…… ヘンデルは語学に堪能でした。彼の声楽曲にはドイツ語、イタリ
ア語、フランス語、英語、スペイン語、ラテン語の6 ヶ国語が使用され
ています。イギリスに渡ってからも、日常会話は英語でしたが、喧嘩と
なると4ヶ国語ぐらいがごちゃまぜになったと言われます。
初めてロンドンに渡り、英語の歌詞に音楽をつけるようになった頃、
ヘンデルは時に歌詞の意味を誤解し、本来の意味とはまったく異なる表
情の音楽を付けることもありましたが、全体的には驚異的なスピードで
英語をマスターしました。
英語に熟達しながら、一方では、ヘンデルの晩年の作品にすら不自然
な英語が観察されることも事実です。『メサイア』にもそのような例が
あります。一般的に、それらはヘンデルの英語に対する無知のせいであ
ると言われますが、私は少し違う観方をしています。確かに、不自然な
英語のいくつかはヘンデル自身の誤解に原因があります。しかし、もし、
そのような不自然な歌詞のすべてがヘンデルの無知のせいであるとした
なら、ヘンデルは of が前置詞であることも、the が定冠詞でることも
知らなかったことになるのです。事実は、ヘンデルは言葉のアクセント
を守ることや、文の区切れを正しく処理することより、曲の全体的な表
情を優先していたと、私は確信しています(勿論、いつもというのでは
なく、それが必要な時に限りますが)。それは、おかしな歌詞の充て方
をする現代日本の若者の歌ととてもよく似ています。英語に熟達しなが
ら、時には、日本の若者の歌よろしく、ノリの良さを優先しているヘン
デル。なかなかお洒落ではありませんか。
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/christmas2019/pdf/...
三澤 寿喜《メサイアこぼれ話》
http://handel-f-j.org/artists/misawa.html
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20220923
視覚・色覚・聴覚 ~ Visual, Color, Hearing ~
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%...
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ヘンデル Georg Friedrich Händel
Wanted Without Wikipedia !
質問者は、すくなくとも Wikipedia を一読してから投稿しましょう。
回答者は、なるべくなら Wikipedia を引用しないで、答えましょう。
閲覧者は、かならずしも Wikipedia を妄信せずに、参照しましょう。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20130616
3W in Q&A ~ ウイキペディア引用作法 ~
推理ものはなさそうですからね。あったとしても失敗に終わっているはずです。
オペラは、ストーリーを知ったうえであってもなんどもなんども楽しめるものでないといけないですね。