まず、インターナショナルスクールは日本の法律では「学校」として認められておらず、インターナショナルスクールから高等学校へ進学する際には中学卒業程度認定試験に合格する必要があります。中学校卒業程度認定を受けたとしても、高等学校への入学許可は校長裁量であるため、拒否はあり得るかもしれません。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mingakko/cf_kenpou.html
〔教育を受ける権利と受けさせる義務〕
しかし、公立小中学校への入学を拒否されるのは考えにくいです。その根拠は憲法の規定です。
神戸市学齢児童及び学齢生徒の就学に関する規則です。入学を拒否できるような条文はないはずです。。
私は神戸の事情をよく知りませんから、
あくまで原則論しか書けないのですが・・・・。
まず基本的に、義務教育年齢にある日本国籍の児童生徒は、
就学猶予措置がとられる特殊な例などを除いては、
必ず住民登録をしている自治体の公立校が受け入れます。
それは、
日本国憲法
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、
その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2 すべて国民は、法律の定めるところにより、
その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。
義務教育は、これを無償とする。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
とされているからで、この権利と義務は
編入前の就学歴によって影響されるものではないからです。
たしかにインターナショナルスクールからの公立小中学校への編入には、
それなりの手続きがあると思います。
しかし、たとえ学校教育法で小中学校の扱いを受けない学校からの転校であっても
編入は基本的に対応する年齢に合った学年に行われるのが通例ですから、
そのへんも心配することはないはずです。
公立高校へは基本的に学校教育法に定める高校相当の学校からの転校が前提となりますが、
インターナショナルスクールからの編入であっても
海外帰国子女の編入と同じ職権による認定で編入試験が認められるはずだと思います。
詳しいことは神戸市教育委員会に問い合わせてみてください。
勉強になります。ありがとうござました。
先ず、これはご存知かと思いますがいちおう押さえておきましょう。
(説明)
??これまで、インターナショナルスクール卒業者や外国人学校卒業者については、中学校卒業程度認定試験や大学入学資格検定の受験資格が認められておらず、進学の道が制度的に閉ざされていたが、平成11年度の制度改正により、これらの者について中卒認定試験や大学入学資格検定試験の受験資格が認められ、日本の高等学校や大学への進学が可能となったところである。
つまり、途中でも中学段階(9年)を終えていれば、中卒認定試験を経て高校受験はできることになります。
さて、それ以前の中途退学の場合ですが、
↓
大阪のYMCAインターのサイトです。
ページ中ほどに、
>日本国籍を持つお子様をこの学校に入学された場合、文部科学省によって定められている日本の義務教育は受けられないということに十分ご注意下さい。そのため、もしお子様が日本国籍をお持ちなら、義務教育を免除するという教育委員会からの公式な許可が入学前に必要となります。本校の生徒の保護者の方には、法的な対応を各自の責任において行なっていただかなければなりません。
一度は日本の義務教育を放棄している訳ですから、かなり厳しいのは事実かと思います。
ただ、
↓
http://www.sweetnet.com/image2/inter2.htm
インターナショナルスクールのメリット
(ページやや下がったところに)
>?小学校3年の秋に、お嬢さんをインターから公立小学校に転校させ、私立中学へ進学させた人
これは東京の例ですが、こういう例もあるようです。
結局、神戸市の教育委員会に直接お問い合わせになるのがいちばんかと思われます。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/
神戸市:URL移転のご案内
神戸市教育委員会のホームページ です。
メールアドレスもありました。
以下、ご参考までに。
↓
http://www.sweetnet.com/interschool.htm
インターナショナルスクール
色々考えさせられました。結局は本人と家族の努力がなければ、なんでも中途半端になるということを今一度考えさせられました。ありがとうございました。
先ほどの私の解答に対するtoroiさんのコメント、
>色々考えさせられました。
とあり、正直ホッとしております。
実は、東京のアメリカンスクール(ASIJ)にお子さんを通わせている友人が二人おります。
どちらも父親アメリカ人、母親日本人という家族です。
両方ともに子どもたちは日本生まれの日本育ち、父親も日本語が堪能だったこともあり、すべて英語の環境にいきなり入って、当初は言葉の問題で相当にストレスがあり、なかなか学校になじめず苦労されたようです。
最近は、両親とも日本人という方もそれなりにいらっしゃるようですが、性格による個人差があるとはいえ、いわゆるハーフのお子さんでもそういうことが入学当初からの問題としてあることを、先ずお知らせしておきます。
(もう一点、ASIJの場合ですが年間200万は必要だと友人は嘆いていました。)
次に、これはもう十分ご承知のこととは思いますが、インターは英語力という上で大きなアドバンテージになることは間違いないでしょう。けれども一方で、卒業後も日本で日本人として生きていくとしたら大きなハンデとなる面も無視できないと思われます。
そうした将来を大きく左右する問題を、就学前に親の意志だけで決定づけてしまってよいのだろうかという素朴な疑問が私にはあります。
これはまさに私見になりますが、いわゆるお受験ブームにも同じことが言えると考えています。
もちろん親としては子どもに対して少しでもよい環境を、と願ってのことでしょう。
けれどもそれは、反面子ども自身の意志による将来の選択肢を確実に狭めることにもなる、と私は考えます。
さらに、自我が育つ小学校段階で、いろいろな意味で恵まれた子どもたちばかりの環境で育つことに対する疑問もあります。
小さい時にこそ、社会にはいろいろな子がいて、さまざまな家庭があるということを、実感として肌で感じながら育って欲しいのです。
それは「知識」として学習したこととは決定的に異なるように私は思うのです。
話がすっかり脱線して余計なことばかり書いてしまいましたが、
上記URLを含めて、関連サイトを紹介しておきますので少しでも参考になれば幸いです。
http://www.globaldaigaku.com/global/ja/schoolsearch/based/inter/...
グローバル大学ドットコム:日本国内の学校検索 - インターナショナルスクール (関東以外の学校編)
「日本のインターナショナルスクール (関東以外の学校)」
「インターの位置付け&バイリンガル」
「2004年度版 帰国生への学校案内《関西》」からの転載
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4900320757/hatena-q-22
Amazon.co.jp: 全国版 インターナショナルスクール活用ガイド: 増田 ユリヤ, オクムラ書店編集部: 本
最後に本の紹介です。
『全国版 インターナショナルスクール活用ガイド』
『ここが知りたい!インターナショナルスクール入学準備...』
本の紹介です。
では、これで。
長々と失礼致しました。
沢山のご意見ありがとうございました。
参考になります。ありがとうございました。