僕は読書好きなのですが、そのことを良く吹聴しているので時々友人に
「じゃあ、今までで一番面白かった本ってなにさ?」
と聞かれます。
そうすると、僕は答えられないのです。
特別優柔不断なわけでなく、「一番好きな色」「一番好きな食べ物」「一番面白かったゲーム」、こう言ったものなら普通に答えられるのです。
ただ、こと本に至っては「一番」がありすぎて一つに絞ることが不可能です。
でも友人たちはどれだけゲームや漫画が好きでも、自分なら「一番」を選べると言うのです。
そこで、そう聞かれた時に上手い比喩や置き換えなどを用いて納得してもらう返事を考えてください。
一応僕は
「それは、君が家族の中から誰か一人選べないのと一緒だよ」
というのを考えたのですが、ある友人には
「そんなもん、姉貴選ぶに決まってんだろ」
と即答されてしまいました。
回答をされるときに、この感覚が理解できるかできないかも添えてくださるとうれしいです。
お気持ちよく分かります。
真面目な方なんでしょうか。
多分相手は会話の乗りというかそれほど
「貴方のベスト本リスト」に興味があるわけではないのですが、
知りすぎて1番を決められないという事を伝えるにはどうしたら良いかという事ですよね?
それは質問者様が質問の中で答えを書いておられるような気が致します。
友人にそのまま素直にこう訪ねられては如何でしょうか?
「好きすぎて一番が決められないものってない?」
無い人にはどんな比喩も効果は薄い気がします。
後は、貴方のベスト1を日頃から決めておくのも悪くないと思いますよ。
1つに絞る必要は無く、ご自分の好きなジャンルを5つ位設けて、5冊に絞っておけば
その中から相手の好きなジャンルのベスト1を答えれば良いのではないでしょうか?
正確さに拘るのでしたら紹介後に「これと同じだけ好きなのが他に4冊あるよ」とか言って置けは宜しいかと。
それでも「その中でも一番は?」と聞いてくる強者と言うか
「答えてもお前文字通り一晩経ったら忘れるんだろう。1番だけに(不敵な笑み)」
とか駄洒落で適当にあしらうか、
「食べたい物が気分や体調で変わるように日によって違うよ」
位で勘弁してもらえますでしょうか(笑)?
これ以上あまり理解に費やせる労力や時間の無い場では
ギリギリまで正解に近づけた「インスタント回答」は難しい気が致します。
『一番美しいもの』はダメでしょうか。
女性や芸術、音楽など、なかなか難しいと思いますが。
あ、それなかなか良いですね。やや抽象的すぎるのが難ですが。
でも僕だったら、何でしょう、「月」とか「森」とでも答えると思います。
ありがとうございました。
すごく共感できます。
その感覚が理解できるからこそ、「家族」の話もよくわかるし、それすらも
否定するご友人に納得してもらえるような返事を思いつきません。
私がまず思いついたのは、
「自分の子供のうち、一番を選べないのと同じ」
です。
家族は家族ですが、兄弟や親に対する感情と、自分の子供に対する感情は
全く違うものです。
でも、これは子供がいる人にしか理解できないかもしれませんね・・・。
しかも、「そんなの○○に決まってるだろ」なんて即答されたら、
たぶん無性に悲しくなって落ち込んでしまいそうです。
なるほど!!
子どもときましたか。それは確かに選べませんね。
どうもありがとうございます。
本月さんの感覚こそ理解できますが、友人の方のセンスはどうも嫌いです。
「そんなもん、姉貴選ぶに決まってんだろ」
↓
そうでしょうか?
父親を選ぶ人も、母親を選ぶ人もいるはずです。
なぜ、姉貴なのか?
友人の方に説明して欲しいです。
友人の問いには、適当に受け答えしてれば良いのでは?
まぁその友人のお姉さん、美人ですので……
気持はわかるんです。
もちろん、適当に受け答えしておけばよいのですが、僕が質問したのは
「そう言った友人たちに『あぁ、そういうことね』と思わせるような回答が欲しい」
です。残念ながら質問の趣旨と微妙に離れている気がします。
ありがとうございました。
「一番面白かった本」と聞かれると、確かに決められない感じですね。この感覚は理解できます。(と思いますw)。「さぁ?ちょっと分からないなぁ。」位の返事でいいかと思いますが・・・。
比喩は便利ですが、あくまでたとえなので頼りすぎると話の本質が分からなくなりかねないのでw
そうですね、例えば相手がステーキが好きなら、「おまえ自分がステーキ好きだからって、毎日食ってたら飽きるだろ。それと同じだよ。」とかw(ここで相手が「飽きない」と言ったら、「俺は飽きるんだよ。」とでも言えばおっケー) 実際はちょっと話が変わって来てますけど、案外納得されるんですよねw 例え話の怖いところは、その例えを持ち出すこと自体がおかしくても(大抵おかしいんだけど)、例え話の「話の内容」だけしっかりしていれば、なんか納得してしまうところですw
多分あなたは本について結構思うことがある(本が好き)だから、なかなか返答に窮してしまうのではないでしょうか。
相手はそんなの適当だから考えもしない、あるいはもう結論が自分の中で出ちゃってるんでしょう。だから「おれは本についてはちょっとうるさいよ・・あれもいいし、これもいいし。」と話せばいいような気がします。あるいは、「そうだな、今気に入っている本は・・・。」とやってもオッケーです。
まあ相手がしつこいようなら、最終的には「おれは本が大好きだからそんなの決められないんだよ!」とかキレてみるとか。おもしろいと思いますけど。キャラによりますがw
もちろん、適当な受け答えするのが「世間的に」は正しい、というか普通なのでしょうが、残念ながらそのくらいは僕でも分かります。
あと、
>例えば相手がステーキが好きなら、「おまえ自分がステーキ好きだからって、毎日食ってたら飽きるだろ。それと同じだよ。」とかw
これは質問の意図とはずれていると思います。
どうもありがとうございました。
私も読書好きですが一番好きな本は?と聞かれても答えられないと思います。
一番の本を選べないというより「一番と言う順位をつけらない」ことを
説明したら理解してもらえるのかなあと思います。
本を含め、その他の多くのものも、多面的な見方(評価)をしていて、
ピラミッド形に一番があって、その次があって…という評価はしない。
良いものっていうのは、いろんな方向性があるので、
それをひっくるめて一番を決めるという評価の仕方は相容れない。
…とこんな感じで説明すると思います。
本だと内容もジャンルも違うし、書かれた年代によっても違う、
細かく言えば、同一の作者の同タイトルでも初版(雑誌掲載やハードカバー)と
加筆修正された文庫版でも違うし。そうそう単純化はできないよ。
みたいな感じでしょうか。
いろんな方向性……カッコよく言えば
「本は様々なジャンルがあって面白さのベクトルもてんでばらばらだから、一番を決めるのは無理だよ」
みたいな感じでしょうか(別にカッコよくないか)
単純化はできない、も良いですね。
ありがとうございました。
>そこで、そう聞かれた時に上手い比喩や置き換えなどを用いて納得してもらう返事を
>考えてください。
説明する必要性はあるのですか?
聞かれたら、今思い出せないといえばよいのでは?
で、一番好きなのにタイトルも覚えてないの?
と聞かれたら、
好きすぎるから、
頭の中で言語情報じゃなくてイメージデータとして
格納されているから、言語情報としてとりだせないんだよと。
いえ、必要性は全くありません。
しかし、必要性がなければ質問してはいけなかったでしょうか。単純に興味の問題でした。
イメージデータとして格納、は面白いですが、こと本に至ってはそれ自体が言語情報ですのでちょっと……
ありがとうございました。
質問者様の仰る事にはすごく共感出来ます。
私も本が好きで似たような質問をされた時に困った事がありました。
私の答えとしては、
『悲しい時には楽しい本を読みたくなるし、時々は頭が痛くなりそうな程難しい本が面白くて仕方ないときがある。
何度も内容を咀嚼するうちに面白くなっていく本もあれば、年齢を重ねると色褪せてく本も有る。
ジャンルも違うし、その時々によって自分の感じ方も変わってくるから、一概にどれが一番良いとは言えない。』
となるので、例としては『一番とそれ以外を人間に置き換えて生死の取捨選択』にしてみたら分かりやすいんじゃないですかね。
1番以外は助けられません。あなたは誰を助けますか、って感じで。
生死だと掛かるものが違いすぎると言われるかもしれませんが、それくらい好きなものに順列をつけるのが難しいって事でなら納得してもらえるんじゃないでしょうか。
『家族』『恋人』という関係性の違いを本のジャンルなどに置き換えてみて考えてみて下さい。
時と場合による、ということですね。確かに食事だったらお腹が空いたとき、漫画だったら暇なとき、とまぁある程度限定されますもんね。さすがに
「失恋したときに食べたい食事」なんてのはないですし。
読書はそういう部分が非常に幅広いってことですね。
「取るものを選ぶ」=「それ以外は捨てる」という考えですか。まぁ、確かに「選ぶ」ということはそうなんですが、改めて突きつけられると選びにくくなりますね。
ありがとうございました。
『何が面白いのさ』って聞かれた時に僕なら食べ物でも答えられないんだけど、読書ならもっと答えられない。食べ物については、なんだか1番と言われてしまうと1番なんてないからなんだよね。上位30位なら列挙出来るけど。でも食べ物だって、はてなでみたいに抽象的に『ラーメンが好き』だとか『おでんが好き』だとか(客観的にはありふれたものだよね)でも、例えばはてなみたいに『俺もラーメン!』『ラーメンならあれが美味しい』『私もパン』『焼きたてのパンは美味しい』っていうようにアクティブにキックバックしてくれると全然問題ないんだけど。
honzuki君って高校生なんでしょ、もし僕なら、例えば読書なんて友達はしてないし、よく分かってないケースなんかが多くて、で、たまたま自分は趣味を吹聴してたら、友達としては僅かに興味も出てしまって『そんなに言うなら何が面白いのさ』って聞いちゃうとして、そういう時に、やっぱり答えられない。面白いなあって感動したり感心したりして心にある本はたくさんあるけど1番なんて無いし、1番はどれかなんて考えた事もないし、だいたいそもそも順位付けが出来ないような時だね。本当は最初から誰も知らない本好きの趣味なんて吹聴しても仕方がないんだろうし、自分でも飽きる程長く好きをやっているならもう少し思い入れも少なく『コレ』って言えるんだろうけどその時はそれもあまりにも自分的に妥当でなさすぎて、そうとは言えない。
『最近読んだ中ではコレだね』と言ってもディスコミュニケーションっぽくなるだけだから嫌だし、『ジャンルに分けるならコレの場合はコレ、こっちの場合はコレ』って言うのも自分的には妥当な認識とは思えないから、自分的には嫌・・などと瞬間煩悶してしまう。『僕が今読んでるのはコレ』って言えば、なんだか誤解されるだけみたいに感じる。だから、これも嫌。『君に言っても分からないよ』と言えば、読書なんていう誰でも出来そうなものだけに喧嘩を売ってるようなものかと思うのであらかじめ却下。
打てば響くっていう言葉があるけど結局その逆のディスコニュニケーション環境だし、honzuki君としてはそこでもう少し吹聴はしておきたそうなので、そういう時は単純だけど、『本好きと言えば時々そう聞かれるので、いつも取り敢えず『マルマル』を推薦はしてます』と突然少しわざとらしく敬語を使って、対人距離を離してあげれば、突っ込んだ友人もさっと距離を取られちゃって、だけど具体例はちゃんと貰ったので、少し気持ち良く思ってくれるんじゃないかなと。で、honzuki君としてはディスコミュニケーション環境を相手にそれとなく伝えた段階で、取り敢えず吹聴に限界を認めるのがいいかもね。
智に働けば、のような感じで非常に面白い回答をありがとうございます。
かなり的確に僕の心情を表わしてくれているので読みながらにやにやとしてしまいました。
でも、「ジャンルに分ける」というのは結局やっていますね。というか、苦肉の策、というか。「この作者ならこれがベストかな」と言った感じで。
「いつも取り敢えず『マルマル』を推薦はしてます」、はなんとも良い回答ですね。もっとも、この適当で良いはずの『マルマル』でさえ考えてしまいそうなのがちょっと欠点ですが。
ディスコミュニケーション環境にある、というのが非常に新鮮でした。ありがとうございました。
一番好きなものが一杯あるのって別に普通だと思います。
勝負ごとみたいに白黒つけないといけないものは、あくまで便宜上のものですし。
私は音楽をやりますが、1番好きな曲なんて、山ほどあります。なので、もし一番好きな曲は? と質問されたら。
「アップテンポなら、あえていうと、○○とか○○とか…」
「スローなら、あえていうと、○○とか○○とか…」
「ヴォーカルものなら、あえていうと、○○とか○○とか…」
「インストなら、あえていうと、○○とか○○とか…」
と「条件をつけた上で」「あえていうと」と、複数の曲が並ぶと思います。
数をこなすと、いいものってたくさん見つかるし、良いという点は1点に定まるものではないと思います。
質問者さんが質問された「1番がある」と思ってるようなタイプの人には、その対象について詳しくない人でもその良さがわかりやすそうで、自分の好きなものを挙げると思います。
「Bill Evans Trio の Waltz for Debby はいいよ」という感じでしょうか。
もちろん他にもいいものが一杯あるけど、という言葉を飲み込んで。
カテゴリに分けて、ということですね。
それが僕も相手もちょうどいい感じに納得できそうです。
どうもありがとうございました。
全く同じです。私も読書好きですが、「一番」よかったものを教えろといわれたら答えられません。
本とは言っても、私にしたらそれぞれ個性を持っていて、それぞれの良い点悪い点があって、まぁいわゆる人間と同じように思っています。この人はレベルが上だ、この人はレベルが低い、この人はダメだ、といったように自分の友人を上下で区別できませんよね?それと同じような気がします。
親友に優劣をつけられない、といった感じですね。
ありがとうございました。
お気持ちよく分かります。
真面目な方なんでしょうか。
多分相手は会話の乗りというかそれほど
「貴方のベスト本リスト」に興味があるわけではないのですが、
知りすぎて1番を決められないという事を伝えるにはどうしたら良いかという事ですよね?
それは質問者様が質問の中で答えを書いておられるような気が致します。
友人にそのまま素直にこう訪ねられては如何でしょうか?
「好きすぎて一番が決められないものってない?」
無い人にはどんな比喩も効果は薄い気がします。
後は、貴方のベスト1を日頃から決めておくのも悪くないと思いますよ。
1つに絞る必要は無く、ご自分の好きなジャンルを5つ位設けて、5冊に絞っておけば
その中から相手の好きなジャンルのベスト1を答えれば良いのではないでしょうか?
正確さに拘るのでしたら紹介後に「これと同じだけ好きなのが他に4冊あるよ」とか言って置けは宜しいかと。
それでも「その中でも一番は?」と聞いてくる強者と言うか
「答えてもお前文字通り一晩経ったら忘れるんだろう。1番だけに(不敵な笑み)」
とか駄洒落で適当にあしらうか、
「食べたい物が気分や体調で変わるように日によって違うよ」
位で勘弁してもらえますでしょうか(笑)?
これ以上あまり理解に費やせる労力や時間の無い場では
ギリギリまで正解に近づけた「インスタント回答」は難しい気が致します。
「好きすぎて一番が決められないものってない?」と訊き返すのは盲点でした!
ゲームや漫画に限らず、ジャンルを「全て」に持っていけばきっと友人も一番が決められないものがあるはずですよね。
それでもなかった場合は、その時点でその友人にはこの考えが理解されることはないということでしょう。
質問に質問で返す、というのは若干正しくはないかもしれませんが、有効な手段ですね。
「答えてもお前文字通り一晩経ったら忘れるんだろう。1番だけに(不敵な笑み)」
はちょっと意味を考えてから吹き出しました(笑
でも口頭で言うとたぶん伝わりませんね。メールでの会話で使用してみたいと思います。
どうもありがとうございました。
私も読書が趣味で質問者さんの意見に共感します。
やはり、本というものは一種の芸術家とおもわれます。
絵や音楽と同じく、それぞれの良さがあるのです。
1番を決められないということは質問者さんはこの「それぞれの良さ」をわかった上でのことだと思われます。
友達はなんでも順位を決めたがる方のようですね。
「なぜ1番を決める必要があるのか」と言うのもいいかもしれませんがそれでは納得しないかもしれませんね。
「自分の命と、お姉さんの命、友達の命どれが1番か」というすこし非人道的な質問もありますが・・・
友達は少し強がっているだけだと思うので。うんうん、と聞き受け流すのも手かもしれませんね。
それぞれの良さ、ですか。確かにその通りですね。
そおくらい非人道的な質問をすれば確かに友人もなにも言えなくなるでしょうね(笑
ありがとうございました。
「好きすぎて一番が決められないものってない?」と訊き返すのは盲点でした!
ゲームや漫画に限らず、ジャンルを「全て」に持っていけばきっと友人も一番が決められないものがあるはずですよね。
それでもなかった場合は、その時点でその友人にはこの考えが理解されることはないということでしょう。
質問に質問で返す、というのは若干正しくはないかもしれませんが、有効な手段ですね。
「答えてもお前文字通り一晩経ったら忘れるんだろう。1番だけに(不敵な笑み)」
はちょっと意味を考えてから吹き出しました(笑
でも口頭で言うとたぶん伝わりませんね。メールでの会話で使用してみたいと思います。
どうもありがとうございました。