スーツの上着のポケットに手すりを引っかけて破いてしまいました(泣)。こういうのって修理できるんでしょうか。修理前、修理後の写真の載った（お店の）サイトなどあれば教えて下さい。直せそうか比べて見て判断したいと思います。

修理が難しいというと「切れた」だけではなく「欠いた部分がある」のかと思います。

かけはぎの加工例を掲載しており、遠隔地から依頼できるページをご紹介しておきます。。

同上。

結論から言うと修繕可能です。

どの程度の破れ具合かという点とどこまで綺麗に修復するかによって値段が変わってきます。

素人が見て分からないレベルまで修復するのであればもう一着スーツが買える金額になる場合もあります(店によりけりですが)

一度見積もりを出してもらって検討されたほうがいいかもしれません。

グーグルのイメージ検索で「かけつぎ」・「かけはぎ」で検索してみるともっと参考画像があります。

写真入りだとこんなサイトが。

こんなんもけっこうタフなのでご紹介。

　アルコールの禁断症状に苦しむ元刑事の枕元には、頭の天辺から爪先

まで、選りぬきの逸品が収められた、大きな衣裳ケース……その翌日、

さっそうたるファッションで登場する伊達男（イヴ・モンタン）……こ

れぞ「ルイ・ヴィトン」の名を（男たちに）知らしめた名場面でした。

　映画《仁義 19701212 仏》のあと、私も３０年前、あなたと同じ経験

をしています（胸ポケットの入口から縫い目のない部分にかけて直線で

約７センチ）。仕立ておろしで、色柄ともに気に入っていたので、早速

かけつぎに出しました。いまも着ることができますが、他人の目は誤魔

化せても、自分にとっての不本意なイメージは消えないのです。

　かけつぎの費用は（今なら）１万円前後だと思いますが、職人の技術

がバラバラなので、予想以上のできばえになることはありません。

（自分で補修云々はダメです。取りかえしがつかなくなります）

　あなたのスーツが数万円の既製品ならば、迷わず捨てることをすすめ

ます。ただし、あなたにとって重要な思い出を秘めているなら、記念品

として保存すべきでしょう。

　私の（４０年来の）ダンディズムは「一ヶ月の月収で身なりを整える」

ことが基本でした。それ以下ではみすぼらしく、それ以上だと分不相応

に見えるので、経済学であるよりも男の美学にかかわると考えたのです。

　ただし、いままでのところ賛同者に出会ったことはありません……。

かけはぎで直せると思いますが。