「宗教・疑似科学・民間療法への、信仰の有無」と、「学歴・生活レベルの高低」に、相関関係はあると思いますか? 皆さんの考えを聞かせてください。
個人的にはないと思います。
オウムに高学歴が多かったり生活が低いと宗教に走りやすいといった話は時々見かけますが、それはどちらかといえば原因というより結果でしょう。
人の心には、何かを信じるということで現実を受け入れる作用があります。それは言い換えると、この現実を理解する上でどのレベルで思考停止するかという風にもいえます。どんな人もそれぞれの抱える問題を意識したとき、その問題を説明できるような信じる何かを欲するので、信じることで理解した気になっておくのは日常生活を送る上でいえば悪いことではないです。
高学歴の人や低収入の人が信仰に走ったとして、それはその信仰が持つマーケット(対象層)の話になるでしょう。現実に生きてる人はより複雑に信じる作用をコントロールしてるはずです。
いま思ったのですが、学歴や収入格差で信仰依存の度合いが変化するという発想それ自体がかなり信仰的に感じられます。
ないと思いますね。
宗教・疑似科学・民間療法への信仰は、溺れる者はわらをも掴む心境で入門するケースが多く、急地位陥った際に冷静に解決力を発揮することができない人間が陥るケースが多いと判断されます。当然のこちながら、高学歴であっても冷静に問題解決できない者もあり、冷静さは学力や生活水準とは相関関係があるとは言い難いものであるため、相関はないといえるでしょう。
ないでしょう。
そもそも「宗教」、「疑似科学」、「民間療法」これらを並記されている所に問題があります。
清貧を教義とする宗教を信仰している場合は、敢えて経済的な活動レベルをさげる場合もあるでしょうし、
それが直接的に生活レベルが低いということを意味することにはならないでしょう。
また、一線の科学者や研究者にはユダヤ教徒、キリスト教徒が数多くいますが、
逆に、経済的、地理的な要因から十分な教育を受け得る環境に無い同教信徒もまた多数存在します。
「民間療法」にしても、疑似科学的なものとそうでないものとを区別する線引きが困難です。
鍼灸治療や漢方療法等の東洋医学について考えた時に特にこのことは顕著であって、
学歴それ自体よりも、教育文化的背景の差異がそれらを信奉するかしないかを大きく左右します。
”ある特定の”、”小規模な”、という言葉を冠した「宗教」、「疑似科学」あるいは「民間療法」を信ずるもの
の集団について考えるのであれば、学歴や生活レベルとそれらの間にある一定の相関関係が認められる場合もあるかもしれませんが、このご質問の回答としては、「関係はない」と言う事になると思います。
高学歴の方ほど、宗教を好んだりしますね
http://www.info.sophia.ac.jp/theol/
あとは、人生に苦しむぶん、何かにすがりたいと思って宗教にのめりこむ人が多いです。
生活レベルは大きいでしょうね
2番の回答の補足です。
幕末から明治にかけての混乱期に台頭した新興宗教、天理教、大本教などは明らかに社会の下層の人々の救済を主題とし、布教していました。
創価学会も初期にはそうです。高度成長期に高度成長の波に乗れなかった貧困層に浸透していました。
ですから、現在の状況は社会の経済・知識レベルが平準化された状況での現象かもしれません。
もし今後二極化の傾向が強まり、新しい貧困層が形成される場合、そこに新しい宗教が芽生えるやもしれませんね。また逆に富裕層に迎合的な宗教も生まれるかもしれません。・・・・というとなんかナザレ人イエスのことを想起してしまいますが。
上記の方々の回答と重なる部分もありますが、ご容赦を。
4番(crisis-christさん)の指摘や、6番(love-and-peaceさん)の説明は重要だと思います。
で、“特定の”宗教「団体」や疑似科学「提唱者」、民間療法「術者」が存在する場合(おそらく質問の趣旨と思われるケース)では、学歴・生活レベルとは、本質的な関係はないと思います。
関係があるとすれば、どの学歴の人・どの生活レベルの人を「ターゲット」にするかという、「団体」や「提唱者」、「術者」の態度でしょうか。
学歴との関連は無いと思われます。
これらは情緒的な部分で惹かれていくものですから、
そこに学問的素養の差違は現れにくいと考えられます。
生活レベルに関しては、若干関連するかもしれません。
少なくとも生活がギリギリであれば、
実利のないものに費やす金はないでしょうから、
これらのものに関わっていくためには、
少なくとも生活がある程度安定している必要があります。
しかし、大多数を占めると思われる
ある程度安定した生活が営めている層から上で考えれば、
差違は現れにくいものと考えられます。
むしろ宗教などは、個人の学歴や生活レベルなどより、
社会不安などが大きく影響してくると思います。
幕末から明治にかけての新宗教の台頭、
戦後の混乱期における新宗教の台頭、
そして第三次宗教ブームと呼ばれた
安保敗北組の青年層をとらえた新宗教の成長などの背景には、
全て社会的な不安定要素が存在します。
コメントが全くないので、質問者さんが求めておられる回答がなんなのか推測しづらいのですが、
圧倒的に「相関関係はない」という回答が続く中、質問を閉じられないというのは、
「ある」という回答を待っておられるのかなと思ったのですが、うがちすぎでしょうか。
「質問の仕方が…」と書かれていますが、
実際質問者さんが聞かれたかったのは、
「宗教や疑似科学、民間療法などに共通する、科学的に実証できないものを信じる人は、学歴が低い人や生活レベルが低い人ではないか」
なのではないでしょうか。
今回の質問への回答は私もやはり「相関関係はない」ですが、
上記のような内容ならばまた別の回答ができるかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%97%E6%95%99
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E4%BC%BC%E7%A7%91%E5%AD%A...
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E9%96%93%E7%99%82%E6%B3%9...
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