「熱学思想の史的展開」という本を読んで
エントロピー形成までの概念はわかったのですが、
そこからボルツマンが何故統計力学を用いた
記述へと移行していったのか、
またその後量子力学までつながる
歴史的な思想はどのように変わっていったのかがよくわかっておりません。
そのあたりのことを詳しく記述してある
ページまたは本(英文でも構いません)をご存知でしたら
ご紹介頂けないでしょうか。
どうぞ宜しくお願いいたします。
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/borutu.html
ボルツマン - 哲学的な何か、あと科学とか
以前ここを読んでへえー、と思ったもので…
どうでしょうか。
マクロ(熱力学)を説明するにはミクロ(量子力学)が必要になるので、
熱力学と量子力学のちょうど橋渡しのような統計力学を研究したのではないでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791760166/hatena-q-22
Amazon.co.jp: ボルツマンの原子―理論物理学の夜明け: デヴィッド リンドリー, David Lindley, 松浦 俊輔: 本
歴史的背景としては、当時は全く認められてはいませんでした。
量子力学が認められ始めたのはボルンが出てきてからですから、学会でいじめられまくっていたボルツマンが自殺してから10年以上あとのことです。
http://homepage3.nifty.com/oya2/physics/qed/qed.htm
量子力学の歴史 (オヤオヤ文庫)
その辺の歴史がのっています
量子力学の形成期の歴史について
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569633706/hatena-q-22
Amazon.co.jp: [図解]量子論がみるみるわかる本: 佐藤 勝彦: 本
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN0130005X
NACSIS Webcat: shosai
古いし品切れみたいですが、もし図書館などで手に取れるようであれば、天野清『量子力学史』(中央公論社、1973、原著1948)はどうでしょうか。
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA56725395
NACSIS Webcat: shosai
それから、これも古いですが、高林武彦『量子論の発展史』(2002、原著1977)なんかもあります。
2度目の登場で失礼します。
もしほかにも情報を得たいようであれば、科学史メーリングリストという、科学史研究者が参加しているMLがありますので、そちらで聞けばおそらくより詳しい情報が手に入るかと思います。
わざわざ有り難う御座います。
こちらも参考にさせていただきます。
本件、まとめての御礼で申し訳ありませんが
まずここまでいただいた情報で調べ、その後
またご質問するように致します。
皆様有り難う御座いました。
有り難う御座います。
高林さんの本は是非見ておきたかったので
助かります。