1175266508 1つの絵なのですが、見方によっては、「ウサギ」に見えたり「アヒル」に見えたりするイラストがあります。そのイラストをチューリッヒの動物園に来ている子供たちに見せてアンケートを取ったところ、10月は8割以上が「アヒル」と答えたにもかかわらず、4月には、約8割が「ウサギ」と答えたそうです。なぜでしょうか?


4月は、イースターがあるので、シンボルのウサギ(多産の象徴)をイメージするというのは分かるのですが、なぜ10月が「アヒル」を連想するのか分かりません。サンクスギビングは七面鳥だし…。どなたか教えてくださいませ。

回答の条件
  • 1人2回まで
  • 登録:
  • 終了:2007/04/03 08:26:10
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

ベストアンサー

id:shimarakkyo No.5

回答回数387ベストアンサー獲得回数24

ポイント100pt

その絵が、もともとぱっと見は「ウサギ」よりも「アヒル」に見えるから、ではないでしょうか?

つまり、1月でも8月でも、4月以外のどの月に見せても8割の子は「アヒル」と言いますが、4月だけはイースターのイメージをすでに大量に見せられているので(3月の終わりぐらいから本当に町中至る所でウサギだのタマゴだのを見かける様になりますから)ので「ウサギ」と答える、という解釈です(心理学の用語で”Priming”という効果だったと思います)。

id:clairvoyance

これが、一番説得力のあるご意見ですね。

私はこの絵を、単なる「騙し絵」ということではなく、パラダイムシフトの観点で捉えています。つまり、人間の脳に対して、最初は1種類にしか見えなかった物が違うものにも見えるきっかけがある。これもパラダイムシフトのひとつだと思っています。それは心理的なことにも関連するすれば、プライミングという効果が関係していそうですね。有難うございました!

2007/03/31 09:15:22

その他の回答4件)

id:ARAYOTTO No.1

回答回数1376ベストアンサー獲得回数13

ポイント20pt

アヒルと七面鳥は鳥類で共通のイメージでは?

id:clairvoyance

やはり、子供の発想ということなのでしょうか?いまいち納得できないのですが。

2007/03/31 00:09:20
id:aqualotus No.2

回答回数74ベストアンサー獲得回数2

ポイント20pt

見かける季節ではないでしょうか。

私の家の近辺には池があり、アヒルがいますが、確か夏の終わりから秋にかけてよく陸にあがっているのをみかけます。

チューリッヒでどうなのかまではわかりませんが、同じ北半球ですから秋に見かけてもおかしくないかと思われます。

id:clairvoyance

う~む。決定的な理由がないとすれば、七面鳥に似ているとか、この季節に良く見かけるとか、そのようなちょっとしたことの積み重ねなのかも知れませんね。しかし、そのようなちょっとした理由でウサギには見えなくなってしまうのだろうか?

2007/03/31 01:11:25
id:daiyokozuna No.3

回答回数3388ベストアンサー獲得回数75

ポイント20pt

4月だけウサギなのかも。

他の月は鳥に見えて、チューリッヒで鳥といえばアヒルなのかも。

id:clairvoyance

なんか良く分からない。(笑)

2007/03/31 01:14:41
id:MAO1124 No.4

回答回数11ベストアンサー獲得回数0

ポイント10pt

単に紙の向き変ええて見せたせいでわ?

耳の部分が上に来るように見せただけなのかもねw

id:clairvoyance

「絵の見せ方で」というのはあり得そうですが、わざと意図して違うものに見せる必要はないと思うので、はやり季節が関係するはずです。

2007/03/31 08:53:57
id:shimarakkyo No.5

回答回数387ベストアンサー獲得回数24ここでベストアンサー

ポイント100pt

その絵が、もともとぱっと見は「ウサギ」よりも「アヒル」に見えるから、ではないでしょうか?

つまり、1月でも8月でも、4月以外のどの月に見せても8割の子は「アヒル」と言いますが、4月だけはイースターのイメージをすでに大量に見せられているので(3月の終わりぐらいから本当に町中至る所でウサギだのタマゴだのを見かける様になりますから)ので「ウサギ」と答える、という解釈です(心理学の用語で”Priming”という効果だったと思います)。

id:clairvoyance

これが、一番説得力のあるご意見ですね。

私はこの絵を、単なる「騙し絵」ということではなく、パラダイムシフトの観点で捉えています。つまり、人間の脳に対して、最初は1種類にしか見えなかった物が違うものにも見えるきっかけがある。これもパラダイムシフトのひとつだと思っています。それは心理的なことにも関連するすれば、プライミングという効果が関係していそうですね。有難うございました!

2007/03/31 09:15:22
  • id:shimarakkyo
    回答に付け足しです。

    なぜ「あほうどり」でも「鴨」でも「ハシビロコウ」でもなく「アヒル」と答えたか、ですが、恐らくそれがヨーロッパでは一番なじみの深い鳥だからだと思います。食べ物としても、近所に住んでる生き物としても。

    ウィキペディアからの引用ですが「マガモを家禽化したものはアヒル(家鴨)と呼ばれる。日本語と異なり英語のDuckなどヨーロッパの言語では、基礎語彙のレベルでは野生の鴨と家禽のアヒルを区別しない」とあり、恐らく子供が答えたのはこの「アヒル」と「鴨」の意味を含む”Ente”という単語だと思います。奴らは近所の池にもうにょうにょ泳いでいますし、クリスマスやちょっとしたご馳走、という時にはマーケットで買って来てよく食べます。

    さすがにこれだけ嘴がでかければ「ニワトリじゃない」という事は分かると思いますので、ニワトリの次に思いつく鳥類、というと8割が「アヒル」と言うのは納得出来ます。

    それから、ドイツのすごく有名な子供の絵本に「しましまのアヒルちゃん」が出てきます。チューリッヒはドイツ語圏なので、それも鳥→アヒルという連想に一役買っているんじゃないかと思います。
  • id:clairvoyance
    ご丁寧な説明を有難うございます。
    あれから、教えていただいたニューロンの「プライミング」を調べてみたところ、記憶に関して『時間的に先行した刺激によって、その後に受ける刺激の処理が「促進」されたり「妨害」されたりする効果』とありました。なんとなくですけど納得しました。これでスッキリしました。
  • id:shimarakkyo
    仰っているのって、ネッカーキューブや「若い女性にも老婆にも見える絵」と同じ話ですよね。昔から知られている現象ですからその辺で調べればもっとずっと詳しい説明が見つかりますよ。
    http://mathworld.wolfram.com/NeckerCube.html
    http://mathworld.wolfram.com/SchroederStairs.html
    http://mathworld.wolfram.com/YoungGirl-OldWomanIllusion.html
  • id:clairvoyance
    shimarakkyoさん、ほかの皆様、有難うございます。3/31に、質問を終了してポイントを割り振ってお支払いしたつもりだったのですが、まだ処理がされていなかったとのこと。どうも失礼しました。本日、改めて行いましたのでご了承ください。

この質問への反応(ブックマークコメント)

「あの人に答えてほしい」「この質問はあの人が答えられそう」というときに、回答リクエストを送ってみてましょう。

これ以上回答リクエストを送信することはできません。制限について

回答リクエストを送信したユーザーはいません