不二家はペコちゃん。NOVAはNOVAうさぎです。どっちも本家の広報マンとしてだけでなく、キャラクターとして単独で有名になり、すっかり人気者です。おそらく、ライセンス料とかも稼いでいたはずです。この2つのキャラクターの活躍と不祥事の発覚に、何らかの因果関係はあると思いますか?考え過ぎでしょうか?
考えすぎでないとしたら
「ブランドイメージや広告戦略に注力しすぎ、
本来注力すべき消費者(契約者)をおろそかにした、
ナルシスト的な企業だから不祥事を起こしたのだ」
という風な批判になるのでしょうが、
正直いってそれは単なる結果論であって
関連性はないと思います。
同じようなことをしでかした
赤福にもミートホープにも雪印にも
知名度のあるキャラはいませんでした。
それにペコちゃん自身もいまや子供層(うちの子とか)にはほとんど知られていないので、
不二家だけが人気者といいたがる程度でしょう。
二つとも、道化的だったり人型ですが、
そんなのは他の広告キャラとも共通する特徴ですね。
でもきっとテレビや安い週刊誌では
なにかしら見事なへ理屈をこじつけて
ネタのないときの埋め草にきっと使用するので、
そういう考え方でいえば、
有効でないこともないアイデアだと思います。
この2つのキャラクターの活躍と不祥事の発覚に、何らかの因果関係はあるかということですが、おそらく直接的な関係はないかと思います。
一方で、私は下記のようにも思いました。
キャラクタービジネスというものは、たいへん難しく、どんなに計算して仕掛けたとしても成功する確率はそれほど高くありません。
例えば、何百匹もいるポケモンでも、人気のあるキャラはいつも数体です。
キャラクタービジネスで成功しているサンリオでも、失敗しているキャラクターはたくさんいます。
ましてや、ナショナルブランドでそれを成功させた、不二家さんやNOVAさんはたいへんなラッキーだったと私は思います。
(もちろん、関係者の方の努力はあったかと思います。それも大切です。)
結局、そのラッキーであった状態にあぐらをかき、自社の問題を見つめなおす謙虚さを失ってしまった、スキができた、ということがあったとすれば、キャラクタービジネスの成功が、不祥事の遠因になったといえるかもしれません。
いずれにせよ、両社とも、新しいリーダーのもとに、いち早い再建をされることをお祈りいたします。
キャラクターが有名になる=大企業
プレッシャーの下での不祥事=大企業
ということで、キャラクターが有名だから不祥事に繋がったというわけではないと思います。キャラクターが活躍することで不祥事に繋がるのであれば、ディズニーやサンリオは大変なことになりそうです。
考えすぎでないとしたら
「ブランドイメージや広告戦略に注力しすぎ、
本来注力すべき消費者(契約者)をおろそかにした、
ナルシスト的な企業だから不祥事を起こしたのだ」
という風な批判になるのでしょうが、
正直いってそれは単なる結果論であって
関連性はないと思います。
同じようなことをしでかした
赤福にもミートホープにも雪印にも
知名度のあるキャラはいませんでした。
それにペコちゃん自身もいまや子供層(うちの子とか)にはほとんど知られていないので、
不二家だけが人気者といいたがる程度でしょう。
二つとも、道化的だったり人型ですが、
そんなのは他の広告キャラとも共通する特徴ですね。
でもきっとテレビや安い週刊誌では
なにかしら見事なへ理屈をこじつけて
ネタのないときの埋め草にきっと使用するので、
そういう考え方でいえば、
有効でないこともないアイデアだと思います。
考え過ぎです。
そんなことを言い出したら、ディズニーはスキャンダルまみれということになりますし、三菱自動車にしろ赤福にしろキャラクターを持っていない会社もスキャンダルを起こしていることに説明ができなくなります。
原因につながる共通点を挙げるとしたら、幼い頃貧乏だったとか、新興企業か歴史のある企業のいずれか、ワンマン経営などというのもありますね。
無いですね。最近の不祥事の端緒となったのは「雪印食品」
ですが、キャラクターなど関係の無い、どちらかといえば不器用な会社でした。真面目な印象は乳業の方のイメージでもありましたが、内部でのご都合主義がエスカレートしやすいのは日本型社会に共通する欠陥でしょう。「赤福」や「ミートホープ」など、イメージは地味で中堅どころと思われていた会社です。
キャラクターで売れるならビジネスの世界では何でもアリです。派手で有名なキャラで言えばディズニーランドなどがありますが、不祥事と結びつけて考えるのは浮ついたイメージからの錯覚のように感じます。
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