二項分布と負の二項分布とベータ二項分布のそれぞれの特質も説明してください
まず、LEXIS RATIOの和訳ですが、LIXISは「語彙・データベース」という意味であり、PATIOは「比率・割合」という意味ですから、分布率または分布量とでも訳されましょう。基本的には標準偏差の平方ですから、ほぼ意味は同じでしょう。
http://www.is.seikei.ac.jp/~iwasaki/kouginote/B/B.00.1.Contents....
まず二項分布についてですが、これはコインをN回投げた場合における表の面の出る回数の分布をいいます。コレが元になって、正規分布が考えられたともいえます。
次に、負の二項分布とは、コインを投げて表の面が出るまでに要する回数の分布をいいます。これは、回数=1となる確率が1/2、2回となる確率が1/4、3回となる確率が1/8、N回となる確率が1÷(2のN乗)となり、正規分布とは異なりボアソン分布等に近い感じになります。
最後に、ベータ二項分布ですが、これは基本的な性質は二項分布と同じですが、計算方法の違いにより(母標本を元に計算する)、分散(標準偏差)は二項分布よりも大きめになります。
以上です。
ベータ二項分布について、どのような事例で用いるのか、もう少し説明してください。