米を作って出荷して、お金が貰えます。なので、地方によって、出荷時期が違うので、出荷が終わったらというタイミングではないでしょうか?だから、途中で、枯れたり、脱穀・乾燥といった作業の途中で、不具合があると値段がさがったり、売れなくなってしまいます。
通常JA系統への出荷の場合、「仮渡金」というシステムになります。JAの集荷の際にとりあえずこの金額が入ります。今年のようにその後より高値に相場が動いた場合、改めて差額が支払われる筈です。
なるほど〜。
わかりやすいページですね。ありがとうございます。
追記です。流通の話が出てましたので。
来年4月からは流通制度が変わる筈です。
これによって、基本的に小売業者はどこからでも米を仕入れられるようになり、これが価格形成に影響しそうです。
問題は農協系統の組織がどのように動くかですが、一応今までのシステムを踏襲すると思うのですけど、市場評価が高い産地などはJAにおいても直接販売を強化してくるのではないでしょうか(現在の計画外流通米扱い)。
つまり、今よりも生産地によって農家の収入格差が広がると思われます。
また、米の世界にはブローカー的な業者も多数存在する為、現在でも農協よりも高い引取価格を提示することで庭先から買い付けていくケースも少なくないようです。
大規模な米専業農家が多い地域では(秋田県大潟村など)生産農家が集まり、自前で精米・袋詰等の機械を保有し、直接消費者や小売店等に販売しているケースもあります。このようなケースは販売時に収入を得ますね。
何にせよ、”一般の”というレベルの米農家は厳しくなるのではないでしょうか?現在でも専業では無く、自分の所で食べる分の余りを農協へ出荷するというケースの方が断然多く、収入は会社勤め等がメインという方が多いと思いますが、今後はコメで収入を得ようと考えた場合はかなり真剣に取り組まないといけないでしょう。
そういった考えで取り組んでいる生産者は都道府県の農業会議などに属して真剣に農業をやっておられます。こういった方は農地を借りてまでお米を作ったりされてます。
お米のブランド化による地域格差が広がっていますね。
確かに専業で行っている所ってかなり少なくなってきてて、
お父さんは会社勤め+繁忙期に作業に加わる。
お母さん&おじいちゃん&おばあちゃんが普段の主力って所もありますしね。
コストを削減し、ニーズに合わせ、未来を読み、誇りをもって生産にあたる・・・。
会社を経営するぐらいの気持ちで取り組まないとこの先大変な業界ですね。
お米屋さんへ直に流れる事もあるんですね。勉強になります。
JAにはあらかじめその年の出荷分の予約をするってのも初めて知りました。数量を見誤ると自分ち用に残しておくお米が少なくなってしまうわけですね。