Webアプリケーションなどを制作する場合に、今までのXHTML1.0やHTML4より適しているということは分かります。
しかし、一般企業などのサイト(動的じゃないページで制作されていて、TOPに簡単なFlashを配置してあるイメージ)を制作する際にHTML5を使うメリットはあるのでしょうか。
例えば、HTML4+テーブルレイアウトをしているサイトが、XHTML1.0+CSSレイアウトにリニューアルしていった理由の一つには、SEO的に有利という大きなメリットがあったからだと思います。
しかし、HTML5にはそのようなメリットはないように感じられます。
皆さんはXHTML1.0やHTML4で作られているサイトをHTML5にする必要があると思いますか?
データをページに埋め込む観点からも抜き出す観点からもタグを分かりやすさを保ちながら細分化するのは大切です。
valueshareさんがおっしゃってるように情報の重み付けがよりわかりやすくできることで検索エンジンは正しい評価を下せるでしょう。
もちろん既存のflashベースのサイトなどがいっきにHTML5に移行する必要はないかもしれませんが、HTML4やXHTMLで書かれたページがHTML5に乗り換える手間はさほどではないですし、費用対効果は期待できると思います。
個人的には右クリックができなかったり、Firefoxの拡張を妨害したりするFlashベースのコンテンツが絶滅してくれるのを祈ってます(笑)
上のほうの業界的には、やっぱりflash(adobe)の独断場だった動画分野に対し、別の方式を打ち出してみた事が一番大きいでしょうね。現状ではコンテンツ作る側はまだ無理に合わせる必要はないと思います。
このままいけば、adobeAIRなどを利用した動画再生に特化した新ブラウザを作ることだって出来た筈ですが、「待った」がかかった感じでしょうか?
また、今まで20余年ぐらいのスパンで、アップルコンピュータとアドビ社はやってきた方向が似ており相互利益を求める姿勢だった、というイメージが強かったですが、軽く袂を分けたという印象をうけます。
アップルコンピュータは、より高級なサービスを提供するセレブ層を意識した方向性に対し、アドビはクリエイター層がメインの顧客であるので中小企業、個人に対してのサービスが多いです。おそらく知的財産のライセンシングの捉え方に対し、意識の差が広がっています。
HTML5が、どちらかといえば現状ではアドビに不利な結果を生んでいるので、もしこのまま行くのであれば、コンテンツに対し必ず、「無料・ダウンロード可」「有料・制限ダウンロード可・二配布不可」「ダウンロード不可・有料コンテンツ」などのタグを強固に指定する実業家サイドの都合に見合ったものへと変化していくかもしれません。
>HTML5が拓く新しいWeb(2. モジラFirefox編)
#ほかのブラウザベンダも標準の必要性や重要性が分かってもらえるようになってきた
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/design/benkyo/html5_02/01.html
あるページがIEでは表示できるけどFirefoxでは表示できないとか
あるページはWinのマシンでは表示できるけど
あるリナックスマシンではFlashが移植されていないので表示できないとかがあったわけです。
それで標準が必要だとすべての会社がHTML5をサポートしたら
あるマシンでは見えないページという物がなくなるというのが目的だと
かいてたと思いますよ。
画像や動画以外の部分の進歩の対応もあるのだろうと思いますが。
IE6が駆逐されても、IE8はしばらく生き残っていそうなので、まだまだ必要は無いと思います。
ただ、iPhone専用サイトを作るとか言う話になれば変わってくるでしょうね。
HTML5の流れができるとしたら、スマートフォン向け(Windows除く)からでしょうね。
モバイルフルブラウザがその流れを受けHTML5対応を迫られる可能性も考えられますね。
個人的には一般企業などのサイトにおいてはXHTML1.0やHTML4で作られているサイトをHTML5にする必要はないと思います。そっちにお金をかけるよりもユーザビリティ・アクセシビリティを改善したり、コンテンツを充実させて、内容的に価値のあるウェブサイトにするのが最優先かと思います。新規制作時にHTML5を採用するのは将来的な恩恵を享受するために選択肢としてはアリですが、仕様が定まっていない今日ですと技術者の自己満足に終始する可能性があります。
HTML4で作る→動画を載せたいと依頼→Flashで載せる→iPadで見れないと言われる→HTML5で組みなおし…
と、最初からHTML5でやっときゃよかったとならないように。
GUMBLARが有名ですが、最近はAdobe Flash PlayerやAdobeReaderのセキュリティホールを狙って閲覧しただけでも感染するウイルスが増えたので、OSやブラウザに加えて更にPluginレベルでアップデートチェックを頻繁にしなければいけない状態に加え。
企業サイトがウイルスをばら撒くトラブルを抱えやすくなっている事もあるかと
※HTMLを入力した部分が消えてしまったので・・・
<div id="header">とかしないでも要素の意味が明確になってサイト作りがしやすいですね。
今までだったらdivの入れ子がどんどん深くなって
</div>ってどこのdivを閉じてるんだろう?みたいな疑問がありましたから。。。
tukihatuさんの言う通りですね。articleタグとかheader,footer,navタグなんてのも嬉しいですね。
今までだったらdivの入れ子がどんどん深くなって
意味が明確になれば検索エンジンもサイトの内容を理解しやすくなるでしょう。
そういった点ではSEO的恩恵が期待できるでしょう。
考え方でいえば相当いいですよね5は。コンテンツの役割を明確にするタグが出来たので作りやすいです。sectionタグとか待ってました!って感じのタグだし(いままでブロックは全部divだったけど、それはW3C的におかしな話なので)
まあ近いうちにgoogleでHTML5で作ったページは上に取り上げられるようになると思います。
はっきり言って、XHTML1.0やHTML4で作られたサイトをわざわざHTML5にする必要はないと思います。
既存ページにsectionタグ等による再マークアップでSEO効果が得られるかどうか、まだはっきりわかってませんし。。。
本題のHTML5のメリットですが、一番大きなところはJavaアプレットやFlashなどのサードパーティ製プラグインで頼っていたところが、
HTML5+CSS3+JavaScriptで実現可能になります。
例えば、WebSocketによるSocket通信や、videoタグに動画再生、
ドラッグアンドドロップによるファイルのアップロード、
グラデーション、ドロップシャドウなどのエフェクトなどなど…
特にSocket通信に関しては、Webでのリアルタイム性に大きく貢献してくれると思います。
プラグインに頼らず、従来の方式でリアルタイムを実現するとなると、
ajax+cometでHTTPコネクションを繋ぎっぱなしにして、
擬似的にサーバプッシュをするっていった感じになります。
ですが、とてもサーバに負荷を与えるものなので、
うまく工夫しないとまともに使えるものじゃありません。
その点、WebSocketは特別な工夫をせず、簡単にリアルタイム性をだすことができます。
近い未来、OS以外全部Webっていうのも実現するかもしれませんね。