平均サイズ30KBのファイルが約300個入っているフォルダが計360個あります。
(ファイル総数:107,208個、総サイズ:3.19GB)
これをEasy CD & DVD Creator 6 の Creator Classicで DVD-Rに [トラックアットワンス―ディスクを終了する] で、
ファイルシステムを以下の3パターンで書き込みました。
- ISO9660
- UDF(UDF Bridgeをサポートする)
- UDF(UDF Bridgeをサポートしない)
書き込み完了したDVD-Rの全ファイルをWindowsのcopyコマンドを使用して「DVD-R」→「ローカルHD」にコピーした場合、
ISO9660で作成したものは30分程度でコピー完了するのに対し、
UDFで作成したものは3時間以上かかりました(UDF Bridgeのサポートする/しないによる差異はありませんでした)。
「サイズの小さなファイルを大量に読み出すのはUDFが遅い」ことは現象から推測できるのですが、
技術的な解説となる情報を探しています。
よろしくお願いします。
(環境)
OS: Windows 2000 Professional
DVDライター: Pioneer DVR-S502
OSTA Universal Disk Format Specifications
汎用フォーマットであるので当然オーバーヘッドやプラットフォームによってもパフォーマンスは異なるものかと思います。よって、一概にISO9660より遅いということも言えません。
上記URLに、UDFの仕様についての情報があります。
ここからUDFの特性をみられてはいかかでしょうか。
http://www.softarch.com/jp/UDFproductlistJ.htm
UDF Products List Japanese
UDFのバージョンによってもいろいろと違います。
私はDVD-RAMを使ってますが、フォーマットとして、UDF 1.5,UDF 2.0, FAT等が使えますが、
正確に計測したことはありませんが、体感的にはかなり速度が違います。
小さいファイルが多い場合でも、UDF 2.0が速度的も早いですが、UDF 1.5はかなり遅い感じです。
>UDF Bridgeにしない場合も遅いのです。
これは、UDFに対応しているプラットフォームではどちらの場合もUDFとして読むため速度の違いが出ないのでしょう。UDFの方が上位のフォーマットですから。
フォーマット的にはISOとして読めるようにするための余分な情報がついているという感じでしょうし。
技術的な情報はやはり既に回答のあったOSTAの情報ぐらいしか見つかりませんでした。
これを読んで理解するしかなさそうです。
DVD-RAMの場合はUDFのデバイスドライバによる性能の違いもありそうですが、今回の環境はUDFのデバイスドライバをインストールしていないWin2000のネイティブな環境で、メディアはDVD-Rを使用しています。
UDFのバージョンは、Win2000のネイティブな状態で読み込みができて、ドライブのプロパティでUDFと認識されているので、1.02か1.5ではないかと思います。(ここの記事を参考↓)
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/special/dvdram_review/dvdram_r...
やはり確実なのはOSTAの仕様書を読み解くしかないのですかね……。
もう少し質問を続けます。
もう少し具体的な説明をお願いします。
UDF Bridgeが「UDF(1.02?)」と「ISO9660」両方の管理情報を持つ「汎用フォーマット」なのでISO9660よりも読み出しに負荷がかかるというのであれば理解できるのですが、UDF Bridgeにしない場合も遅いのです。
あと、UDFの仕様は該当しそうな箇所を教えていただけるとありがたいのですが……。