> プロトピックを使用してまだ2週間くらいなんですが、
> どのくらいの期間で症状改善がみられてくるでしょうか?
"赤ら顔"がどの程度の皮膚炎或いは皮膚萎縮・毛細血管拡張によって起きているかで、症状改善までの期間はかなり違ってきます。
軽度の皮膚炎だけであれば、数週間のうちにかなりの症状改善が期待できます。
しかし、重度の皮膚萎縮・毛細血管拡張がある場合は、数ヶ月はかかると思ってください。
基本的には皮膚萎縮・毛細血管拡張が副腎皮質ステロイドホルモン剤によるものである場合、ステロイド剤の使用を中止するだけで、時間がたてば改善します。
しかし、アトピー性皮膚炎が基礎にある場合、普通の皮膚炎も再燃・増悪しやすく、炎症を抑える薬を用いないと、なかなか"赤ら顔"が改善しないということになります。
タクロリムス水和物軟膏は、皮膚の炎症を抑えて、皮膚萎縮・毛細血管拡張の副作用が無いという点で有用な薬なのです。
また、タクロリムスはかなり大きい分子なので、皮膚炎がほとんど無い場合は、薬の成分が殆ど皮膚内に浸透しないと考えられています。症状があまりなくても使い続けられるという特徴もあります。
タクロリムス水和物軟膏の具体的な使い方については主治医とよく相談してください。
基本的には、「皮膚炎があるときは十分使い、皮膚炎が無いときは保湿を中心に行う」でよいと思われます。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/800126_2699709M1028_...
私の妻もアトピーで悩んでいますが、意外なことに、「亜鉛化軟膏」という、塗り薬の基材(白いクリーム状のもの)を患部に塗るといくぶん落ち着くようです。
ステロイドなどの薬は副作用が強いのでひどいとき以外は塗らないようです。
軽めのアトピーのときは亜鉛化軟膏で落ち着くようです。
なお、亜鉛化軟膏は薬ではありませんので処方箋は不要です。
薬屋さんにいけば売ってくれますが、古めの薬屋さんでないと売ってくれませんでした。
参考になれば幸いです。
1の方のご助言で解決済みでしたらすみません。私は医療関係者ではないので、間違った回答をするかもしれない点、割り引いてご覧いただきたいのですが、
http://seikatu.girly.jp/atopy2.html
上記サイトの情報が有用なように感じました。
お薬の他に、できれば睡眠を長めにとって、食事の内容が毎日重複しないようにし、ストレスをためないようにすると、長期的に見ると症状が改善されるのではないでしょうか。今は乾燥する季節ですから、コントロールするのしんどいですよね。
上記、少しでも参考になれば幸いです。
食事睡眠は結構めちゃめちゃだったので、その辺も改善していきたいと思います。乾燥は辛いです。顔は化粧水と美容液のみ使っていますが、それで乾燥は免れています。ただ体は薬塗らないといけない面積が大きいので大変です。ご回答ありがとうございました。
赤ら顔は鏡を見るたび憂鬱になりますよね。
根治とは行きませんが、それなりに効果があった方法や薬などについて書きます。
●日焼け止めを塗る
一番肌が弱っていた頃は、紫外線によっていつも軽微な火傷をしている状態になっていました。
やけどと気が付かず、ずいぶん悩みましたね。
夏はコレでだいぶ赤くなりにくくなりました。もちろん冬も紫外線があるので塗っています。
参考リンク:赤ら顔と光線過敏症について
http://akaragao-ok.seesaa.net/article/37529328.html
このサイトは他にも赤ら顔について取り上げているので参考になと思いますよ。
すでにご存知でしたら失礼しました。
●水道の塩素や洗いすぎに気をつける
お風呂やシャワーの塩素をビタミンCで中和するようにしました。
お風呂に入れる「アスコルビン酸」や専用のシャワーヘッドを買います。
洗うときは手で石鹸をあわ立てて軽く肌に伸ばす感じで洗います(界面活性剤だと洗浄力が強すぎるので石鹸が良いです)。
皮脂が少なく湯だけでほとんど流れてしまうので、外出しなかった日などは石鹸も省略し手で撫でるだけにしました。
お風呂上りの「水分が足りなくて肌が突っ張っぱる」のが緩和しました。
私は単純に水や石鹸がしみてお風呂に入るのが辛かったのでやっていたのですが、結果的に赤ら顔にも効果があったように感じられました。
参考リンク:ANo.2の解答に皮膚の水分を計測し治療通院で改善した・・・との解答。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2788161.html?ans_count_asc=2
●紫雲膏を塗る
なかなか効果があったのですが、個人的にはあまりオススメはできません。
ド紫の漢方系の炎症やアカギレに使われる薬です。あと痔にも。
肌の中がくすぶっているような熱は引きますが、臭いがあるのと着るものに色が移らないように気をつけなくてはいけないのが難点です。
外出前にも色が目立つので塗れませんでした。
肌の状態が落ち着いてからは日焼け止めだけで大丈夫になったので、続けていません。
●ビタミンBのサプリメントを取る
これも結構効果があったように思います。
赤い肌がピンクくらいになりました(地肌は黄色い白)。皮脂も増えてついでに便通がよくなりました。
同じように地肌が褐色系のアトピー持ちの知り合いに試してもらったところ、赤褐色カサカサの肌だったのが褐色カサカサくらいにはなりました。
値段も安いので(1か月300~500円程度)今も気に入って続けています。
ビタミンBの中のB7ビオチンは炎症を緩和してくれるそうです。ビオチンで検索していただくと詳しい働きがわかると思います。
参考リンク:ビオチンの効能
http://vitamine.jp/bita/biotin.html
●亜鉛化軟膏について
1:ujipさんの奥さんのように、私も亜鉛化軟膏を使っていた時期もありました。
私はグシュグシュした湿疹は多少落ち着きましたが、赤ら顔を抑制するかは良くわかりません。
真っ白い軟膏で結構厚くべったり塗るため、顔には試していませんでした。
亜鉛化軟膏を塗るときは服に付かないように軟膏を塗った上にリント布というのを撒いて、さらに包帯で巻いていました。
それか初めからリント布が合体している、ボチシートというのを使いました。
取るときはリント布を取って軽くティッシュなどで軟膏を取って(ゴシゴシしない)、オリーブオイルを染み込ませたコットンをあててゆっくりやさしくふき取ります。
この手間のせいで、あまり長く続きませんでした。
薄く塗っても効果があるなら、試してみるのもいいですね。確か値段も副作用も心配ない範囲だったと思います。
それぞれの体質があるのでpopattackさんに合うかはわかりませんが、少しでも楽になれば幸いです。
日焼け止めは有効そうですね、試してみます。紫外線を日々おもいっきり浴びているので・・・顔は結構な勢いでゴシゴシこすっているので、これもやめようかと思います。サプリも挑戦してみたいと思います。ご回答ありがとうございました!
皮膚科医です。
あまり参考にならなければポイントは不要です。
"赤ら顔"は顔が赤くなる症状を指す言葉で、アトピー性皮膚炎が基礎にある場合、大抵はアトピー性皮膚炎自体の炎症または、副腎皮質ステロイドホルモン剤の副作用としての毛細血管拡張及び皮膚萎縮からなると考えられます。
医学的に最も根拠ある(唯一と考えても差し支えない)薬はタクロリムス水和物外用剤(商品名プロトピック軟膏)です。
懸念されている発癌性については、タクロリムス水和物外用剤によって皮膚癌・リンパ腫が増えたという統計学的報告はありません。
また、タクロリムス水和物外用剤が原因となり皮膚癌・リンパ腫が発生した症例は現在のところありません。
日本の厚生労働省及びアメリカFDAは慎重な記載をしていますが、現状としては上記の通りです。
http://www.dermatol.or.jp/citizen/c_oshirase_031024.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez?Db=pubmed&Cmd=ShowDetai...
http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/index.html
その他の要因としては、空気中のアレルゲン(ホコリ・ダニ・花粉・ペットの毛など)や紫外線、細菌・真菌感染、洗剤・外用剤・化粧品などの直接塗るものによることが考えられます。
これらの対策としては、他の方の回答の通り、
1.不要なものはやめる(化粧は控えめに、洗剤も単純に)
2.環境を整える(掃除をする)
3.皮膚炎を改善させる(皮膚炎自体を減らす)
4.皮膚を保護する(保湿をする・紫外線を避ける・擦ったり掻いたりしない)
5.体調を整える
などとなり、よく行われるのが、保湿剤・保護剤の外用(亜鉛華単軟膏・ワセリン・親水軟膏・ヘパリン類似物質軟膏等)になります。
詳しく教えていただきありがとうございます。専門の皮膚科医の方のご意見だと心強いです。プロトピックはやはり皮膚科の先生がくれたものを使って大丈夫なんですね、安心しました。アドバイス頂いたことも実践したいと思います。
プロトピックを使用してまだ2週間くらいなんですが、どのくらいの期間で症状改善がみられてくるでしょうか?半年、1年単位でしょうか?再度ご回答頂けたら幸いです。
満足な回答にならないかもしれませんが、アトピーはカルシウム不足が原因で、カルシウムの摂取が普通の人より効率が悪いので、カルシウム不足になるといわれています。
私も軽度のアトピーでしたが、カルシウム剤を毎日服用するようになってアトピーそのものの症状が改善しました。
塗り薬等の対策では限界があると思いますので、この方法はいかがでしょうか。
私は医者ではありません。
しかし、人類も動物です。野生動物のしない生活を遠ざけることが重要だと思います。
寝不足、
食べすぎ、
冷たいもの中毒、
口呼吸
以上を止めるだけでも、きっと改善されるでしょう。
お金もかかりません。むしろ食べないからお金もたまります
> プロトピックを使用してまだ2週間くらいなんですが、
> どのくらいの期間で症状改善がみられてくるでしょうか?
"赤ら顔"がどの程度の皮膚炎或いは皮膚萎縮・毛細血管拡張によって起きているかで、症状改善までの期間はかなり違ってきます。
軽度の皮膚炎だけであれば、数週間のうちにかなりの症状改善が期待できます。
しかし、重度の皮膚萎縮・毛細血管拡張がある場合は、数ヶ月はかかると思ってください。
基本的には皮膚萎縮・毛細血管拡張が副腎皮質ステロイドホルモン剤によるものである場合、ステロイド剤の使用を中止するだけで、時間がたてば改善します。
しかし、アトピー性皮膚炎が基礎にある場合、普通の皮膚炎も再燃・増悪しやすく、炎症を抑える薬を用いないと、なかなか"赤ら顔"が改善しないということになります。
タクロリムス水和物軟膏は、皮膚の炎症を抑えて、皮膚萎縮・毛細血管拡張の副作用が無いという点で有用な薬なのです。
また、タクロリムスはかなり大きい分子なので、皮膚炎がほとんど無い場合は、薬の成分が殆ど皮膚内に浸透しないと考えられています。症状があまりなくても使い続けられるという特徴もあります。
タクロリムス水和物軟膏の具体的な使い方については主治医とよく相談してください。
基本的には、「皮膚炎があるときは十分使い、皮膚炎が無いときは保湿を中心に行う」でよいと思われます。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/800126_2699709M1028_...
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | samasuya | 315回 | 291回 | 11回 | 2007-12-31 11:09:25 |
亜鉛化軟膏は私も皮膚科医からもらいました。あとプロペトというワセリンの一種みたいなのも貰いました。亜鉛化軟膏は効くかも知れないんですね、試してみます。ありがとうございました。