共作)の与えた影響は計り知れないものがあります。(小説は映画の後に書かれたものです)

たとえば

HAL(ハル)伝説―2001年コンピュータの夢と現実

HAL(ハル)伝説―2001年コンピュータの夢と現実

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 単行本

これも小説ではありませんが

また続編として2010年

2010年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

2010年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C. クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

2061年

2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

3001年

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C. クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

があります

彼の古典化した初期の作品は他の人に紹介を譲ることにして

私のお勧めは

宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))

宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))

  • 作者: アーサー・C・クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

それから続編(若手作家との共著)

宇宙のランデヴー2〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

宇宙のランデヴー2〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アーサー・C. クラーク ジェントリー リー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

近未来を考えるアイデアが詰まってますよ

長くなりましたが現代は科学の飛躍的な進歩の時代です。

それを裏返すと、SFが陳腐化しかねない時代です。

この逆境を乗り越える生きのいい新作を渇望しています。

それがないもんだからここ10年は小説ではなく科学書を

読みふけっている私です。

エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する

エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する

  • 作者: ブライアン グリーン
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • メディア: 単行本

id:nischiura2006 No.23

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ポイント11pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152035277/qid=1145...

既に出てますが、「アルジャーノンに花束を」は短編・長編の2通りありますし(両者ともネビュラ賞受賞)、英語版や戯曲版もあります。

id:syaki No.24

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ポイント11pt

九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)

九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: R.A. ラファティ R・A・ラファティ 浅倉 久志
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

キーワードが「奇妙」ということなので「SF界のホラ吹きおじさん」と言われるラファティの短編集をお勧めします。

会話が多いためテンポがいいですし、SFでありがちな『巻末に用語集つけろや判んねーよ』ということもありません。オチも効いています。

id:bn2islander No.25

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ポイント11pt

質問文にも回答文にも出てこないので、僭越ながらおすすめさせて頂きます。コードウェイナー・スミスの『人類補完機構』シリーズです。SFには未来史をテーマにしている作家が多いのですが、このシリーズは、何というか、華麗な印象を受けます。

「人類補完機構」と言う名前やあらすじを聞くと取っつきにくいかもしれませんので、本屋で、短編集の一作目「鼠と竜のゲーム」『スキャナーにいきがいはない』の一ページ目を読んでみて下さい。おそらく、引きつけられるかと思います。

鼠と竜のゲーム―人類補完機構 (ハヤカワ文庫 SF 471)


未来史と言えばハインラインもおすすめですね。あらかじめ背景世界をきちんと設定しているので、現実感が出ていると思います。短編集で3冊にまとめられております。1冊目から読むべきでしょうが、2冊目の「地球の緑の丘」の方が質の高い短編が多数収められているように感じます。そして、未来史シリーズの世界を受け継いでいるのが、「宇宙の孤児」「メトセラの子ら」「愛に時間を」です。なお、「愛に時間を」は「メトセラの子ら」の正統な続編に当たります。

地球の緑の丘 (ハヤカワ文庫SF―未来史2)

宇宙の孤児 (ハヤカワ文庫 SF 281)

愛に時間を (1) (ハヤカワ文庫 SF (581))


また、ハインラインの長編では「ダブル・スター」もおすすめですね。主人公はしがない俳優で、地球連邦政府大統領の替え玉としてスカウトされると言うお話です。ハインラインの作品の中で、私はこれが気に入っています。

ダブル・スター (創元SF文庫)


同じくハインラインの「銀河市民」はジュヴナイルに分類されると想うのですが、これもいい作品だと思います。主人公は奴隷で、冒頭で奴隷市場に掛けられてしまいます。少年の奴隷は需要が少なく、なかなか買い手が付きません。片足の乞食「いざりのバスリム」に買われてしまいます。そのバスリム、実は……というお話で、これも成長物語です。

銀河市民 (ハヤカワ文庫 SF 70)

id:enzi No.26

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ポイント11pt

悪魔の機械 ハヤカワ文庫FT

K.W. ジーター (著), 大伴 墨人 (翻訳)

スチーム・パンクというスタイルのSFです。日本には『天空の城ラピュタ』『サクラ大戦』などがありますが、これらの源流に当たる作品で、蒸気・ビクトリア王朝・マッドサイエンティストと発明品、怪人というキーワードに惹かれるものがあれば、手にとってみてはいかがでしょう。同スタイルではティム・パワーズ『アヌビスの門』もおすすめです。

id:Ebis No.27

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ポイント11pt

 ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』(ハヤカワ文庫SF)

 もしハヤカワの青背から1冊だけ薦めるなら、という条件ならば個人的には迷わずこれです。とてもとてもセンチメンタルな短編集です。SFにかぎらず今までオラが読んできたあらゆるエンタメ系小説のなかでベストと言っていいです。

 あと、『あなたの人生の物語』と『しあわせの理由』はどっちもどっちだと思うのでどこにその差が生まれたのかわからないんですけど、それがもしイーガンに波長が合ったということならば『順列都市』をお薦めします。

id:cyber_terrorist No.28

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ポイント11pt

いろいろなものを読まれるのも良いですが、

一人の作家を追っていくのも楽しいかと思います。

私はハインラインとニーブンを長年追いかけておりました。

ハヤカワからハインラインの短編集が3冊出たと思います。

その中の「輪廻の蛇」は食傷気味(笑)といわれている

タイムパラドックス物ですが、おすすめです。

ニーブンもリングワールドが有名ですが、それ以外のものも

ひっくるめてノウン・スペース・シリーズとしていろんなとこで

話しが繋がってて面白かったですよ。

ただ、ハヤカワ書房のHPで検索しても出てこないので、

絶版なのかしら?と。

id:FXMC No.29

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ポイント11pt

 P・K・ディックなんてどうでしょう。

 ハヤカワから出てる短編集は、どれも当たり率高いです。(異色作家短編集とかぶるのもありそうだけど)

 日独が大戦に勝った世界を描いたIFモノの古典『高い城の男』とか、アクション要素もあって映画化もされた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(ブレード・ランナー)とか長編も傑作はあります。

 SF的大事件とかをあえて描かずドラッグ中毒のヒッピーの陽気で破滅的な生活を描いた『暗闇のスキャナー』は…人にはオススメできないかな。私は好きだけど。

 ああ、『ヴァリス』だけは手を出しちゃダメですよ。あれは哲学書で神学書で妄想書です。

id:mikkent No.30

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ポイント11pt

ブラットベリの「宇宙船乗組員」

というより「ウは宇宙のウ」がおすすめです

id:papyrus-white No.31

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ポイント11pt

こんばんは。抒情系のSFファンです。(ハードも好きですが)

ティプトリーの「たったひとつの冴えたやり方」

宇宙船の少女のお話です。短編集のひとつ。

ティプトリーにしては話が柔らかく、SF初心者にもお勧めです。

ロバート・F・ヤングの「ジョナサンと宇宙クジラ」

短編集のひとつです。読後感が良い。

ブラッドベリの「火星年代記」「ウは宇宙のウ」「スはスペースのス」

後者の短編の幾つかは、萩尾望都さんが漫画化しており、そちらから入るのもいいかも。素晴らしいです。

竜騎士シリーズはマキャフリィの「パーンの竜騎士」シリーズですね?

「歌う船」は如何でしょう?

少女がブレインとなっている宇宙船のお話です。

アジモフなら「銀河帝国の興亡」シリーズも良いですよ。

まずは最初の三部作をどうぞ。

そして、彼が亡くなった後も延々と続いております(笑)

ホーガンは「星を継ぐもの」がシリーズ化されているので、その流れで追っていくのも楽しい。

参考になりますでしょうか?

id:Neat No.32

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ポイント11pt

ラリイ・ニーヴンのリングワールドなんてどうでしょう。

同じ世界観の作品が何冊か(早川と創元にまたがってますが)ありますのでよければご一緒に。

id:kanan_nacanan No.33

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ポイント11pt

エイミートムスンの緑の少女はいかがでしょうか?

異星生物との遭遇を書いた本です。少し重いかな?とも思いますが、アシモフ・イーガン・ホーガンを読んでいるので楽しめると思います。

緑の少女〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) 緑の少女〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

もしくは、少し難しいものもいけるよというのなら、コードウェイナースミスあたりも面白いかもしれません。(>25で出ていますが)

上のコメントを読んでいると、そこそこ読んでいそうなので怖いですが(^^;

id:undine No.34

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ポイント11pt

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫SF)

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: エイミー・トムスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「ヴァーチャルガール」

マギーと言う美少女ロボットと、AIがご法度な世界で彼女を作り出した博士の逃亡劇。

訳も上手く、読みやすいです。

銀色の恋人

銀色の恋人

  • 作者: 井辻 朱美 タニス リー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「銀色の恋人」

こちらは青年アンドロイドと、彼に恋する少女のお話。

ヴァーチャルガールと併せて読むと面白いかもしれません。

血のごとく赤く―幻想童話集 (ハヤカワ文庫FT)

血のごとく赤く―幻想童話集 (ハヤカワ文庫FT)

  • 作者: タニス リー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「血のごとく赤く」

銀色の恋人と同じ、タニス・リーの作品です。

基本はファンタジーなのですが、SFよりのものも含まれているグリム童話パロディ集です。

訳も良く、読みやすいと思いますのでお勧めします。

たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)

たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: ジェイムズ,ジュニア ティプトリー 浅倉 久志 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「たったひとつの冴えたやり方」

既出ですが、最近読んだ中ではとても面白かったので。

id:kanan_nacanan No.35

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ポイント11pt

他力本願ではありますが、翻訳SFであれば、現在行われているアンケートの中から、選択数上位を選ぶのもいいかもしれません。

自分でも「これは悩むから後回し」と考えている本が、案外評価高いかも知れませんよ?

翻訳SF短篇ファン度調査(06年オールタイムベスト版)

http://www.fan.gr.jp/~hosoi/alltimeenq/enq-alltime2.cgi

翻訳SFファン度調査(06年オールタイムベスト版)

http://www.fan.gr.jp/~hosoi/alltimeenq/enq-alltime3.cgi

id:thomas7212 No.36

回答回数156ベストアンサー獲得回数1

ポイント11pt

SFは著者によって千差万別なので、気に入った作者から似たような作風へと広げていくのが良いと思います。

私のお薦めはポール・アンダーソンの「タウゼロ」です。

絶望的な状況でも決して諦めない主人公の姿は好きです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488638058/qid=1145...

id:rikuzai No.37

回答回数1366ベストアンサー獲得回数141

ポイント11pt

宇宙船ビーグル号の冒険 (創元SF文庫)

宇宙船ビーグル号の冒険 (創元SF文庫)

  • 作者: A・E・ヴァン・ヴォークト
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

古典中の古典ですが。SF初心者です、といわれたら「これはもう通りました?」ってとりあえず聞いてみたい作品。

読んだときは「ああ、SFってこういう感じだ」としみじみ思いました。


地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

  • 作者: ブライアン W.オールディス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

これも古典です。

読んでいたらナウシカを思い出すかもしれないですね。植物に覆われた地球が舞台です。

ラストあたりのなんともいえないあのシンとした感じが大好きです。


カエアンの聖衣 (ハヤカワ文庫 SF 512)

カエアンの聖衣 (ハヤカワ文庫 SF 512)

  • 作者: バリントン J.ベイリー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「奇妙」とおっしゃるので、ジョーカー一枚。

バリントン・J・ベイリーという人の作品はアイデアに溢れていると思うんですが、奇抜なものが多い…。

この作品も「服は人なり」というテーマ。それだけ聞くとなんだそりゃ、と言われそうですが、「服」が人や周囲に影響していく世界に引きずり込まれていく感じはかなりいいです。

他にも「時間衝突 (創元推理文庫)」や「ロボットの魂 (創元SF文庫)」あたりもお勧めしておきます。

(件の人工知能「ベイリー」君はこの人からつけられたのではと思っているんですけどね、どうですかsukeshiさん?)

宇宙船レッド・ドワーフ号〈1〉無限の宇宙そんなに急いでどこへ行く

宇宙船レッド・ドワーフ号〈1〉無限の宇宙そんなに急いでどこへ行く

  • 作者: グラント・ネイラー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 新書

宇宙船レッド・ドワーフ号〈2〉素晴らしきかな人生

宇宙船レッド・ドワーフ号〈2〉素晴らしきかな人生

  • 作者: グラント ネイラー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • メディア: 新書

更にジョーカー一枚。

NHKで放映されていたSFコメディのノベライズですが、「銀河ヒッチハイク・ガイド」がありならこれもお好きではないかなと。も~笑えます。

ドラマとはエンディングが違うのですが、私はこっちの方が好きですね。

ちなみに「銀河ヒッチハイク・ガイド」は昨年映画上映されましたね。

マーヴィンが最高でした。

原作は5巻完結らしいのですが、邦訳文庫はまだ3作目までしか出ていないので河出さんにはがんばってほしいところです。

id:SeaCanary No.38

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ポイント11pt

クラークは読みやすいですね。

訳者も上手いのでしょう。

白鹿亭綺譚 (ハヤカワ文庫 SF 404)

白鹿亭綺譚 (ハヤカワ文庫 SF 404)

  • 作者: アーサー C.クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

「白鹿亭綺譚」:私もブラウン、ブラッドベリ等の短編から読み始めました。ニヤリと笑える短編集です。

イルカの島 (創元SF文庫)

イルカの島 (創元SF文庫)

  • 作者: アーサー・C. クラーク
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • メディア: 文庫

「イルカの島」:少年向けだったかと思いますが、良いです。

id:yoosee No.39

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ポイント11pt

SF必読書の本棚

こんなものを作っていますので御参考まで。

id:kaznov17 No.40

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ポイント11pt

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

  • 作者: ブライアン W.オールディス
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

植物が異様に進化した未来の地球の物語。椎名誠も絶賛しています。

夜の翼 (ハヤカワ文庫 SF 250)

夜の翼 (ハヤカワ文庫 SF 250)

夜の翼 (ハヤカワ文庫 SF 250)

  • 作者: ロバート・シルヴァーバーグ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

美しい幻想的なSF。シルヴァーグの代表作。

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

  • 作者: スタニスワフ・レム
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • メディア: 文庫

ポーランドの作家 レムの代表作。ファースト・コンタクト物だが、徹底的な厭世観がたまらない。

id:Yositomi-h No.41

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150107319/250-6855...

「楽園の泉」アーサー・C・クラーク

私は土木を専攻し橋の設計会社に勤めている関係もあり土木技術者しかも橋の設計者がSFの主人公になっているので感激しました。

クラーク曰く最後の長編と言うだけあって内容緻密さ、壮大さ気品の高さクラークの最高傑作と言っても良いと思います。

最後のコーラ警報、エピソードの壮大さ・・・・良いと思います。

id:ha0 No.42

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ポイント11pt

10年前くらい前に大学のSF研に

オールタイム・ベストSF

のアンケートをしています。

http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/sf_ken2.html

個人的なお勧めは

歌う船 (創元SF文庫 (683-1))

「歌う船」です。

女性に優しいSFです。

id:nischiura2006 No.43

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アーヴィング・ウオーレスの「新聖書発行作戦」

キリストが実は人間だったことを示す古代の文書が発見され、その発表を阻止しようとヴァチカンが・・・ダヴィンチ・コードより先に発表された作品です。原題はA WORDです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102184015/qid=1145...

アイリーン・ロットマンの「バイオニック・ジェミー」80年頃テレビ放送してた「地上最強の美女」のノベライズです。軽めのSFです。

id:Mayura No.44

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ポイント11pt

あまり「奇妙な」作品ではありません。

ついでに言うと、いま入手するのは難しいかもしれないのですが、私にとっては、まさに「一つの世界観」を示してくれた名作です。


マリオン・ジマー・ブラッドリー

『ダーコーヴァ年代記』シリーズ


創元推理文庫から、外伝をふくめ、22冊(のはず)が出ています。

『はるかなる地球帝国』というタイトルのものを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

ダーコーヴァの世界の一端が見えると思います。

id:RIKKUN No.45

回答回数51ベストアンサー獲得回数1

ポイント11pt

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150112401/qid=1145...

早川文庫の『ホログラム街の女』(F.ポール ウィルスン 著)なんていかがでしょう。

SFと言うか、どちらかというとハードボイルド小説だと自分では思ってるんですけどね。

まぁ、毛色の変わった物と言うことで。

  • id:lockedroom
    lockedroom 2006/04/22 21:53:53
    皆様たくさんの回答を有難うございました。徐々に読んでいこうと思っています。……というか読みたい本ばかりでどうしようという気も(笑)。
    のっかりはてなをして下さった匿名の方も、有難うございました。
  • id:sukeshi
    to rikuzai様

    どうも、sukeshiです。
    ベイリーの名前の由来ですが、バリントン J.ベイリーではありませんでした。
    #恥ずかしながら、この人の本は読んだこと無いです。今度読んでみようかな…

    一応、由来はありますし、それ自体は有名なものなんですけど。
    ナイショです~

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