3Dの表現技術で放線マップやスペキュラマップなど擬似的に、より立体感をリアルに見せる技術があることを知りました。そこで素朴な疑問なのですが、もしカメラ視点はひとつ、つまり視差はないけれど、右目用と左目用にマップの処理を変えて施してVR眼鏡用の映像を作った場合、脳の錯覚により立体感は増加するのでしょうか? それとも右目と左目で映像が混ざって良くわからなくなるのでしょうか?

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  • 終了:2018/02/26 23:10:05
id:konekonekoneko

視点のピント移動無しに、立体感だけ強調されたら疲れ難くなっておもしろいなと思いました。

3Dテレビで、光の反射による色の僅かな違いを眼鏡の左右用で表示に分けたら、メガネを付けたら擬似的に立体的に見えるのかなとか、眼鏡無しで隣で一緒に、映像がダブらず普通に見れるのかなとかいろいろ興味がわきました。

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id:zheyang No.1

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 複雑な話なので私がちゃんと理解できているかわからないのですが、カメラは移動させずに、法線マップを垂直を軸として回転させるということでしょうか。

 球体に法線マップを貼り、法線マップを少し左に回転させたものを右目用としたものが次の画像です。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200618
 完全な球体でしたら、球体自体を左に回転させたのと同じ結果になりますから、立体視する上では同じになります。

 実際は球体ではなく複雑なモデルになります。ウサギのモデルに法線マップを貼り、上記の球体と同じように法線マップのみを回転させたものが次の画像です。ウサギは回転させていません。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200619
 ウサギの輪郭は変わらず、表面の凸凹のみが移動しています。これを立体視したらどうなるかですが、私の手元には立体視できる環境がないのでわかりません。鼻や目の位置の凸凹はまったく変わっているので、そこは正常に見えないと思います。

 本来の立体視、つまりカメラを移動させたものは次の画像です。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200620
 ウサギの位置変化と表面の凸凹の位置変化が一致しているので、素直に立体視できると思います。

 画像に位置が変化している部分と変化していない部分が混在すると、素直に立体視できずに疲れるのではないかと思います。
 スペキュラーマップはモデルの表面上に光沢の出る位置を指定するもので、立体感とは関係ないと思います。

id:konekonekoneko

亀さんみたいなウサギ画像とても興味深く見られました。
私もメガネはないのですが、とりあえず視点交差法でみてみました。模様がずれることで立体感が不思議に見えました。不可能立体というか錯視というか?とても興味深いです。
思考実験的にはもう一つ本来真南からあたる太陽のような光源が、南西からと南東から当たって反射した、みたいに陰影の違いを左右別々に目に入れるみたいな表現もパターンとして考えてました。
物体の輪郭も模様も画像平面上ではただの画素の座標で実質的に違いはなく、また視点焦点をあわせている部分では視差による画像ずれは小さく、遠いモノほど細かい模様は違いがわかりにくくなりますし視点をあわせた場所以外はボケて見えているのでカメラ視点の右目左目視点での画像のズレは実際の所思うほど立体感での影響が大きくないかも?とか考えてみた部分はあります。
全画面ピントはあっているのに、視点による光源からの反射の違いによる差分を疑似的に表現して目に入れるというどちらにしてもちょっと不思議な環境ですね。

2018/02/15 16:20:50

その他の回答1件)

id:zheyang No.1

回答回数27ベストアンサー獲得回数9ここでベストアンサー

 複雑な話なので私がちゃんと理解できているかわからないのですが、カメラは移動させずに、法線マップを垂直を軸として回転させるということでしょうか。

 球体に法線マップを貼り、法線マップを少し左に回転させたものを右目用としたものが次の画像です。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200618
 完全な球体でしたら、球体自体を左に回転させたのと同じ結果になりますから、立体視する上では同じになります。

 実際は球体ではなく複雑なモデルになります。ウサギのモデルに法線マップを貼り、上記の球体と同じように法線マップのみを回転させたものが次の画像です。ウサギは回転させていません。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200619
 ウサギの輪郭は変わらず、表面の凸凹のみが移動しています。これを立体視したらどうなるかですが、私の手元には立体視できる環境がないのでわかりません。鼻や目の位置の凸凹はまったく変わっているので、そこは正常に見えないと思います。

 本来の立体視、つまりカメラを移動させたものは次の画像です。
 http://f.hatena.ne.jp/zheyang/20180213200620
 ウサギの位置変化と表面の凸凹の位置変化が一致しているので、素直に立体視できると思います。

 画像に位置が変化している部分と変化していない部分が混在すると、素直に立体視できずに疲れるのではないかと思います。
 スペキュラーマップはモデルの表面上に光沢の出る位置を指定するもので、立体感とは関係ないと思います。

id:konekonekoneko

亀さんみたいなウサギ画像とても興味深く見られました。
私もメガネはないのですが、とりあえず視点交差法でみてみました。模様がずれることで立体感が不思議に見えました。不可能立体というか錯視というか?とても興味深いです。
思考実験的にはもう一つ本来真南からあたる太陽のような光源が、南西からと南東から当たって反射した、みたいに陰影の違いを左右別々に目に入れるみたいな表現もパターンとして考えてました。
物体の輪郭も模様も画像平面上ではただの画素の座標で実質的に違いはなく、また視点焦点をあわせている部分では視差による画像ずれは小さく、遠いモノほど細かい模様は違いがわかりにくくなりますし視点をあわせた場所以外はボケて見えているのでカメラ視点の右目左目視点での画像のズレは実際の所思うほど立体感での影響が大きくないかも?とか考えてみた部分はあります。
全画面ピントはあっているのに、視点による光源からの反射の違いによる差分を疑似的に表現して目に入れるというどちらにしてもちょっと不思議な環境ですね。

2018/02/15 16:20:50
id:hissssa No.2

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まずまともなVR映像にはならないかと。

VR映像の出す立体感で一番重要なのは、背景を含む複数の物体間での相互の遠近感です。例えば目の前にボールがある時に、それが背景や遠くの別物体に比べて近くにあると感じられるような、そういう立体感です。
こういう物体間の差は、右映像と左映像で物体の位置関係そのものが変わるという視差効果によって初めて得られます。物体個々の表面でのマッピングの工夫では絶対に得られません。視差が無い限り、その映像は脳にとってはあくまで同一平面に映された映像にしかならず、その上で左右で微妙に物体表面だけが違うという極めて不自然な映像になると思われます。

また、その左右でのマッピングを具体的にどうするかという問題もあります。視差による相違の重要点は「視点から遠くなるほど効果が小さくなる」という事です。
左右でのマッピング差を固定にすると、遠近に関係なく同じ差となり、そもそも立体感も糞もなくなります。
視点からの距離で効果を変えることも出来るでしょうが、そこまでするなら普通に左右視点で処理した方が簡単でしょう。

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