よく晴れた休日の昼間は、部屋の中に籠もっていたらもったいないとばかりに、思わず外に出たくなります。それと同じで、美しい星空や月に恵まれた夜は、やっぱり部屋の中にいたらもったいない。外に出てたっぷり夜空を楽しみたい!と思っても不思議ではありませんね。そろそろ屋外でも寒くない時期がやってきますから、庭やベランダにテーブルを用意して、そこでゆったりと星や月を眺める夕食を企画してみたらどうでしょう。
料理は、おにぎりやサンドイッチなどを中心としたハイキングみたいなメニュー。あるいは"イエコト・ミシュラン" #057「手軽に美味しく楽しく!ワンプレートメニュー・コンテスト」に登場したようなワンプレートメニューなどが、運びやすく片付けやすくていいですね。
http://q.hatena.ne.jp/1271652851
わが家では、カレーの日がスターライトナイト・ムーンライトナイトとなることが多いです。これもワンディッシュで済みますし、カレーを夜空の下で食べると、ちょっとキャンプの夜みたいで心が躍ります。
星を見るのに照明は不要ですが、食事をするには灯りがないと困りますから、キャンプ用のランタンなどを用意しましょう。私は100円ショップで購入した豆電球ランタンを改造して、LEDを使った自作ランタンを作ってみました。似たような製作例のページがありましたのでご紹介しておきます。とても詳しい解説なので、ハンダゴテが使える人なら、どなたでも同じような物が自作可能だと思います。こうしたタイプのライトがあると、夜間の停電時にも便利ですね。
http://homepage2.nifty.com/treknz/led_lamp.html
もちろん電池には、繰り返し使える充電池(私はエネループ)を使っています。ご存じだと思いますが、普通の乾電池と充電池では1本当たりの電圧が違いますので、LEDの電流制限抵抗を何Ωにするかは、LEDの定格と主に使用する電池の種類に基づいて決めてください。計算方法は上記ページで説明されています。
それから、わが家のスターライトナイトに欠かせないのが金平糖です。金平糖を星空にかざし、いったん夜空の星にしてから、それをまだ少し肌寒い季節なら紅茶、暑い季節なら透明なサイダー、ちょっとアルコールが欲しければブランデー、色々な飲み物にポトンと落として飲むのです。カップやグラスに甘い流れ星。ゆっくり溶かしながら口に運びます。すてきなひとときが楽しめますよ。
なお、金平糖は核となる粒の周りに砂糖を煮詰めた物を振りかけつつ、熱した回転釜の中で長時間かけて転がして作られる物ですので、キャンディなどと違ってむき出しの状態でもベタベタになることが少なく、屋外でも扱いやすいお菓子なんです。そんな特徴が、災害対策用の乾パンと一緒に入っていたりする理由なのかもしれませんね。糖分は即効性のあるエネルギー源で、体力が落ちている人でも摂取しやすい貴重な食料となりますから、金平糖は非常時に備えてた備蓄としてもお勧めできるお菓子です。
もちろん、こうしてゆったりと夜空の下で過ごす時間が、そのまま節電タイムにもなります。部屋の灯りも冷暖房も、テレビすら不要な時間。削減できる電力を200W程度と控えめに見積もっても、東京電力管内の10軒に1軒がこのスターライトナイトを1時間ずつ楽しむだけで、およそ37万kW/hの電力が削減できそうなんです(H21年度電灯契約口数2642万戸の7割を一般家庭と仮定した場合)。これはイエの数をかなり大ざっぱに仮定した計算ですから、実際にはちょっと違ってくるかもしれませんが、とにかく、たった1時間だけであったとしても、今言われている東電の電力供給能力の約1%は、星空の下での夕食で削減できるだろうということ。しかも10軒に1軒のイエがやっただけで。これは軽くは見られない数字だと思います。夜間の計画停電中に星空の下で過ごすのもいいですね。
今はまだ寒い地域が多いですし、これからは「一雨ごとの暖かさ」で天候が優れない夜も多くなりますが、なかなか庭やベランダで夜を過ごすに適した日がやってこないかもしれませんが、だからこそ天候に恵まれた夜空は、カラッと晴れた洗濯日和の昼間に匹敵するくらい貴重です。青空を待ち望むのと同じ気持ちで、星のきれいな夜も心待ちにしてみましょう。積極的な節電が呼びかけられている今こそチャンスです。
よく晴れた休日の昼間は、部屋の中に籠もっていたらもったいないとばかりに、思わず外に出たくなります。それと同じで、美しい星空や月に恵まれた夜は、やっぱり部屋の中にいたらもったいない。外に出てたっぷり夜空を楽しみたい!と思っても不思議ではありませんね。そろそろ屋外でも寒くない時期がやってきますから、庭やベランダにテーブルを用意して、そこでゆったりと星や月を眺める夕食を企画してみたらどうでしょう。
料理は、おにぎりやサンドイッチなどを中心としたハイキングみたいなメニュー。あるいは"イエコト・ミシュラン" #057「手軽に美味しく楽しく!ワンプレートメニュー・コンテスト」に登場したようなワンプレートメニューなどが、運びやすく片付けやすくていいですね。
http://q.hatena.ne.jp/1271652851
わが家では、カレーの日がスターライトナイト・ムーンライトナイトとなることが多いです。これもワンディッシュで済みますし、カレーを夜空の下で食べると、ちょっとキャンプの夜みたいで心が躍ります。
星を見るのに照明は不要ですが、食事をするには灯りがないと困りますから、キャンプ用のランタンなどを用意しましょう。私は100円ショップで購入した豆電球ランタンを改造して、LEDを使った自作ランタンを作ってみました。似たような製作例のページがありましたのでご紹介しておきます。とても詳しい解説なので、ハンダゴテが使える人なら、どなたでも同じような物が自作可能だと思います。こうしたタイプのライトがあると、夜間の停電時にも便利ですね。
http://homepage2.nifty.com/treknz/led_lamp.html
もちろん電池には、繰り返し使える充電池(私はエネループ)を使っています。ご存じだと思いますが、普通の乾電池と充電池では1本当たりの電圧が違いますので、LEDの電流制限抵抗を何Ωにするかは、LEDの定格と主に使用する電池の種類に基づいて決めてください。計算方法は上記ページで説明されています。
それから、わが家のスターライトナイトに欠かせないのが金平糖です。金平糖を星空にかざし、いったん夜空の星にしてから、それをまだ少し肌寒い季節なら紅茶、暑い季節なら透明なサイダー、ちょっとアルコールが欲しければブランデー、色々な飲み物にポトンと落として飲むのです。カップやグラスに甘い流れ星。ゆっくり溶かしながら口に運びます。すてきなひとときが楽しめますよ。
なお、金平糖は核となる粒の周りに砂糖を煮詰めた物を振りかけつつ、熱した回転釜の中で長時間かけて転がして作られる物ですので、キャンディなどと違ってむき出しの状態でもベタベタになることが少なく、屋外でも扱いやすいお菓子なんです。そんな特徴が、災害対策用の乾パンと一緒に入っていたりする理由なのかもしれませんね。糖分は即効性のあるエネルギー源で、体力が落ちている人でも摂取しやすい貴重な食料となりますから、金平糖は非常時に備えてた備蓄としてもお勧めできるお菓子です。
もちろん、こうしてゆったりと夜空の下で過ごす時間が、そのまま節電タイムにもなります。部屋の灯りも冷暖房も、テレビすら不要な時間。削減できる電力を200W程度と控えめに見積もっても、東京電力管内の10軒に1軒がこのスターライトナイトを1時間ずつ楽しむだけで、およそ37万kW/hの電力が削減できそうなんです(H21年度電灯契約口数2642万戸の7割を一般家庭と仮定した場合)。これはイエの数をかなり大ざっぱに仮定した計算ですから、実際にはちょっと違ってくるかもしれませんが、とにかく、たった1時間だけであったとしても、今言われている東電の電力供給能力の約1%は、星空の下での夕食で削減できるだろうということ。しかも10軒に1軒のイエがやっただけで。これは軽くは見られない数字だと思います。夜間の計画停電中に星空の下で過ごすのもいいですね。
今はまだ寒い地域が多いですし、これからは「一雨ごとの暖かさ」で天候が優れない夜も多くなりますが、なかなか庭やベランダで夜を過ごすに適した日がやってこないかもしれませんが、だからこそ天候に恵まれた夜空は、カラッと晴れた洗濯日和の昼間に匹敵するくらい貴重です。青空を待ち望むのと同じ気持ちで、星のきれいな夜も心待ちにしてみましょう。積極的な節電が呼びかけられている今こそチャンスです。