マングースの仲間
きぃきぃ鳴くそうです。
フェレットと同じように飼育できそうです。
とぴっくす@かみね動物園
シママングースが仲間入り
【11月6日に上野動物園からシママングースのペアがやってきました。
シママングースの飼育は、かみね動物園では初めてのことになります。
大きいほうがオス、小さいほうがメスで、写真はメスの方です。
日中も活動していますので、活発な動きが見られると思います。】
かみね動物園
チームワークのよいシママングース
【マングースは、敏しょう性と攻撃性に優れていて、ハブをやっつけてしまうジャワマングースが一般的にはよく知られています。しかし、特に好んでヘビを襲って食べるわけではなく、小動物や昆虫、野鳥の卵など幅広く食べます。沖縄の島では、ハブ退治に移入したジャワマングースが、ハブよりも簡単に捕ることができるアマミノクロウサギや、ヤンバルクイナなどの貴重な動物たちを食べてしまうといった困った問題を引き起こしています。ハブ退治の救世主が、今や生態系を破壊する悪者として扱われてしまっています。】
【ところで、当園にいるシママングースはサハラより南のアフリカに住んでいますが、おもしろい行動が観察されています。シママングースは家族が集まって昼間行動しますが、仲間が襲われたときは皆で助けに行くところがあるというのです。群れの一頭を捕らえて木に止まっているワシに対して、数頭の仲間が木に登り、ワシに突進して、ひるんだワシから首尾よく仲間を助け出したことが観察されています。なかなかのチームワークです。】
【もう一つ卵の食べ方を紹介します。丸くて歯が立たない卵ですが、両手で卵をはさんで、股の間から「バックパスよろしく」といわんばかりに後ろへ勢いよく投げつけるのです。そして運よく岩などに当たって割れたところを食べるといった具合で、こちらはなかなかの知恵者ですね。さて、「マン」と「グース」はこども園の一角にいます。「クックック」と声を出しながら忙しく歩き回っているのが見られます。】
シママングース
2001年7月9日の放送: サバンナの愛きょう者 マングース 小兵(こひょう)軍団の挑戦
獣医さんから見たマングース
Mainichi INTERACTIVE 科学環境ニュース: [追跡]環境 移入動物3種、生態系に打撃−−哺乳類学会、駆除を要望
北海道のアライグマ/小笠原諸島の野生ヤギ/奄美大島のマングース
【マングースはインド原産の食肉目の動物で、コブラの天敵として知られる。明治時代にハブと決闘させるショーに使うため、沖縄に持ち込まれた。奄美大島には1979年に野生のハブを駆除するため約30匹が放たれた。86年ごろにはアマミノクロウサギなどが住む森林にまで生息域を広げている。
山田さんの調査によると、奄美大島で見つかったマングースのふんの7%にアマミノクロウサギの毛が混じっており、マングースがアマミノクロウサギの生息を脅かしていることは明らかだという。
こうしたことから、鹿児島県は96年から環境庁の補助金を受けて、マングース駆除に乗り出した。5年計画で詳しい生息数などを把握し、効果的な捕獲方法を探る。これまでの調査で、マングースの消化管の内容物からアマミトゲネズミ、ワタセジネズミ、アカヒゲ、バーバートカゲなどが見つかった。】
[PDF]沖縄県におけるマングースの移入と現状について
http://www.tokyo-zoo.net/ROOT/express/express_back?record=21
||| TokyoZooNet |||
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■上野動物園■
【野生のマングースは、小哺乳類、ヘビ、トカゲ、カエル、魚、カニ、昆虫、クモ、サソリ、果実など、さまざまな餌を食べますが、多くのマングースにおもしろい行動が知られています。それは、卵、カタツムリ、貝、カニ、堅果といった「カラのかたい餌」を食べるとき、「前脚でもちあげて地面に叩きつける」、あるいは「股(後脚のあいだ)を通して、うしろの岩に投げつける」という行動です。
そんなマングースの一種、コビトマングースを西園の小獣館1階で7月から展示しています。場所は小獣館入口を入って進むとすぐ右側です。 コビトマングースの生息地はアフリカ。海岸から海抜1800メートルのサバンナや森林が生息地です。頭胴長は18〜26センチ。現在、オス2頭・メス5頭を飼育しています。
小獣館では、基本的に馬肉やバナナ、リンゴなどの餌をマングースに与えていますが、ときどきホロホロチョウやニワトリの卵(ゆで卵)も与えます。担当飼育職員にその場面を見せてもらいました。
地面に卵を1個ころがすと、コビトマングースは職員が去るのを待って、さっそくやって来ます。卵をかかえるようにして、すばやく壁(観客通路側の窓の下)に近づいて、お尻をこっちに向け、体勢をととのえます。そして、股のあいだからシュート! 壁にぶつかった卵にひびが入ったかどうか、せわしないようすでチェックし、ふたたび股のあいだから投げつけます! もう1回! 3回目か4回目で卵に亀裂が入り、そこから口を差し込んで食べ始めました。
他の個体は分け前が欲しそうなようすでしたが、卵はこの個体が独り占めです。横取りされないように隅の方へ卵を引き込んで食べていました。
餌にならないモノに対してもこの行動が見られるようで、人間の家屋内に出入りするようになったマングースを観察した研究者の報告によると、横になっている人間の背中に寝室の鍵を投げつけてきたり、落ちていたワインのコルク栓を膝にぶつけてきたり、ソファーに向かって薬の容器を投げつけたりする姿が見られたそうです(ヒントン&ダン著『マングース』より孫引き)。堅いモノならなんでもいいのか!と一言注意してあげたくなるほどです。
このユニークな食事風景を、毎週水・金・日曜日の午後3時から公開します。ただし、動物の体調などにより、中断・中止することがあります。また、“卵割り”が見られないこともありますのでご了承ください。】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=1639
環境省 報道発表資料−平成12年4月11日−マングース駆除モデル調査の結果概要について
環境省報道発表資料−平成12年4月11日−マングース駆除モデル調査の結果概要について@環境省
動物愛護同人「ねこの事務所」
一級愛玩動物飼養管理士です。
ご紹介したサイトは私のサイトで、基本的に猫のサイトなんですが、
掲示板ではどんな動物のことでも大歓迎ですよ(^-^)/
さて、マングースですが、これは食肉目ジャコウネコ科に属する動物で、
たまにミーアキャットを飼っている人がいますが、
あれなんかがわりと近い種類です。
マングースの食性は、肉食目ですから当然肉食なんですが、
現実はハブと戦うマングースなんていうイメージからは結構遠く、
沖縄の野生マングースの糞からは、昆虫類などが最も多く採取されています。
だいたい、糞中から推定されるマングースの食べ物は、
約8割が昆虫、クモ、多足類。
他の動物質は1〜2%検出されるに過ぎません。
むしろ植物を食べたカスらしいものの方が、
それより若干多く検出されたりすることもあります。
沖縄では、シマグワの実などをちょこっと補食しているみたいですよ。
かわいいですね(^-^)
行動はこの種の肉食動物には珍しく昼行性がみられ、
昼間に群れを成して移動している様子などが報告されています。
沖縄なんかでは「マングースの生態ショー」みたいのがあるそうですが、
実際はまだ不明なところが少なからず残っている生き物です。
さて、飼い方なんですけど、これはまだ実際の個人飼養例が少ないので、
種類の近いミーアキャットに準じてやっていくしかありません。
こうした飼養例の少ない動物の場合、困るのが病気になった時なんです。
獣医師が対応できない。これが一番困ります。
そんなわけで、もしマングースを飼ってみたいとお考えなら、
まず繁殖や飼育に慣れた「自称専門家」ではなく、
マングースまたはミーアキャットについて臨床経験のある獣医師。
これを探してください。自称専門家に教えを請うのはその後です。
ペットショップなどに頼るのは最もお勧めできません。
どうしてもペットショップしか頼るところがなければ、
できるだけ「一級愛玩動物飼養管理士」資格を持つ従業員を
指導的立場に置いているお店を選んでください。
そうすれば、いざという時には「管理士会」人脈で
本物の専門家を探すことが僅かながら期待できます。
そのほか、何かご質問ご相談がありましたら、
上でご紹介したサイトの掲示板に、お気軽に書き込んでくださいね。
私自身で即答できないことでも、一応野生動物関係の学会に所属していますので、
たいていのことは調べてお答えを差し上げることができると思います。
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