というセリフをマンガなどで見かけますが、実際に表現するとしたら、どうやればいい?
語尾を濁らせて表情でイクスクラメーションをアピールかなぁと思ったのだけど、なんかしっくり来ないので質問。
文末ではなく単体での「…!」という台詞、ととらえて、この台詞が脚本にあった場合に演技者はどういう演技をするか、という視点で考えてみたいと思います。
前の文章に対するリアクションの表現であるため、前の文章の内容によって演じ方は変わると思います。大きく分類すると、真相を告げられた場合などの「未知」に対する反応、秘匿していた内容を知られた場合などの「図星」の反応、感情を揺さぶる発言をされた場合の「抑制」の反応、といったところかと思います。以下、端的にその表現です。
「未知」-息を飲む、という表現を最小限に抑えた形。身体の僅かな硬直、もしくは首筋のみ撥ねる。表情は驚き、またはそれを抑制した無表情。「…」の頭で息を吸い、「!」で喉の奥に空気を飲み込むようにして止める。字で書けるタイプの音声ではなく、息を吸う音(表情)-暫しの間-微かに喉の鳴る音(真顔に戻してゆく)、といった感じ。
「図星」-字で書くなら「ぐっ…!」といったところ。音声とともに、手や表情の硬直、顎を引く動作などで心理的に上から押さえつけられている状態を表現する。「…」の頭で一瞬息を詰め、「!」で息を吐く。息を止める(表情)-暫しの間-押し出すように息を吐く音(真顔に戻してゆく)、といった感じ。
「抑制」-主に怒りや悲しみなどのマイナス感情の抑制の表現。怒りは「図星」、悲しみは「未知」に表現と呼吸の仕方としては近いが、それぞれ感情の発露として表情の表現度合いが増す場合が多い。
要するに、呼吸・呼吸音・僅かな表情、のみで表現される部分なのではないだろうか、という事です。心理を表現するためには必要かつ重要な表現ですが、漫画等の音声も間も実際にはわからないメディアでは、なかなか描きがたいものかもしれません。それぞれの読み手の感性如何で「え、怒りは普通吸うでしょ」などという場合もあるかもしれませんが、そこはご了承下さい。
一昔前の優良なアニメーションをご覧になると(二次元劇と三次元劇の中間地点として最も解りよいかと)、非常に優れた「…!」が多く見られます。特に「攻○機動隊」等。
状況と流れによると思いますが、
えっ・・・
うっ・・・
はっ・・・
んん・・・
うごっ・・・
というイメージを持っております。
んーと。
回答くださった言葉を言えば、表現できそう?
できなそうなら再回答モトム。
なるほど。絶句ですな。
どんなシチュエーションかによると思います。
例えば、愛する人が交通事故で意識不明というショックな事を聞かされ時、
漫画を書いた作者は「ガーン」と書きたいところを
あえて「・・・!」としたとします。
これは読んでいる人、それぞれが色々な感情を抱いて欲しいという表われだと思います。なので、具体的な状況を設定していただけないと難しいかと・・・^^;
うわ、真面目な回答ありがとうございます。
ネタカテゴリに登録しとくべきだったかな。
この場合は「ガーン」と言うべきか。言うかな、ガーン。言うかも。
その表現を体験する方法は簡単です。 ・・・! には ちゃんと意味があるからです。
『しばらく呆然としたが、すぐに気づいた』
この最初の呆然がクセものです。この時点である程度は分かっている、もしくは想定している必要があるからです。
例えば、昨日まで元気だった患者さんの様態が急変した事を知らされた夜勤担当医なんてシチュエーションは「エッ! 様態は!?」となりますが
すでに山場かもしれないと極限状態の際に様態悪化を知らされた夜勤の担当医は「……! すぐに行こう!」となります。
では、これを表現する時ですが。 「ついにこの時が来たか」を表現するのです。
・仮装大賞でドラムロールの中、自分の番号が呼ばれた瞬間。
・ちょっと望み高めだった受験に自分の番号が載っていた瞬間。
・日々体が弱っていく恋人の、余命告知を受けた瞬間。
これらを私の場合は、「お腹に力を貯める」事で表現します。
最初は椅子に座って背もたれに軽くもたれた方がやりやすいと思います。
顔の表情は動かさず、慣れたら気持ち眉をしかめる程度にして
お腹、へそっていうのでしょうか。難しくいうと「丹田」と呼ばれる場所をグッと痙攣したように硬くします。
そしてふっと力をぬいて
「ああ、わかっていたさ。 そうなんだな。」と気持ちを楽にします。
慣れてきたら。ここの気持ちを抜く部分を変えてみます。
いっきに自我を忘れて喜びに走る。 胸を握り締め泣く。 慌てて浮き足立ってしまう等。
大切なのは硬直寸前の緊張感と、その後の感情への大転換です。
おおー!!! なるほど!
腑に落ちました。
僕の考えでは「・・・!」っていう表現はあっけにとられて言葉が出ない状態だと思うので、実際に体で表現するとしたら口をポカーンと開けて無言で棒立ちっていうのがいいと思います。
http://www.mandarake.co.jp/shop/info_nakano/iwai/animal022/p09.g...
ぽかーん+棒立ち
目をまん丸く開けて、
「あっ」を発音せずに声帯のみを揺らす(のどをカラカラさせる)といったかんじですかね。
難しい。
練習しました。ちょっと難しい。
文末ではなく単体での「…!」という台詞、ととらえて、この台詞が脚本にあった場合に演技者はどういう演技をするか、という視点で考えてみたいと思います。
前の文章に対するリアクションの表現であるため、前の文章の内容によって演じ方は変わると思います。大きく分類すると、真相を告げられた場合などの「未知」に対する反応、秘匿していた内容を知られた場合などの「図星」の反応、感情を揺さぶる発言をされた場合の「抑制」の反応、といったところかと思います。以下、端的にその表現です。
「未知」-息を飲む、という表現を最小限に抑えた形。身体の僅かな硬直、もしくは首筋のみ撥ねる。表情は驚き、またはそれを抑制した無表情。「…」の頭で息を吸い、「!」で喉の奥に空気を飲み込むようにして止める。字で書けるタイプの音声ではなく、息を吸う音(表情)-暫しの間-微かに喉の鳴る音(真顔に戻してゆく)、といった感じ。
「図星」-字で書くなら「ぐっ…!」といったところ。音声とともに、手や表情の硬直、顎を引く動作などで心理的に上から押さえつけられている状態を表現する。「…」の頭で一瞬息を詰め、「!」で息を吐く。息を止める(表情)-暫しの間-押し出すように息を吐く音(真顔に戻してゆく)、といった感じ。
「抑制」-主に怒りや悲しみなどのマイナス感情の抑制の表現。怒りは「図星」、悲しみは「未知」に表現と呼吸の仕方としては近いが、それぞれ感情の発露として表情の表現度合いが増す場合が多い。
要するに、呼吸・呼吸音・僅かな表情、のみで表現される部分なのではないだろうか、という事です。心理を表現するためには必要かつ重要な表現ですが、漫画等の音声も間も実際にはわからないメディアでは、なかなか描きがたいものかもしれません。それぞれの読み手の感性如何で「え、怒りは普通吸うでしょ」などという場合もあるかもしれませんが、そこはご了承下さい。
一昔前の優良なアニメーションをご覧になると(二次元劇と三次元劇の中間地点として最も解りよいかと)、非常に優れた「…!」が多く見られます。特に「攻○機動隊」等。
うっひゃー!ありがとうございます。
未知、図星、抑制 それぞれについて「これか!」とひざを打ちました。いやはや、素晴らしい。
士郎 正宗さんの作品読み直し決定。
眉毛を一回上げる(目を大きくひらく)
↑
これを一瞬でやる。
そして雰囲気で一回静止する気分になる。
「・・・・・・・・!!」
雰囲気で一回静止する気分になる。
↑
なかなか難しいですが、感謝。
口とのどの境目で息を止める感じ(わかりにくいですか・・・)じゃないでしょうか
勢いつきすぎると ンガッ って音がしそうな あれこそ「・・・!」だと思っています
「口とのどの境目で息を止める」「ンガッ」
サザエさんのにおいがするのは私だけでしょうか。がんばってみます。
思わず言葉を失って「・・・」、
感動、驚き、愕然などを表わす「!」は、身ぶり手ぶりで、というのはどうでしょう。
喜びの「!」だったらガッツポーズ、ショックの「!」だったら頬やおでこに手をあてる、とか。
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&i...
身振り手振りで表現!それ新しい。いい。
目を見開いて、まるで飛び出そうな勢いの驚き方を想像します。
言葉を発するなら
「んぐっ・・・・!!」
「・・・!」
が
目を見開いて、まるで飛び出そうな勢いの驚き方だから、
「んぐっ 」といいつつ、目を見開く!
「・・・!」は、私はずっと、声が出ないほど驚いた様子をあらわす様な意味合いで読んでいました。
ストーリーのシチュエーションにもよりますけれど、
・驚いて鳩が豆鉄砲食らうような様子
・ショックを受けて立ち尽くす
・目を見開いて凝視する
・・・・といった感じで、台詞というよりは、様子をあらわしていると思います。
なるほどなるほど。どうもそのようですね。
いやあビックリ!
ななんと!
なんとまあ!
げげ!
あれま!
うぉっ!
うへっ!
どほっ!
ぐは!
ひょーっ!
わはっ!
だーっ!
どほっ って、初めて見ました。
普通に私は、てんてんてんてん・・・って言って微妙な表情をします。
「てんてんてんてん・・・」って言う。
さらに、
「微妙な表情をする」
・・・ごめんなさい僕普通じゃないみたいです。
言葉を失った状態が1~2秒続いたあと、表情が急激に変化するという感じではないでしょうか。
状況を把握するのにも時間がかかって、把握した後で全身を硬直させたり、眉を吊り上げたり。緊張感ある間をおいた後の心情の変化を表現したものだと思います。
言葉を失う&状況を把握
⇒表情の変化
これですな。感謝。
うっひゃー!ありがとうございます。
未知、図星、抑制 それぞれについて「これか!」とひざを打ちました。いやはや、素晴らしい。
士郎 正宗さんの作品読み直し決定。