「電圧600V以下で使用する差込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼットその他の接続器又は電圧600V以下で使用するナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器にコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事」は軽微な工事であり、電気工事士の資格が無くでもできることとなっています。
住宅に既設のケーブルに、スイッチを接続するだけなら、軽微な工事と解釈できる文章だと思っています。
一方で、電材メーカーのサイトでの商品紹介ページでは(但し100Vの電源線を差し替えますので、電気工事士の資格が必要です。)と書かれています。
http://www.mew.co.jp/press/0505/0505-14.htm
この解釈の違いについて分かる方、教えていただけませんか?
夜も眠れないのです。
資格は持っていますが仕事で使っていないので久しぶりに条文読みました。
電気工事士法第三条第一項で規定されている軽微な工事とは
同法施行規則第二条に示されていて
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35F03801000097.html
第二条ホ
ホ 配線器具を造営材その他の物件に固定し、又はこれに電線を接続する作業(露出型点滅器又は露出型コンセントを取り換える作業を除く。)
一般的に配線器具を固定すること、電線管を接続すること、電線を接続するなど新設配線関連作業及びその補助が軽微な作業とされていて、配線の切り離しを伴う作業などの活線作業及び活線かどうかの判断が必要な作業が軽微ではない作業とされているようですね。
リンク先に示されていたスイッチは既存のスイッチと交換する場合の図なのでNG、新設住宅等での配線作業であればGoodだと思います。
http://denkamura.ocnk.net/product/199
文章の通りではないですか。
「100Vの電源線を差し替え」ずにつなぐだけだったら
軽微な工事とみなされるんではないでしょうか?
差し替えするのは、危険が伴うので、NGでは。
なるほど、確かに「接続する工事」が軽微となっていますね。他の観点での回答があるのかもう少し続けさせてください。
資格は持っていますが仕事で使っていないので久しぶりに条文読みました。
電気工事士法第三条第一項で規定されている軽微な工事とは
同法施行規則第二条に示されていて
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35F03801000097.html
第二条ホ
ホ 配線器具を造営材その他の物件に固定し、又はこれに電線を接続する作業(露出型点滅器又は露出型コンセントを取り換える作業を除く。)
一般的に配線器具を固定すること、電線管を接続すること、電線を接続するなど新設配線関連作業及びその補助が軽微な作業とされていて、配線の切り離しを伴う作業などの活線作業及び活線かどうかの判断が必要な作業が軽微ではない作業とされているようですね。
リンク先に示されていたスイッチは既存のスイッチと交換する場合の図なのでNG、新設住宅等での配線作業であればGoodだと思います。
具体的な法令を挙げていただきありがとうございます。第二条は自家用電気工作物の言及ではないかと思いきや、2項の一般用電気工作物にも当てはまる表記なのですね。
随分すっきりしました。
教えて!goo シーリングライトに交換しようと思ったら・・・
この質問が似たような感じに思いました。
電気工事士法施行令の第一条2項では
…電線(コード、キャブタイヤケーブル及びケーブルを含む。以下同じ。)を…
などと有りますので「コード」「キャブタイヤケーブル」「ケーブル」の3つはそれぞれ別物で、屋内配線の工事は「コード又はキャブタイヤケーブル」ではなく「ケーブル」を接続する工事であるので軽微な工事に該当しないということではないでしょうか。
製品紹介のページでいう電源線というのがケーブルのことを言っているのだと思います。
コメントありがとうございます。
お気持ちは嬉しいですが、あまりに根拠なしです。
簡単に言えば、感電するかしないかではないでしょうか。
松下(パナソニック)のものでは100Vコンセント式のインターホンがありますが
コンセントを差し込まない限りインターホン親機(玄関側)の通信線に電流が流れる可能性がないため、資格者でなくてもできるということになっていました
(http://panasonic.jp/door/sv190/spec.htmlの回路図をご覧ください)
既存のインターホンを取り替える場合で電源線が必要なインターホンの場合、資格が必要です、と説明書に書いてあったのですが
これも感電のリスクがある作業は資格を持った人じゃないとダメっていう見解になるかと思います。
紹介いただいたページには参考になる情報もありました。紹介ありがとうございます。
が、コンセントを差すか差さないかの問題ではなく、ここで紹介された配線系統図に書かれた配線部分自体には100Vは流れていません。各機器に100Vのコンセントが付いているだけです。
既存のインターホンの機種によっては、親機と子機を結ぶ線に100Vが流れている可能性があり、これを取り除くには電気工事士免許が必要と書かれています。結果的に回答1と2の裏付けになりました。
感電するかしないかは資格とは直接関係ありません。
具体的な法令を挙げていただきありがとうございます。第二条は自家用電気工作物の言及ではないかと思いきや、2項の一般用電気工作物にも当てはまる表記なのですね。
随分すっきりしました。