どうか、そのタイトルと作者を教えてください。短編集の中の一つだったような気がします。
うろ覚えですが、
・住民が絶滅してから久しい惑星に、他の惑星から調査にやってきた一団の一人が主人公。
・住民が全滅した惑星には、大きな十字路があって、それぞれ「住居」「宇宙港」「博物館」「墓地」に通じている。やがて全滅することを免れないと知った惑星の住民たちは、宇宙へ脱出しようとしたグループ、ひたすらに惑星で発見された事柄を記録しようとしたグループ、死後の世界について考察したグループに分かれたようだ。
・調査団は一つ一つの遺跡を調査し、最後に「墓地」を調べ始めたところ、そこが「墓地」でないことに気がつく。
手元の角川文庫版「神への長い道」に収録されている表題作でチェックしてみました。
・主人公は21世紀から冷凍睡眠と時間停滞で56世紀にやってきた。
・56世紀人と共に住民が絶滅した惑星に来た。
・<広場>からはきっかり120度の角度で3つの方向に<大通り>が伸びている。
・それぞれ<恒星計画通信><宇宙港><神殿>につながっている。
ということで、細かい相違はありますが、「神への長い道」で正しいと思います。
書名までは分からないのでポイントは不要です。
私もこの本を昔読んだことがあります。確か古典的な海外SFで、アーサーCクラークやアイザックアジモフ、ロバートAハインラインではなかったと思います。
早川のSF文庫で読んだような気がします。あとハードSFだったとも思います。
海外SFの書評はあまりないのですが、個人で行っているものとしては、下記のものが最大です。
あまね書房
http://homepage2.nifty.com/amane-s/index.html
掲示板やメールアドレスも公開されているのでこの方に質問されるのが早道かと思われます。
ではでは。
なるほど。少なくとも、実在するSF小説ということですね。
あまりにも思い出せないので、実在しない本かとさえ思っていました。
確かに海外のSF作家で、ハヤカワ文庫というのは、私の個人的な読書傾向とあっています。
あとはコードウェイナー・スミスか、フィリップ・K・ディックあたりが怪しいかな?
もうしばらく粘ってみて、ダメなら掲示板で聞いてみます。ありがとうございました。
現物が手元にないので記憶頼りで申し訳ない(ということで違っていましたらポイント不要です)のですが、たしか小松左京の「神への長い道」がそういうストーリーだったと思います。
複数の方の回答が同じなので、その可能性が高いですね。
amazonで古本を買って検証しようかな。
ごめんなさい、ちょっと勘違いしてました。
moonsさんがお探しの小説は「結晶星団」じゃなくて「神への長い道」です。
どちらも宇宙的に壮大なお話を短編(中篇)に詰め込んだ小松左京らしい力技のハードSFです。読後感が似てるのでついごっちゃになってしまいました(言い訳)。
ハルキ文庫版「結晶星団」は短編集で、なかの一つが「神への長い道」のようです。
ですから、「結晶星団」でも間違いではないように思います。
小松左京の「結晶星団」ハルキ文庫収録の「神への長い道」ではないでしょうか。
http://www.deepscience.miraikan.jst.go.jp/miraijin/01/01.php
21世紀中頃、人生に絶望したフジ・ナカハラは、未来に希望を求めて無期限の冷凍睡眠に入る。
しかし3500年後、覚醒した彼を待っていたのは、想定内で “定向進化”しただけの人類の限界だった。
わずかに残る56世紀人と22世紀の少女エヴァとともにさらなる旅に出た彼は、700光年先の
名も知れぬ星に〈神殿〉を見つけた…。“知的生命体”と未来人がコラボレートする短編作品。
1967年『SFマガジン』臨時増刊号初出。
粗筋部分はあまり記憶と合致していませんが、大オチは確かにそんな話だったような気がします。
小松左京はほとんど読んだ記憶がないので、逆に「設定は覚えているが、作者を覚えていない」
可能性が高いような気がします。
手元の角川文庫版「神への長い道」に収録されている表題作でチェックしてみました。
・主人公は21世紀から冷凍睡眠と時間停滞で56世紀にやってきた。
・56世紀人と共に住民が絶滅した惑星に来た。
・<広場>からはきっかり120度の角度で3つの方向に<大通り>が伸びている。
・それぞれ<恒星計画通信><宇宙港><神殿>につながっている。
ということで、細かい相違はありますが、「神への長い道」で正しいと思います。
確認いただきありがとうございます。
実は私もやっと今日、ハルキ文庫版の「結晶星団」を手に入れて、
「神への長い道」を確認できました。
確かに、記憶にあったのは「神への長い道」でした。
いくつかの違いは、私の記憶の中でちょっとアレンジされていたようです。
混乱させて申し訳ありませんでした。
確認いただきありがとうございます。
実は私もやっと今日、ハルキ文庫版の「結晶星団」を手に入れて、
「神への長い道」を確認できました。
確かに、記憶にあったのは「神への長い道」でした。
いくつかの違いは、私の記憶の中でちょっとアレンジされていたようです。
混乱させて申し訳ありませんでした。