【ナポリタン風】



私がその店で働き始めてから半年くらいたった頃、
タナカという男性から1本の予約が入りました。
12月28日、9名のご予約です。


予約当日。
予定の時間に、タナカと名乗る痩せたご老人が一人、店を訪ねてきました。
「お連れ様はまだお着きになっていないようですが…。」
そういう私に無言で頷き、タナカさんは持っていた本のようなものを大事に抱えて、
案内された個室に入っていかれました。

すると料理長は「それではそろそろ始めさせていただいてよいでしょうか」とタナカさんに訊ね、
人数分の料理と酒を用意させたのです。
その部屋には、タナカさんしかいないはずなのに。

~~~
その他はコメント欄に。

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  • 終了:2007/04/10 07:51:33
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ベストアンサー

id:kumamix3000 No.14

回答回数2ベストアンサー獲得回数2

ポイント100pt

ズバリいきます。

タナカさんは、亡くなったご老人です。

「その店」は「葬儀店」。

ただ、最初に電話したタナカさんは、喪主である中年の息子。

当然親子ですから同じ名字です。

>私がその店で働き始めてから半年くらいたった頃、

>タナカという男性から1本の予約が入りました。

>12月28日、9名のご予約です。

おそらくタナカ家のおじいちゃんは12月27日頃、亡くなってしまわれたかと。

9名の予約、というのは、家族だけのひそやかな葬儀を生前より希望していたおじいちゃん。

電話をした長男夫婦(2)+長男の子供(2)+独身の長女(1)+次男夫婦(2)+次男の子供(2)=9名だけの葬儀です。

>予約当日。

>予定の時間に、タナカと名乗る痩せたご老人が一人、店を訪ねてきました。

痩せた老人…もう棺に入って2日目、当然痩せています。

>「お連れ様はまだお着きになっていないようですが…。」

葬儀屋のスタッフが霊柩車で先に遺体を葬儀場まで運びますので、遺族は通常追って会場入りします。

「私」は優しい性格で、遺体に対して話しかけたのです。「お連れ様」は遺族のこと。

>そういう私に無言で頷き、タナカさんは持っていた本のようなものを大事に抱えて、

>案内された個室に入っていかれました。

葬儀場は当然貸し切りの個室のようなもの。本のような物は遺品。おじいちゃんの愛読書などを家族が持たせてあげたのでしょう。遺体に優しく話しかけるほどの優しい「私」のこと、おじいちゃんが呼びかけに対して無言で頷いたように見えたのでしょう。

(別解釈:ここでのタナカさんは喪主の長男という解釈もあり。その場合、本のような物は遺影。神妙な雰囲気なので遺族はたいていの呼びかけには無言で頷く。霊柩車は渋滞ルートにはまって遅れている)


>すると料理長は「それではそろそろ始めさせていただいてよいでしょうか」とタナカさ

>んに訊ね、

>人数分の料理と酒を用意させたのです。

>その部屋には、タナカさんしかいないはずなのに。

遺族も間もなく到着するでしょうから9名分の準備を始めます。

(別解釈:先に遺族が到着したパターンの場合、聞いた相手は長男であり、「棺がまだ到着しませんがお通夜の準備を始めてもよいですか?」という問いかけをした。タナカ家だけの葬儀ですから、タナカさんしかいません。)

どうでしょうか?

id:hokuraku

細かい家族設定ありがとうございます。個人的には

>独身の長女(1)

の行方が気になりますがそれはさておき。

きれいなストーリーですね。

私の予想もしていなかったストーリーで、しかもきれいに収まっています。

いるか最有力候補でしょうか。

2007/04/10 06:41:54

その他の回答20件)

id:halwo69 No.1

回答回数54ベストアンサー獲得回数3

ポイント20pt

料理長は客であるタナカに人数分の料理と酒を用意させた

9人分とは書いてないから人数分(つまりタナカの分だけ)を自分で。

つまりここはセルフサービスのレストラン。

 

何もおかしなところはないです。

id:hokuraku

なるほど~、たしかに「人数分」ですね。

でもセルフサービスならきっと、料理長はタナカさんに「始めてもよいか」などと訪ねないのでは。

2007/04/10 06:13:59
id:heppocom No.2

回答回数94ベストアンサー獲得回数4

ポイント20pt

「人数分の料理」9人分とは言ってないですね。

ですから、まず1人分だけ用意したのでは。

id:hokuraku

こちらも同じく「人数分」ですね。

確かに面白い発想だと思いますが、一人だけで宴席を始めるのはちょっと一般的ではなさそうです。

2007/04/10 06:16:20
id:TNIOP No.3

回答回数2344ベストアンサー獲得回数58

ポイント25pt

本のようなもの=遺灰?

生前好きだったものを~ とか。

id:hokuraku

メインストーリーは近いでしょうか。

でも遺灰(位牌?)は「本のようなもの」とは見間違えにくいでしょうね。

2007/04/10 06:17:47
id:manolescaut No.4

回答回数59ベストアンサー獲得回数0

ポイント35pt

タナカさんはレストランのオーナーで、9名分注文したのはお店のスタッフの為のものではないでしょうか。

id:hokuraku

なるほど、普段の働きを労って、ですね。

料理長だけは知っていて、みんなを驚かせようとしていたということでしょうか。

「本のようなもの」の説明がありませんが、これはこれで素敵な話になりそうです。

2007/04/10 06:20:38
id:yuharupapa No.5

回答回数11ベストアンサー獲得回数1

ポイント20pt

「人数分の料理と酒を用意・・・」

部屋にいるのはタナカさん1人なので、1人分の料理と酒を用意させたのでは?

id:hokuraku

うーん、「人数分」説ですね。

予約が立て込んでいるのでちゃんと時間内に始めないと…って、人気の居酒屋みたいですね。

2007/04/10 06:22:41
id:itoyou No.6

回答回数241ベストアンサー獲得回数1

ポイント25pt

>タナカさんは持っていた本のようなものを大事に抱えて

遺影ですね。

他8名の・・・

id:hokuraku

こちらもメインストーリーはOK。

こちらの用意した回答はもしかして(皆様が期待していない)一番素直なストーリーだったかもしれません。

2007/04/10 06:24:06
id:emmet No.7

回答回数192ベストアンサー獲得回数14

ポイント90pt

私は料理長に促されるままに料理を運んだ。

何度も料理長の顔色を伺おうとしたが、いつもと違う表情だということしか

判らなかった。

タナカという老人もただ、本の表紙をなでながら、空席を眺めるだけだ。

なんだか気味の悪い…

料理長がそばから離れた隙に、私は先輩コックにこっそり聞いてみた。

「あの…実は予約された方が…」

「いいから黙ってろ」

(なんだよ、みんな知ってるのか…?)

ギャルソンが料理長を呼びに来た。

「料理長、整いました」

「ん」

厨房隅の鏡に向かって帽子を直すと料理長は、タナカ氏の元に行った。


「…お前は知らないのも当然さ、タナカ様は年に1度、こうして来店されているんだ」

料理長が厨房からいなくなると、先輩が小さな声で話し始めた。

「え?毎年…ですか?」

「あぁ…」

「お前……って事件、知ってるか?」

「え、あの…!え、まさか…!?」

私は大きな声を出しそうになった。

「シッ!…そのまさか、なんだよ」

私は改めて、タナカ氏の様子を思い出した。

あの、本のようなものは…アルバムだったのだろう。何度もなでていたが、開かなかったのは…まだ写真を見ることがつらいのだろうか…。

「その晩、本当にこの店をご予約頂いていたんだ。あの方は少し早い時間にお見えになってね…料理長にいろいろご相談なさっていたんだ。」

「…じゃぁ…それが…」

「あぁそうだ。あの時もあのアルバムをお持ちでね…料理長と思い出話をしていたんだ。でも、待っても待ってもご家族がお見えにならなくてね、料理長が心配してご自宅に電話をかけたのさ。そしたら…」

「そしたら、なんです?警察の人が出たんですか?」

「…おまえ、そこ大事なところか?」

「いえ…」

「あれから料理長もずいぶん変わったよ…」

もう少し聞き出そうとしたところで、ギャルソンが入ってきたので結局聞けなかった。

「タナカ様がお帰りになります」

私たちスタッフは、全員タナカ氏を見送りに店の玄関に出た。

タナカ氏はおぼつかない足取りだが、アルバムをしっかりと抱えていた。

「有難うございました」

私たちスタッフは頭を下げたが、私は下げつつもタナカ氏をしっかり見届けようと、ギリギリの上目遣いで様子を伺った。


息を飲んだ。

抱えているあのアルバム…あの裏表紙の染みはいったい…。

「料理長、また来年まいりますよ…」

「…お待ちしております」

料理長の震えるような声と、タナカ氏の声…。

私はこの夜のことを、おそらく一生忘れることが出来ないだろう、そう確信した。

id:hokuraku

おぉ、ストーリー仕立てでありがとうございます。

ちょっとホラー気味ですね。私が用意したシンプルなものよりこちらのほうがいいかも。

「アルバム」「毎年」というキーワードを入れていただいたのも最初ですね。

2007/04/10 06:27:20
id:nobnob3 No.8

回答回数326ベストアンサー獲得回数29

ポイント25pt

んー

本のようなものは死んだ人の名前が書かれていて

その方たちのとむらうための会であった。

いまいち

id:hokuraku

いまいちかもしれませんが、メインストーリーはそんな感じですね。

割と普通で申し訳ない。

2007/04/10 06:29:01
id:mamachin-175 No.9

回答回数3ベストアンサー獲得回数0

ポイント30pt

最初は、幽霊かと???もしかしてボケ???

それか、仲間が亡くなるまで毎年食事会をしていてとうとう田中さん一人になってしまったってことかな???

id:hokuraku

後半がほぼ正解です。

うーん、素直すぎたでしょうか、ちょっと申し訳なくなってきました。

2007/04/10 06:30:47
id:sayonarasankaku No.10

回答回数940ベストアンサー獲得回数67

ポイント30pt

「また、みんなで○年後の12月28日にここで会おう。」

そう約束していたのに、生き残っているのが自分ひとりなんて・・・

今日はこのアルバムをみんなだと思って呑むことにするよ・・・

まぁ近いうちには俺もそっちに行くだろうよ。


数年前にまた会おうと約束していた戦友達。

年月が経つうちに、一人を残してみんな亡くなってしまったのでは・・・

id:hokuraku

こちらも大体のところは用意した回答と同じです。「タナカさん」も「料理長」も知っていた、というところがちょっと違うところでしょうか。

2007/04/10 06:32:19
id:takio No.11

回答回数55ベストアンサー獲得回数1

ポイント10pt

お、おばけだぁーーーーーーーーーー


ごめん(´・ω・`)

やってみたかったんだ

id:hokuraku

いえいえ、誰しも一度はやってみたいものですよ。

2007/04/10 06:32:46
id:green2 No.12

回答回数18ベストアンサー獲得回数0

ポイント10pt

タナカさんはイスに座っておらず、そこには恰幅の良いタナオカさんが居た☆

id:hokuraku

タナオカさん、そこはタナカさんの席なんだから、どいて、どいて。

2007/04/10 06:33:24
id:yamagishiyukako No.13

回答回数4ベストアンサー獲得回数1

ポイント40pt

調べたら

1986年12月28日-山陰線余部鉄橋列車転落事故

と言うのがありました。


この事故でタナカさんのご家族8人が亡くなった。

残されたのは店に来たタナカさん1人。


持っていた本は聖書か何かで

ご家族の命日に追悼の祈りを捧げる食事

…でしょうか?


うーん。普通すぎるか…。

「持っていた本のようなもの」がわからない!

id:hokuraku

おぉ、昔の事件まで調べていただいて厚みを持たせていただきましたね。

でも実は12月28日という日付にはそれほど意味がなくて、単に「年末」というだけのつもりでした(^^;

「追悼」は皆さん普通にお考えなのですねぇ。

2007/04/10 06:35:55
id:kumamix3000 No.14

回答回数2ベストアンサー獲得回数2ここでベストアンサー

ポイント100pt

ズバリいきます。

タナカさんは、亡くなったご老人です。

「その店」は「葬儀店」。

ただ、最初に電話したタナカさんは、喪主である中年の息子。

当然親子ですから同じ名字です。

>私がその店で働き始めてから半年くらいたった頃、

>タナカという男性から1本の予約が入りました。

>12月28日、9名のご予約です。

おそらくタナカ家のおじいちゃんは12月27日頃、亡くなってしまわれたかと。

9名の予約、というのは、家族だけのひそやかな葬儀を生前より希望していたおじいちゃん。

電話をした長男夫婦(2)+長男の子供(2)+独身の長女(1)+次男夫婦(2)+次男の子供(2)=9名だけの葬儀です。

>予約当日。

>予定の時間に、タナカと名乗る痩せたご老人が一人、店を訪ねてきました。

痩せた老人…もう棺に入って2日目、当然痩せています。

>「お連れ様はまだお着きになっていないようですが…。」

葬儀屋のスタッフが霊柩車で先に遺体を葬儀場まで運びますので、遺族は通常追って会場入りします。

「私」は優しい性格で、遺体に対して話しかけたのです。「お連れ様」は遺族のこと。

>そういう私に無言で頷き、タナカさんは持っていた本のようなものを大事に抱えて、

>案内された個室に入っていかれました。

葬儀場は当然貸し切りの個室のようなもの。本のような物は遺品。おじいちゃんの愛読書などを家族が持たせてあげたのでしょう。遺体に優しく話しかけるほどの優しい「私」のこと、おじいちゃんが呼びかけに対して無言で頷いたように見えたのでしょう。

(別解釈:ここでのタナカさんは喪主の長男という解釈もあり。その場合、本のような物は遺影。神妙な雰囲気なので遺族はたいていの呼びかけには無言で頷く。霊柩車は渋滞ルートにはまって遅れている)


>すると料理長は「それではそろそろ始めさせていただいてよいでしょうか」とタナカさ

>んに訊ね、

>人数分の料理と酒を用意させたのです。

>その部屋には、タナカさんしかいないはずなのに。

遺族も間もなく到着するでしょうから9名分の準備を始めます。

(別解釈:先に遺族が到着したパターンの場合、聞いた相手は長男であり、「棺がまだ到着しませんがお通夜の準備を始めてもよいですか?」という問いかけをした。タナカ家だけの葬儀ですから、タナカさんしかいません。)

どうでしょうか?

id:hokuraku

細かい家族設定ありがとうございます。個人的には

>独身の長女(1)

の行方が気になりますがそれはさておき。

きれいなストーリーですね。

私の予想もしていなかったストーリーで、しかもきれいに収まっています。

いるか最有力候補でしょうか。

2007/04/10 06:41:54
id:akcs55 No.15

回答回数7ベストアンサー獲得回数0

ポイント80pt

12月28日といったら年末ですね。

という事は忘年会でしょうか。

タナカさんは忘年会に年に一回集まる約束を8人と交わしたしたんではないのでしょうか。

だけどタナカさん以外の残り8人はもうこの世にはいなくて、

(死んだか何かで)

それでもタナカさんは残り8人の事を想いながら

年に一回12月28日にそのお店に行っているのではないのかと推測します。

(料理長はその事情を知っているから何も言わずに用意している)

大事そうに抱えている本みたいなものはその8人とタナカさんにまつわる何か思い出の品と。

(「みたいなもの」と書いてあるのは本ではなく別の何か、8人の名前が書いてある記帳とかそういった8人に関係のある何かなのではないのかと)

id:hokuraku

ほぼ正解です!

「忘年会」「料理長は事情を知っている」「思い出の品」あたりがポイントですね。

2007/04/10 06:44:57
id:aaya725 No.16

回答回数81ベストアンサー獲得回数6

ポイント35pt

タナカさんはこの店のオーナーで、毎年恒例年度末の宴会をスタッフと行う。

新人はドッキリ宴会で驚かせられ、1年の疲れをオーナー自ら労ってくれるというのではないですか?

本の様なものは…お土産かな?

id:hokuraku

「オーナー」派ですね。

年末は飲食店にとって書き入れ時、いくらオーナーといえど営業時間に慰労会はちょっと勇気がいるかもしれません。

2007/04/10 06:47:13
id:miharaseihyou No.17

回答回数5224ベストアンサー獲得回数717

ポイント20pt

彼は着席すると、おもむろに荷物を机の上に置きました。それは、小さな鞄でした。古い使い古された、広辞苑ぐらいの大きさです。そしてポケットから小さな蝋燭を出して火を着けます。明かりが揺らいで暫くすると、鞄の中から音が聞こえ出しました。そして、中から蓋が押し開けられ、八人の小人が出てきました。そう彼は魔法の国の王子様だったのでした。小人でも一人前の料理を食べるのかって?そう、彼らは働き者なので驚くほど食べるんです。こんなもんでどうでしょうか。

id:hokuraku

おぉ、メルヘンですね。

でもやっぱり、この手の問題に魔法とかお化けとか小人さんとかはご法度だと思うのですよ。なんでも説明できちゃいますからね。

2007/04/10 06:49:14
id:sylphid666 No.18

回答回数3302ベストアンサー獲得回数90

ポイント30pt

持っていた本というのがアルバムなのでしょうね。

それが家族の物か、学校の同窓生の物か、会社の同僚の物かは分かりませんが、思い出の店で予約を取ってそれぞれの席に写真を飾って昔を偲ぶ、という場ではないでしょうか。

id:hokuraku

はい、ほぼ正解です。

やっぱり素直すぎましたか…。

2007/04/10 06:50:29
id:micomoco No.19

回答回数187ベストアンサー獲得回数0

ポイント25pt

予約したタナカさんと、タナカと名乗る痩せたご老人が別人だったのでは?

案内された個室が予約したものとはどこにも書いてないですし、

人数分の料理と酒=9人分ではなく、老人1人分だった、

と考えれば・・・。

ただ、そう考えると果たしてナポリタン風といえるのか疑問だし、

>持っていた本のようなものを大事に抱えて

という部分が意味のない文章になってしまうのですが・・・。

id:hokuraku

そうですね~、ナポリタン的にはやはり、不要な文字はできるだけ削除したいところ(短い文にしたほうが美しいと勝手に思ってますので)。

書かれている文字は余すところなく使っていただきたいですね。

2007/04/10 06:52:51
id:sonta No.20

回答回数124ベストアンサー獲得回数0

ポイント30pt

タナカさんがもっていたのは今は亡き戦友たちの遺影

戦争で一人生き残ったタナカさんは戦友たちとの約束を

守り続け、毎年この日に戦友たちとの会合を続けている・・・。





ナポリタンは初ですが、初ゆえに突拍子も無い勘違いを許してください・・・。

id:hokuraku

いえいえ、作るほうも初めてなので、勘違い同士が出会えば何か新しいことが始まるかもしれませんよ?

とはいえ、今回のはこちらの想定しているものとメインストーリーでほぼ同じです。

2007/04/10 06:54:45
id:baggins No.21

回答回数144ベストアンサー獲得回数3

ポイント30pt

解釈1

タナカさんは以前は9人家族だったが、何らかの原因で家族は皆一度になくなった。

12月28日は家族皆の命日。

タナカさんは年1回なくなった家族の分まで食事を用意し弔いをしている。

うーん、ありがち…。

解釈2

タナカさんは9人家族。

その部屋には、タナカさんしかいないのは当然。

なぜなら家族全員苗字は田中だから。

うーん、伏線を全然使えてない。

解釈3

タナカさんは大食いチャンピオン。(大食いの人は痩せ型が多い。)この店では9人前を食べると料金がただになる。

「それではそろそろ始めさせていただいてよいでしょうか」と聞く場面があるのは制限時間をはかるため。

解釈4

タナカさんはカメラマン。このレストランの紹介記事の写真を取りに来た。本のようなものは実はカメラ。

9人前用意させたのは豪華な食事を撮りたいため。


うーん、どれもあまりしっくりきません。回答オープンが楽しみです。

id:hokuraku

うーん、やはりありがちでしたか、すいません。

こちらが用意していたものは後ほどコメント欄に掲載させていただきます。


>解釈2

この話は誰か言うかと思いましたが最後まで出てきませんでしたね。「お連れ様」がいないのでちょっと無理がありそうです。


>解釈3

痩せた老人ではさすがにちょっと厳しいような。いや、できるならぜひ絵的に見てみたいですが。


>解釈4

うーん、これは思いつかなかったですね。面白いです。

「お連れ様」のところがちょっと説明しづらいでしょうか。

2007/04/10 06:59:36
  • id:hokuraku
    今更ながら、ナポリタンです。

    ナポリタンって何?→http://q.hatena.ne.jp/1168345040

    (1)回答締切&オープンは10日(火)の朝です。

    (2)答は用意してありますが、いろんな発想を期待しています。

    (3)ポイントはあまりありません。ごめんなさい。
  • id:hokuraku
    大事なことを言い忘れてました。

    (4)できは悪いです。どうか怒らないでください。
  • id:hokuraku
    lionfanさま、匿名様、ご支援ありがとうございます。
    いただいたものはご回答いただいた方々に還元したいと思います。
  • id:hokuraku
    匿名様(その2)、のっかりありがとうございます。
    思った以上にウォッチがついて、ちょっとどきどきです。
    回答上限を増やしておきますので、ごゆっくりお考えください。
    (ただし、そんなに立派なものではありません…)
  • id:hokuraku
    匿名(その3)様、のっかりありがとうございます。
    皆様の期待に反して、いたってありがちなお話を用意してしまったので汗顔の至りです。

    以下、当方で用意していた回答編です。


    ~~回答編~~

    「失礼します。」
    私が料理の膳を持ってその部屋に入ると、
    タナカさんは一人、ゆっくりとページを繰っていました。

    擦り切れたその本のようなものは、古い写真の貼られたアルバムでした。


    「タナカさんは」
    自分でも気づかないうちに首をかしげていたのでしょうか、部屋を辞した私に、
    料理長がぽつぽつと話しはじめました。

    「もう何年もの間、長年のご友人たちと一緒にこの店で忘年会をされてきた。
    それが彼らの、一種の年中行事になっていたんだな。

    彼らの中には、大きな会社の偉いさんになった人もいれば、
    町工場の隠居になった人もいた。

    いろんな肩書きの人たちがいたけれども、
    仲間とここにいるときだけはまるで少年のように、無邪気に笑いあっていた。
    そんな笑い声がいつも印象的だったよ。


    …どれくらい前のことだったかな。
    いつものように9人の予約が入ったのに、8人しか集まらなかったんだ。
    その年の秋に不幸な事故があって、急逝された方がいたらしい。
    それでも彼らは言ってたよ。
    『いつも一緒にだったのに、忘年会にも呼んでやらないなんて、寂しいじゃないか』ってな。


    そんなご友人たちも、事故や病気で一人減り、二人減り…。
    それでもいつも、忘年会には9人分の予約が入った。
    いつしか笑い声はあまり聞こえなくなってきたけれど、
    それでも幸せそうな顔でいつもお帰りになられていたよ。


    …タナカさんが一人でこの店に来られるようになってから、もう何年になるのかな…。」


    色褪せた写真の中で、グラウンドに立つ9人の少年たちは今も輝くような笑顔でした。

    ~~~~
    お粗末さまでした。


    なお、ポイントは「どれだけ文章中の言葉を無理なく無駄なく説明できているか」という観点(+主観)で配分したいと思います。
    また、いただいたのっかり総計は510ポイントでした。
  • id:emmet
    たくさんポイントつけてくださって有難うございます。
    ナポリタンだから怖くしなければ…と思って怖いほうにばかり考えてしまいました。

    野球のチームだったんですね!
    おそらく、タナカさんのように思い出と寂しさを味わっている野球少年だった方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか・・・。
    素敵なお話有難うございました。
  • id:yamagishiyukako
    たくさんポイント頂きありがとうございました。
    事件はちと考えすぎでしたか(´∀`;)

    本はアルバムだったのですね!納得です!
    9人=野球かあ。なるほど。綺麗なお話ですね。
  • id:kumamix3000
    初めてのナポリタンで、いるか賞まで頂いてしまって恐縮です!
    感謝感激、有り難うございます!!

    9人!野球部!これにはハッとしました。正解の線は私には思いつきませんでした。端数調整で「独身の長女」を登場させるに至ってしまい失礼しました(苦笑)

    回答編は、9人の種明かしの仕方も含め、美しいストーリーですね!

    みなさんの回答も大変興味深く読ませて頂きました。

    大変楽しませて頂きました。これをきっかけにナポリタンにハマってしまいそうです…

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