以下補足。小説・絵画・音楽・演劇・マンガ・アニメ・ゲーム・ラノベ……などジャンルにはこだわりません。作家の有名性や作品の評価にもこだわりません。
ただし、そもそも同一人物の作品であることと、「書き(描き)分け」を確認可能な、公式サイトなどへのリンクを必ず貼ってください(確認作業が大変なため)。
ここでの「作家」は商業媒体での活動を条件にします(たとえばブログのエントリを書き分けているという回答が集まっても困るので)。
同ジャンル内での書き分けが一目瞭然で、別人度が高いほど、高ポイントをつけます。
ドナルド・E・ウェストレイク。
ウェストレイク名義では、泥棒ドートマンダーシリーズなどのユーモラスな作品を主に書き、リチャード・スターク名義では悪党パーカーシリーズなど暴力的な犯罪小説を発表しています。また、そのほかにもタッカー・コウなど複数の名義を使い分けています。
http://www.aga-search.com/486donald.e.westlake.html
エド・マクベインも87分署シリーズのほか、エヴァン・ハンター名義での『暴力教室』や、カート・キャノン名義の〈酔いどれ探偵〉シリーズ、『空とぶタイム・マシン』などのジュヴナイルSFや『大人ってなに考えてるのかな』といった児童文学まで、さまざまな作品を書き分けています。
ギャンブル小説を書く時には阿佐田哲也の名を使った色川武大は有名です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E5%B7%9D%E6%AD%A6%E5%A4%A...
有名ですね。アニメ『勝負師伝説 哲也』のモデルとか……。
式貴士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%8F%E8%B2%B4%E5%A3%AB
>ジャンルによって様々な筆名を使い分け、式貴士でSF、間 羊太郎で推理小説評論や子供向きの生活雑学やクイズ本、蘭 光生で官能小説、小早川 博で雑学、ウラヌス星風で占星術と、多くの分野で活躍した。
『ミステリ百科事典』(間羊太郎・文春文庫)
を読みましたが、この方は博識ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E4%B8%8D%E5%BF%98
長谷川梅太郎でしょう。
林不忘(はやし ふぼう)、牧逸馬(まき いつま)、谷譲次(たに じょうじ)の3つのペンネームを使い分けて活躍した。林不忘は時代小説「丹下左膳」シリーズ、牧逸馬は犯罪実録小説、谷譲次は米国体験記「めりけんじゃっぷ」物で知られる。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person304.html
↑
ここで牧逸馬の作品が読めます。
昔の時代で書き分けを認識するのがやや難しいのですが、
作品へのリンクがあって、資料性が高い点がいいですね。
ドナルド・E・ウェストレイク。
ウェストレイク名義では、泥棒ドートマンダーシリーズなどのユーモラスな作品を主に書き、リチャード・スターク名義では悪党パーカーシリーズなど暴力的な犯罪小説を発表しています。また、そのほかにもタッカー・コウなど複数の名義を使い分けています。
http://www.aga-search.com/486donald.e.westlake.html
エド・マクベインも87分署シリーズのほか、エヴァン・ハンター名義での『暴力教室』や、カート・キャノン名義の〈酔いどれ探偵〉シリーズ、『空とぶタイム・マシン』などのジュヴナイルSFや『大人ってなに考えてるのかな』といった児童文学まで、さまざまな作品を書き分けています。
翻訳が絡むと書き分けの認知がさらに難しいですが、
日本の文学だけでなく海外の作家の情報もいいですね。
大友氏は短編も上手いですね。劇場版『MEMORIES』は円熟していました。
パブロ・ピカソ。
作風が何度も同一人物とは思えないほど変遷したことで有名です。
描き分けとは微妙にニュアンスがちがうかも知れませんが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%B...
http://www.korega-art.com/picasso/
http://www.ffortune.net/social/people/seiyo-today/picaso.htm
ピカソは有名ですが、描き分けというより「主義の変遷」という感じですね。
山上たつひこ
『がきデカ』で有名なギャグ漫画家ですが初期のころはホラーやサスペンスを描いていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8A%E3%81%9F%E3%81%A...
いがらしみきお
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%9...
『ぼのぼの』で有名な漫画家ですが初期の頃はエログロを
『ぼのぼの』で動物コメディを、今はホラーぽいものを描いてます。
山上氏は描き分けというか、初期の作風という感じもします。
いがらし氏は初期の『ネ暗トピア』が面白かったですね。
直感的に横山光輝さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E5%85%89%E8%BC%9...
横山光輝
http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UT...
横山光輝 三国志
http://images.google.co.jp/images?q=%E9%89%84%E4%BA%BA28%E5%8F%B...
鉄人28号
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=lang_ja&safe=off...
魔法使いサリーちゃん
->上3つの作品を見る限り、歴史・科学・ファンタジー、
さらに、主人公も群雄、ロボット、魔法使いと全く異なります。
別件で、石ノ森章太郎さんも該当するかもしれないです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E3%83%8E%E6%A3%AE%E7%AB%A...
ジャンルを問わない作品の量産ぶりから「漫画の王様」、「漫画の帝王」との評もある。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&safe=off&rlz=1T4GFRD_ja_...
仮面ライダー 石ノ森
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E6%97%A5%E6%...
マンガ日本の歴史 石ノ森章太郎
http://comics.yahoo.co.jp/shogakukan/isinomor01/hoteru01/list/li...
石ノ森章太郎 HOTEL
->ここで立ち読みが(試読)できるので見て下さい。
=>ということで、私の回答は、横山光輝さんと石ノ森正太郎さんです。どちらも故人です。
手塚治虫氏・藤子不二雄氏も恐ろしく多作ですよね。
同じ人が描いたと思えない意外性が欲しいですね。
音楽、とあったので、音楽をやってる人でも大丈夫・・・?なのですよね??
音楽でなら、菅野よう子さんですね。
あまりにも多種多様な音楽ジャンルにわたり、数多くの作品があります。
多芸ですが、本当にこれだけ多種で違うジャンルの音楽を書き分けているのには驚きます。
(器用貧乏ともいわれているようですが・・・w)
本人公式といえるサイトがないのでwiki↓多種多様な作品の件などについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E3%82%88%E3%81%8...
一応、ビクター内の公式サイトですが、あまり参考にはならないです。↓
菅野氏は『信長の野望』の音楽がいいですね。
アニメ・ゲーム系だと田中公平氏も多いです。
http://homepage2.nifty.com/M-TSUJI/
http://homepage2.nifty.com/M-TSUJI/sakusaku/3_1.htm
サザエさんの脚本からミステリーまで
辻真先さんのフィールドは広いのですが原作付とは言いながらもアニメの脚本の幅広さはすごいです
http://www.myagent.ne.jp/~bonkura/
全著作から見ると愛と誠がイレギュラーな気もしますが梶原一騎さんとか
http://homepage3.nifty.com/inaroku/hosono/hosono.list.html
細野不二彦もフィールドが広い
サザエさんは長期なので、脚本は色々な人が書いてますね。
たとえば、あの三谷幸喜も書いていたりしています。
ふつーに清水義範ぐらいしか思いつきませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E7%BE%A9%E7%AF%8...
猿蟹合戦シリーズは面白いですよね。
ブクマコメントでもありましたが、
確かにパスティーシュは書き分け力が試されますね。
昔の赤塚不二夫でしょうか?
しるひとぞしるネタですが、
デビュー当時は少女漫画家でした。
しかし、ほそぼそとギャグマンガをかいたり、ネタをためたりと、
ブレイクするまで、生活するネタの少女マンガと
ほんとうはやりたいギャグマンガをかき分けていたようです。
いまはご存知の通り、のぞみのギャグマンガ一本やりです。
マンガ界の黎明期に少女マンガ家でもあった人が多いですね。
赤塚不二夫(ひみつのアッコちゃん)・横山光輝(魔法使いサリー)・手塚治虫(リボンの騎士)……。
里中李生さんはいかがでしょうか。
この作家は、日本のノンフィクション作家であり, 軽快なタッチで書く恋愛本と重厚な文体が流れる
哲学的な本とを意識的に書き分けています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8C%E4%B8%AD%E6%9D%8E%E7%94%9...
同一ジャンルでの文体の書き分けを期待したのですが、
どちらかというと別ジャンルを書くマルチな作家ですね。
栗本薫と中島梓
小説家とエッセイストの書き分け
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E6%A2%93
花井愛子=神戸あやか=浦根恵夢
神戸はちょっととがってて、浦根はちょっと低年齢向けでした。
同じ月に同じ文庫で3冊出版するためだったかと記憶していますが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E4%BA%95%E6%84%9B%E5%AD%9...
栗本薫氏といえば大長編『グイン・サーガ』。
花井愛子氏はエピソードが味わい深いですね。
それなりに有名なところで田中芳樹を思いつきました。
http://www1.mint.or.jp/~idris/tea/list.html
SF書きかと思っていたら、時代劇物や探偵物、猟奇サスペンションとかも書いてますね。
エッセイの類もそれなりにあるようだし、タコ足作家としては足の数が多い方じゃあないかな。
アニメ化された『銀河英雄伝説』が有名ですが、
意外なものも書かれていますね。
井上瑤さんは声優・ダンサー・占い師・クイズダービーなどのクイズ番組の構成作家などマルチな才能を発揮されていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/井上瑤
大山のぶ代さんは料理研究家としても有名ですが意外にも脚本家として刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の脚本を書いています。
大山のぶ代の「太陽にほえろ!」脚本は、
トリビアか何かで出てましたね。どういう経緯でしょうね。
漫画家の「とりみき」さんでしょうか。
初期は少年チャンピオンでギャグマンガを描かれていましたが、その後はシリアスもの、ギャグものを全く違う絵柄で描き、
「劇場版パトレイバー3」では見事な脚本を書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%83%BB%E3%81%B...
とりみき氏はゆうきまさみ氏と交友があるとのことで、
作品の理解も深かったのかもしれませんね。
「小林よしのり」氏を思い出しました。
最初はギャグ漫画描きで、『お坊ちゃまくん』でヒットを飛ばしましたが、
今は時事問題などに対して意見を撒き散らす『ゴーマニズム宣言』の作者であります。
それまでも時事四コマ・解説マンガはありましたが、
長編で時事問題を扱うマンガの先駆者ですね。
翻訳が絡むと書き分けの認知がさらに難しいですが、
日本の文学だけでなく海外の作家の情報もいいですね。