学部生の論文ですが、結構面白いです。
今回の4つの分析の中で、高い確率で有意になっていた指数は、営業利益と失業率である。
失業率と、営業利益が相関性の高い指標であるとのことです。
長期金利(長期国債利回り)は、それほど相関性は高くなかったみたいですね。
1年以内の短期で見れば米ドルと日経平均は連動しています。これは円安=ドル高ですから、ドル・ベースで見た場合、日本株は割安になりますから連動するのでしょう。今週の株高は外人買いが中心だと思っています。
(ヤフー・ファイナンスでのドルと日経平均の短期比較グラフ)
http://quote.yahoo.co.jp/q?d=c&c=&k=c3&t=1y&s=99...
中長期で連動しているのはGDP成長率。日銀は、GDP成長率の数値と支店長会議における全国各地の景気概況をベースに金利水準を決めます。名目GDPが強めにでてくれば、物価が加熱しないように金融を引き締め、場合によっては金利を引上げます。金利が上がれば株価が下がるのは既にご存知と思います。
(野村證券の経済成長率の説明)
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