ところで、以下のリンクで紹介したニュースによると、その父親を貸し出したノイミュンスター動物園が、ベルリン動物園に9000万円を要求しているそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=LB9agmPZd2k&eurl
不思議なのは、ベルリン動物園が、それに対して「クヌートの買い取り価格として、要求価格の半額程度とペンギン数羽しか渡せない」と言っているらしいことです。
ここで理解できないのは、ノイミュンスター動物園は、お金しか要求していないのに、返答では「クヌートの買い取り価格として」という文言が入っていること、それから、「ペンギン数羽」の意義が私にとってまったく不明なことです。
そこで、以下の2点について、あなたがもしもお分かりなら、ぜひ教えて頂きたいのです。
[1] そもそも、ノイミュンスター動物園の要求は何でしょうか?「クヌートを9000万円で買い取りたい」と言ってきているのでしょうか?
[2] 「ペンギン数羽」には、交渉上、どういう意義があるのでしょうか?
あなたからのご回答をお待ちしております。
ペンギンについては特に意味はないと思いますが、
数羽なら価格が比較的安い(数百万円程度?)からではないでしょうか。
価格参考に ↓
http://hikaru.blogzine.jp/dress_you_up/2006/07/post_a147.html
>ちなみに日本でペンギンを買おうと思うと種類にもよるが1羽80万円~200万円程度だそうです。
「クヌート」で儲けた分、分け前をよこせ!ということでしょう。
(父親がいなければ「クヌート」は誕生していない。)
http://tvhuette.exblog.jp/10276488/
>ベルリン生まれ&育ちのクヌートですが、
そのお父さんのラースは実はノイミュンスター動物園の所属。
そのため、クヌートの所属は本来的にはノイミュンスター動物園になるのだとか。
しかしクヌートで儲けを得たのは養い先のベルリン動物園。
ベルリン動物園のクヌートによる収益、およそ600万ユーロ
ベルリン動物園のクヌート効果による入場者数700万人
「ウチのクマで稼いだその儲け、こっちにも流せよっ!」とノイミュンスター動物園が主張、
裁判所の判断ではノイミュンスターへ70万ユーロ渡すのが相当、
しかしベルリン動物園は「その半額35万ユーロしか出さん!」、
ノイミュンスター側は「せめて50万ユーロはくれよ!」と折り合いがつかない状況・・・。
そんな中、ベルリン動物園から出た妥協案が
「オマケにペンギン付けるから、これでどう?」
・・・いかにも動物園的な交渉手段???
ノイミュンスター側はモチロン(?)、オマケには納得しなかったようですが・・・。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2604114/4168721
>ベルリン動物園は、「ホッキョクグマの相場」である35万ユーロ(約4600万円)で
クヌートとラースの所有権を購入したいと提示しているが、
ノイミュンスター側は50万ユーロ(約6500万円)を求めている。
ありがとうございます。
クヌートの所有権は、もともとノイミュンスター動物園が持っているものだったのですね。
「ペンギン数羽」の意味もよく分かりました。
ところで、ペンギンってけっこう高いんですね。
動物園の動物それぞれの値段なんて考えたこともなかったです。こちらも、とても勉強になりました。