確か、内閣支持率というのはRDD法とかいう電話による1000人への質問から決定されていますよね。
しかも、回答率は60%以下だったと思うのですが、私のこの認識に誤りがあれば、指摘をお願いいたします。
<<ここからが私の質問の本題です>>
RDD法が何故世論を正確に反映しているのか、理論的な説明をお願いいたします。
乱数を電話番号に割り当てることで期待される無作為抽出(RDD法)で得られた結果は、たとえば2000のサンプルがあれば母集団の偏りが95%の確率で信頼できることが分かっています。サンプルがそれより減れば信頼性は当然下がりますし、抽出が無作為でなくなれば結果は信頼できないものになる危険があります。そのため、RDD法では、最初にかけた人が不在でも「その時間に不在になりがちな人から回答を得られない」という偏りが抽出において発生しないように、何度も電話をかけ直すことが求められます。
ですから、おそらく1000人にかけて回答率6割(つまり、無作為とはかならずしもいえない抽出サンプルが600)では、あまりその結果に信頼性は無いと考えた方が良いと思います。
なぜ無作為抽出サンプル数(n=2000)の場合、偏りの推定が95%の信頼性を持つかについての数学的な説明は
上記論文の4ページから5ページにかけて書かれていますので、御覧ください。
http://www.audience-rating.com/kiso-sokutei/kiso-sokutei.html
コインを600回投げて、表200,裏400だったとします。このコインは正しいコインだと思いますか?
ではランダムに600人に内閣を支持するか聞いて、支持200,不支持400だったとします。
不支持が多いと思いますか?600人じゃ国民の一部だから分からない?ではコインとどこがちがうでしょう?
というふうに考えてコメントで答えてみて下さい。おのずと答えがでます。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | tmtdk | 19回 | 16回 | 0回 | 2008-09-02 15:55:59 |
ありがとうございます。
もしよければ、もう少し噛み砕いて説明をしたサイトをご紹介願えないでしょうか。