この二つの表現のどちらを使っても正しく (=誤用ではなく)、かつ意味も同じ文章があれば教えてください。
○○は、××をモトにして△△されたもので・・・・
(上の「モト」にどちらの漢字を入れても誤用ではなく、かつ意味が同じになるもの)
http://www.butsuzou.com/event/syobaihanjyo.html
上記サイトはダミーです。
「もと」は「末(すえ)」の反対語で、「物事の起こるところ」の意ですね。意味合いを細かく分けると下記の様になるでしょうか。
①起源(元)「すっかり元通りだ」
②以前(元)「元は検事だった」
③原因(元・因)「火事の元」
④根幹、基礎(本・基)「民は国家の基」
⑤原料、材料(素)「チャーハンの素なら永谷園」
さて、お題ですが、こんなのは如何でしょうか。
・親から受け継いだ商店を基に国際企業を興す
・親から受け継いだ商店を元に国際企業を興す
上の例では「親が土台を作って子が伸ばした」感じ、下の例では「親がやっていた小商いを子が大変身させた」感じがあります。
余談ですが「わかる(分かる・解る・判る)」「とる(取る・採る・摂る・執る・捕る)」も同音で意味合いが違う言葉ですよね。
2 (「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の―を正す」「悪の―を断つ」
3 (「基」とも書く)基礎。根拠。土台。「何を―に私を疑うのか」「事実を―にして書かれた小説」
ありがとうございます。
微妙な意味の違いが感じられますが……、回答として欲しいのはこういう形式ですよね?
ダミー
ありがとうございます。
たしかに大筋では同じ意味ですが、やはり微妙な意味の違いが感じられますね。
「元」は original の意味、「基」は base (based on) の意味。そういう風に捉えていたんですが、今回いただいた例から感じたことは、「都市伝説は口頭による噂を元に広まっていた」はどこか自然発生的な印象を受けるのに対し、「都市伝説は口頭による噂を基に広まっていた」の方が、すこし人為的なニュアンスを感じる気がします (私だけでしょうか)。
ありがとうございました。
引き続き募集します。
基は昔の言い回しっぽい
タイトルロゴを基にしてバナーを作る
セキュリティ グループを基にして中継を制限する方法
さまざまな調査を基にして「個に応じた学習指導」を行う
http://www.db.fks.ed.jp/txt/60000.kiyou/kiyou_vol.032/kiyou_vol3...
IMEの変換中にサンプル表示されたもの
資料を基にする
失敗は成功の基
「失敗は成功の基」はいいですね。
「成功は、数々の失敗の上に成るものだ」
「成功の原材料は失敗である」
これはいい感じですね。
どっちも限りなく同じ意味に感じます。
ただ、私が何も気に留めないで普通に文章を書いていたら、「調査結果を基に分析する」のほうを使う気がしました。
どうしてかはっきり説明できませんが、意味が同じように感じても「A をモトに B した」の場合、A と B が本質的に同じものであれば「元」を使う気がしました。A の上に B が乗っていて、B は A の上位的存在、発展的存在であるなら、「基」を使う気がします。(ここで話しているのは単に、私の感覚です)
ありがとうございました。
http://www.butsuzou.com/event/syobaihanjyo.html
上記サイトはダミーです。
「もと」は「末(すえ)」の反対語で、「物事の起こるところ」の意ですね。意味合いを細かく分けると下記の様になるでしょうか。
①起源(元)「すっかり元通りだ」
②以前(元)「元は検事だった」
③原因(元・因)「火事の元」
④根幹、基礎(本・基)「民は国家の基」
⑤原料、材料(素)「チャーハンの素なら永谷園」
さて、お題ですが、こんなのは如何でしょうか。
・親から受け継いだ商店を基に国際企業を興す
・親から受け継いだ商店を元に国際企業を興す
上の例では「親が土台を作って子が伸ばした」感じ、下の例では「親がやっていた小商いを子が大変身させた」感じがあります。
余談ですが「わかる(分かる・解る・判る)」「とる(取る・採る・摂る・執る・捕る)」も同音で意味合いが違う言葉ですよね。
わりやすい解説ありがとうございます。
日本語ライティングでは、日本語の意味の区切りと漢字 (中国語) の意味の区切りの両方を持ち合わせているんですね。
そこがやっかいで魅力的ですね。
わりやすい解説ありがとうございます。
日本語ライティングでは、日本語の意味の区切りと漢字 (中国語) の意味の区切りの両方を持ち合わせているんですね。
そこがやっかいで魅力的ですね。