生物学者リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)の

これらのリンク先を見る限り霊とも違うことが分かります、2つ目のリンクを見れば前キャンセルされた質問でウィルスが同とか、勘違いされていた理由がわかると思います

要するに、文化や伝統、風潮などの情報がDNAを解さないで伝わっていくための機能が生物の脳の中には在ってそれをミームだといってるんでしょうね

ミームというよりは「ミーハー」って言うのもこれの一種かなと思ったりしますが

霊と言うよりは、「集団意識」「倫理」「流行」「道徳」などに近いかと思います

『考え方』や『行動決定』に大きく影響する大きな力であって『記憶』や『本能』とはまた違うことからこうした定義になったのではないでしょうか？

meme君の媒体は「情報」です。

「情報」は脳にとどまる事もありますし、ネットを介してHDにとどまる事も、本や音楽CDに姿を変える事もあります。

「情報」自体が進化する方向について考察した結果、その単位としてmeme君が登場したわけです。

その結果、遺伝子を介さない伝達が発生する、つまり人間と動植物、または地球外生命体や自然自体とのmeme君の

伝達が発生すると言う事です。

今回取り上げられた「霊」は情報を伝達する物か。

これは「霊」が存在するのか、との議論から調べる必要があるわけですが、

「霊」とはこんな物である、というmeme君は確かに存在するわけです。

結果、「霊」と言うmeme君は存在するが、

「霊」はmeme君の事では無い。と言う事になります。

木や雲や水がmemeか、それは違います。

（ただ、哲学的に突き詰めていけば、それらをmemeと呼ぶための理屈はひねり出せます。

一般的なmemeでは無いと言う事です。）

それはさておき、今回問われています、「霊」は

もし、一般的に言うところの霊が存在する、つまり「生前の意志を持った霊体が現実に存在する」と

仮定する場合、結論は次のようになるでしょう。

memeは情報の単位です。

「霊」が伝達されなかった「情報」を次の者に対して伝達するなら、memeと呼べるでしょう。

つまり、枕もとで、霊が「わしはXXに殺されたのじゃ〜」と言えば、彼はmemeでしょう。

しかし、存在する「霊」が「情報」を伝える手段をもたない、または受け取る側が強制的に情報を取り出し（霊媒師を使う等）

ても、「霊」からの情報が何も得られない場合、その「霊」はmemeと呼べないでしょう。

自称霊媒師が霊を感じないのに「ここに霊がいる！」と言った時、

たまたまそこに霊がいても、その霊はmemeではないでしょう。

「進化する情報」が対象から取り出せたとき、その対象はmemeと呼べるでしょう。